信長の野望 将星録
光栄 発売日1997年3月21日 プレイ WINDOWS95
このゲーム、全然懐かしくない。というより、むっちゃ新しいっす。最初の信長の野望が発売されたのが確か83年だから、もう15年ですね。長いなー。とはいっても、戦国シミュレーションという点以外ほとんど共通点はなくなってるけど。光栄よ、もういいかげんにしろよ!このシリーズは、信長の野望、同・全国版、同・戦国群雄伝、同・武将風雲録、同・覇王伝、同・天翔記、そしてこの将星録という流れでだったと思う。もう7作目か・・・。ぼくは、全国版以降のものはやったことがなかったので、えーと、全国版が86年なので、おおむね10年ぶりの信長ということになるな。はじめはちっとも買う気なんてなかった。1990年以降の光栄のゲーム基本的に好きじゃないもん。買ったきっかけは、97年5月友達ん家に行ったんだけど、暇だった。そこで、この将星録をちょっとやったら結構面白くて、その後自分で買った。日本橋のソフトランドぽち3号店で買った。
マニュアル見てもストーリーらしいものは載ってないな。もう7作目だし、戦国シミュレーションにストーリーも何も・・・ねぇ。まあ、とにかく全国を支配下に入れればいいんでしょ。今回の信長では、国単位ではなく城単位となってる。
たぶん、この将星録以前から城単位だったと思うが、今回は、城を中心として、国の発展がグラフィカルにわかるようになっている。何か嘘臭いシミュレートというか、当時、デカイしろがあれば、ただそれだけで、ずーと遠くまで支配できたんかいという疑問が沸かないわけではないが、忠実なシミュレートではなく面白ければいいシミュレートを行う光栄だからそれで良いんだろう。マニュアルのはじめに、「当時の大名たちは、自らの城下を天守から見下ろしながら、天下制覇の戦略を練ったことでしょう。」とあるが、天守がない城なんていっぱいあったし、松永久秀が天守閣を築くまで、いわゆる天守閣はなかったんじゃないか?
そもそもすべての大名が天下制覇を目指してたわけではなかろうに・・・ごめん、このくらいにしときます。
うーん、まあ当然のことだけど、はじめの方は結構面白いです。信長シリーズをやったことある人ならばわかると思いますが、はじめの方はとっても面白くて、城が1つから2つになった時なんてなんか、超うれしいっす。いろんなとこで、イベントが起きたりするのもたのしいです。はじめのうちは。合戦もおもしろかったなあ、横槍ついたりして圧勝したりすんの。そうこうしてるうちに武将が増えるんだけど、はじめのうちは慢性的な人材不足のせいもあって、凡将でもすっごくうれしかった。いやほんと。調停に官位を頼むのも面白かったっす。もらった官位をひいきの武将にあげたりして。官位以外の調停のコマンドはあんまり成功しなかったんでつまんなかったが。こんな風にいろいろとおもしろかったんだけど・・・、ぜーんぶ始めのうちだけなんだよなー。あーあ。
だいたい城が4、5個になったら、ほぼ日本最強になる。城の数ではともかく内容では、もう負けないな。だいたいさ、コンピュータさ、ヘボすぎ!最初の信長から15年も経ってんのにさ、よえーよコンピュータ。すぐに横槍入れられる形で近づいてくんなっちゅうの。あとさ、国の発展がグラフィカルにわかるせいか、どうしても開発できる地形は開発し尽くさないと気が済まない。だから一つ城を取るたび、3年くらい時間を取られる。関東平野の城を取った時なんてどんなに時間がかかったことか。うん。それに大砲なかなか手に入んないし、手に入ったと思ったらすぐに壊れちゃうし。むちゃむちゃ弱い国のくせにこっちの脅迫に応じないし。1580年過ぎると新しい武将があんまりでてこなくなるから、みんなじじいになっちまうし。それに光栄のせいじゃないのかもしれないけど、音源がWAVE STARだと効果音しかならないし。コンピュータが強くて(というか人間臭くて)、最後まで面白いシミュレーションていうのはやっぱり無理なんだろうか。
僕の心の偏差値 54 (なんか・・・なんか、嫌なんだよねぇ)
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