リトル・コンピュータ・ピープル
ポニー キャニオン 発売日1987年12月5日 プレイ機種 PC-8801版
別に、むちゃくちゃほしいソフトというわけではなかった。ただね、すごく気にはなってたんです。今までにないゲームだったし、なんか、ほんとに肩の力をぬいて暇な時にできそうなゲームでしたから。で、発売から2,3年たった後、大学受験のために大阪に来た時に、難波のアイツーという店で見かけたのでなんとなく買った。
『我々はコンピュータのバグともいえる突然の故障を何度も経験した。そしてだんだんとコンピュータの中に何かが住んでいるのではないかという疑念が起こってきたのです。研究者たちの追い出し作戦はうまくゆかず、そして考え付いたのが、一種の友好条約を結ぶことで快適な環境を作って誘い出してやることでした。そして3階の美しい家がディスク上に作られ、ロードされました。そして固唾を飲む研究者たちの前でドアのベルが鳴り、かわいい女性が現れたのです。そして荷物を取りに行ってから、その女性は犬とその家に住み着いたのです。その日からその女性に関する研究が始まりました。』マニュアルより。
というわけですが、まあ、なんというかストーリーはあんまり関係ないでしょう。要するに環境シミュレーションで、ある程度のコミュニケーションを取るけど、基本的には見てるだけというやつですね。
要するに、3階建の家に住んでる人の生活を観察するゲームです。(こう書くとなんか悪趣味だね)住んでる人は、テレビを見たり、本を読んだり、食事をしたりするし、こちら側から、ピアノを弾いてもらうように頼んだり、手紙を書いたり、ゲーム(トランプ)の相手をしてもらったりもできる。食事や水はこちらが与えないとだめで、あげないと病気になって寝込んでしまうらしい。
といった感じで、要するにディスプレイの中にペットを飼っている感じといえばわかってもらえるんじゃないかな。(人だけど)
こういう感じのソフトはこれまでにはなかった・・・よね。しいてあげれは、アスキーのエミーが若干似てる気がしないでもないが・・・、ぜんぜん違うな。やっぱり。最近のたまごっちなんかが似てるといえるかもしんない。
アメリカでは結構話題になったらしい。でもアメリカでは住んでる人はおじさんだったらしい。なんかすごいね、それはそれで。
このソフトを買ったのは、90年か91年くらいだと思うんですけど、実は買ってからずーっとやらなかった。特に理由はないんだけど、こういったゲームのせいか、買いはしたものの、ほったらかしにしてた。
そんで、97年5月になんとなくやってみようという気になって(発売から数えると10年経ってるね)立ち上げてみたところ・・・!! 動かんではないか! ああ、もう。始めっから壊れてたのか、10年という年月の間に壊れたのかはわからんけど・・・。
ああ、不思議だよね。今までちっともやりたいと思わなかったソフトなのに、できないと分かるとむしょうにやってみたくなるよ。でも無理かなー。ポニーキャニオンにいまだに在庫があったり、修理できたりはしないよなー。やっぱり。ああ、もう。
ところでこのソフト、ログイン88年1月号の記事によるとファミコン版も発売されたとあるけど・・・本当なのかな。見たことないけど。
僕の心の偏差値 50(やってないので可とも不可とも・・・)
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