エアーマネジメント2
光栄 発売日1993年10月1日 プレイ PC-9801
学校の友達の橋本君(仮名)と一緒に日本橋に行った時に彼が、このエアーマネジメントUを買うといいだした。航空会社の経営シミュレーションなんてなんだかイマイチ面白そうではなかったので、「やめときーよ」といったんだけど、彼は買った。その時私の脳裏には、87年頃ログインの広告に乗っていたチャンピオンソフトの「ヤングエグゼクティブへの道」というソフトが浮かんでいた、、、(^^
それでそのあと、その彼に妖撃隊か何かを貸してあげた時に代わりに貸してもらったとおもいます。しばらく遊ばなかったんだけど、友達が遊びに来た時にやることがなかった時に、そういえばあれが有ったな。って感じで遊んでみた。意外と面白かった。
エアラインを拡大し、ライバル会社を倒し、世界一の航空会社になることを目標として戦います。自分の会社も含めて全部で4社で、4人まで同時プレーできます。人間が操作しない分はコンピューターが担当します。勝利条件はレベルによって異なりますが、世界の地域が幾つかのブロックに分けられていて(北米とかアジアとか、ヨーロッパとか)その「何ブロックでトップになること」のような感じで決められています。
ジャンボが離陸するアニメーションが表示されるとゲームスタート。でも、重要なのはその前の本社の位置を決める時かな。はっきりいって儲からない地域に本社を置くと大変。そのブロック内では全然収益が上がらないってことになりかねない。そういう時はとっとと他のブロックに進出して他のブロックで儲けるというのもできなくはないんだけど、勝利条件として本社の地域でトップにならないといけない事を考えるとやっぱりいただけない、、、。本社を置くならば、ヨーロッパか、北米か、アジアくらいでしょう。アフリカ、南米、オセアニアはかなりつらいです。それから次に本社を置く都市はもっと大事です。本社の地域内では本社のある都市からしかラインを引けない(ようするにその都市の空港がハブ空港となる)ので、人口の少ない島とか田舎の都市とかを選択するとそこ中心でエアラインを引くことになるので儲かりません(^^;やはり置くのであれば大都市の方が良いようです。これは、本社だけでなく、他のブロックに進出した時の支店にも言えることで最初にそのブロックに進出した都市がハブとなるので他のブロックに進出する時も少し先を見て進出しなければなりません。
このゲームで儲かるのは、やっぱりブロックとブロックを結ぶ長距離のライン!まぁ、長距離ラインは地域内での利用者数と関係ないんで、それだけではゲームには勝てないんだけど。でも基本的な作戦としては地域内のエアラインは「まぁ少し黒字が出れば良い方」程度に考えて、長距離で儲けて、地域によっては赤字のエアラインを支える。という感じのなるかもしれない。
そうそう、初めて遊んだ時にはけち臭く新しい飛行機を買わないで、いつまでもプロペラ機を使ってたら、燃費の悪さから儲かるはずのラインでも赤字になってしまい、最後は打つ手無しになってしまった。プロペラ機を何度も往復させるよりも大型のジェット機を1往復で済ませられるのに(^^;
ちなみにコンピュータの担当のエアラインは倒産してもどこからか資本の投入を受けて何度でも立ち上がってきますので、勝利条件を満たさないと勝はないです。
あと、古い時代の物から始めると飛行機の航続距離が短いので地域と地域を結ぶ長距離では思った通りのエアラインが結べない時も有りますが、そういう時でも本社とその地域の支店との距離だけでなく、支店間の距離も考えてやるといいです。本社とはラインで結べても支店間では遠すぎて結べないというのではせっかくドル箱になる長距離ラインを無駄にしてしまうことになりますから。
最後に不思議なのは、このゲーム、勝利条件が数地域で利用者数がトップになるということだから、倒産寸前でも利用者数トップをとれば(つまり赤字を出しながらも運行を続ければ)勝つんですよねぇ、、、それがほんとのかちなのぉ?
あ、でも思ってたよりも面白かったデス(^^)
僕の心の偏差値 56 (ごめん。意外と面白かったよ)
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