GE・TENV
GE・TEN/ホクショー 発売日1997年12月12日 プレイ WIN95
バイト先に「結構前からパソコンのゲーム好きなんですよ」って人がいて、その人に「私の専門はファミコンじゃなくてパソコン(笑)」とか言ってたんだけど、その人が「最近のゲームはあんまり知らないんじゃないですか?なんかほしいのあります?」とかいうので、本当はそう慌てて買うつもりはなかったんだけど、とりあえずGE・TENUは、「やりたいなぁ、、、」と思いつつ遊んでなかったゲームだったし、Vもかなり面白そうだったので、「GE・TEN3がやりたい」と答えた。「じゃあ買いに行きましょう」ということになって、6月15日に日本橋のソフトランドぽち3号店で買った。そういう訳で全然懐かしくないゲームです(^^)
マニュアルはこういった感じの大作シミュレーションにしては超シンプル、、、それはもう不自然なくらいに(^^; 簡単なコマンドの説明と徹底解剖と題してゲーム中のいろんな要素(因果律、災害、英雄、政治制度、財政、外交、技術など)について説明が施されている、、、でもそういった説明をされても今一つ分かんないんだよなぁ、、、その辺は後で述べるけど。 うーん、この辺は光栄のゲームを見習って欲しいなぁ、、、光栄好きじゃないけど。
とりあえずゲームの目的は、選択した国が全世界と同盟をするか、または征服するか。このへんの同盟重視っていうのを見て、とっても面白そうに感じてたんだけど、、、うむむ。
作りが不親切です。ゲーム中も、マニュアルも。これが例えばコンシューマーに移植されたとき付くコメントは「いかにもパソコンゲームらしい」じゃないかな(笑) 各都市ではなにがどれだけ生産され、消費され、その価格はいくらかという大量なデータあるんだけど、、、それが何のことやらわかんない。なんて言うか、、、ただ表示されていうだけで、それをどうしたらいいのかわかんない。というか、見るだけでどうしようもないものこもしれないけど、、、そういうコマンドもないし、、、でも、かなり嫌。
また、このゲームで重要な技術を見るための因果関係表とかあるんですけど、これが見ずらい。大きな1枚の紙を見てるって感じなんだけど、技術同士の繋がりの線が、横や縦に画面を移動させると縦横に何本もあるから、どれとどれが繋がっていたのか、そもそもそれの前の技術は何だったのか、すぐに分かんなくなるんですよねぇ、、、
上で少し書いたけど、マニュアルにはこのゲーム中で表示されている祝福度とか、経済なんかについて、それがどういう物であったどういう事が原因で上下するかは書いてあっても、それがどういう風にその国に影響を与えるかは書いてない、、、つまり、祝福度を上下させる要因は分かっても、じゃあ、祝福度が下がったら(or 祝福度が上がったら)その国にどういう影響を与えるのかは全然わかんない、、、このゲームなにからなにまでこんな感じ、、、不親切。
それでもね、このゲームの勝利条件の同盟がね、このゲームの紹介記事を見て、一番面白そうに感じた同盟がね、ちゃんとしてたらまだ面白かったかもしれないのに、、、。
同盟までなんか御座なりなんだもん。マニュアルには同盟を申し込まれた場合ってあるんだけど、なかなか同盟申し込んでこないし(っていうか、一度も同盟申し込まれたことない)、こちらから申し込んだ同盟は、申し込む前からだいたいYESかNOかわかる。だいたい今から同盟を申し込もうと思う国が戦争をしていないと駄目で、同盟を申し込もうと思う国をA、そのA国が戦争をしている相手国をBとすると、自分の国がB国に宣戦を布告するのを条件にA国は同盟を受ける。それだけ。それ以外の状態の時には同盟は成立しないんじゃないかなぁ、、、。それに、相手国に同盟を結ぶための工作か何かが出来るわけでもないし、、、断られたらそれで終わり、、、何だかなぁ、、、同盟を結ぶための工作が何もできないっていうのはね、まぁ、戦略シミュレーションを突き詰めればこんな感じになるのかもしれないけど、、、。
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