ダンジョンマスター
富士通/ビクター音楽産業 発売日1990年初頭 プレイ PC9801
私の一番好きなゲームはダンジョンマスターなんです。他にもウルティマ
とか、維新の嵐とか、大戦略とか今になってもやりたいゲームはいろいろありますけど(ウィザードリィはやらなかったんです)、ダンジョンマスターは私に一番合っていたゲームだと思います。
このゲームって本当にはまるんですよ。今も我が家に現存している、これを特集したログインの付録にも書いてあったことですが、まず魔法がすごい。24あるルーンを組み合わせて魔法を作るのは、とても面白いものです。ファイヤーボールを準備して階段を降りたらいきなりお化けがいて慌てて引き返したら穴に落ちたり、モンスターを追いつめ強力な毒霧の魔法をかけて叩きのめしていたら後ろから新手が出てきて自分が毒霧に追い込まれたり、毒を受けたので解毒剤を作ろうとしたら防御の薬を作ってしまいマナが足りなくなって死にそうになったりと、魔法なしではこの面白さはありえません。
あと、腹が減ったり怪我をしたりするのも面白い所です。一時期、食糧確保と訓練を兼ねて食べられるモンスターを倒しては自分
が決めた貯蔵庫に運んでいると、止められなくなって、あまりのアイテムの多さにゲームスピードが遅くなったこともあります。
また、持てる重さがキャラの能力によって決まっているのも良い。仲間が死んで骨だけしか拾えないときなんかは、いろいろ考えて使わなさそうなものを置いて、着るものだけでももって帰って、復活させた後武器が無いのに気がついて、弓使いの矢を借りて戦ったりもしました。ドアでモンスターを押しつぶしたりもしたし、落とし穴に落としたりもしました。
また、ヘルスとスタミナが別れていたのもゲームを面白くさせました。
でもやっぱりこのころ一番新鮮だったのは、リアルタイムだったことです。これによって謎解きも、戦闘も面白くなり、ゲームの矛盾も無くなったと思います。
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