九玉伝
テクノソフト 発売日1986年冬 プレイ機種 PC-8801版
「九玉伝」とは、この9つの玉の封印が解かれると人間界に魑魅魍魎どもがはびこるという、人間界と悪霊界を遮る9つの玉にまつわる伝説である。
そして、例によって(笑) 悪霊界の王「龍鬼」がこの封印を破ってしまった。だからもう、まわりは妖怪だらけになってしまう。そこで満福寺で修行中の兄弟の小坊主の「ちんねん」と「そんねん」が妖怪を退治し、9つに玉を手に入れ封印を元に戻し、平和のために冒険の旅に旅たった。
2人同時プレーができるって言うのはやっぱり楽しかった。
当時としてはグラフィックが凝っていた。建物、ダンジョンの中、色使いが良かった。
たくさんのかわいい感じの敵妖怪キャラがそれはそれでいい感じだったとおもう。
当時としては広大なマップが良かった。最近は「ただただ広大なマップ」などと悪い意味で書かれる事も多いが、バランスの取れた広大なマップはなかなか作れるものではないし、手抜きの狭すぎるマップよりはいいにきまってる。
日本的なゲームであるのが、ありがちな西洋風ゲーム(例えばフ○ルコムのアクションRPG軍団)と違って新鮮であった。アイテムは「持物」、セーブは「保存」、日本的な感じを損なわないようにしていた。
ただ、2人同時プレーの難点であろう、画面のスクロールがしにくかった。二人が近くにいないとスクロールしなかった。
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