シムシティー
イマジニア/フォアチューン 発売日1990年9月7日 プレイ機種PC-9801版
ログインの1989年16、17合併号(1989年夏)で、試験管都市シムシティーという特集が組まれた。それを読んでとっても興味を引かれた。僕は、なんて言うのかな・・・ちょっといじくって観察するゲームって好きだから。リトルコンピュータピープルとか(遊べなかったけど)。で、このゲーム今までのゲームの範疇におさまらないって感じで、とっても新鮮だった。その特集で、金盥シム郎という人の(笑)シムシティーのプレーの経過が特集の中にあるんだけどそれが面白い!!ちなみにその特集の町の最後は、『・・・そしてとどめは大地震だった。ズドンときたかと思ったら、町のいたるところから火の手が上がり、町は壊滅状態に陥った。その時、私はある事に気がついて、ハッとなった。これは世紀末のハルマゲドンではなかろうか。以前にもメガロポリスを目の前にして原発の炉心溶解が元で壊滅した都市のことを聞いた覚えがある。私の驕りに天の罰が下ったのだ。もちろんこれからこの街を復興させることはできる。大規模な都市再開発もできる。しかし、そのためには住民のみなさまの公僕として生まれ変わらなければならないだろう。ああ、いやだいやだ。バカバカしいから今日のところは家に帰って寝よう。』となっている。まあとにかく、この特集でとっても面白そうだと思った。日本での発売はこれから1年も後になる。で、発売後日本橋のソフマップで新品で買った。結構高かった。
ストーリーといっても・・・えっと、市長になって、その街を発展させる。発展の過程で、さまざまな都市問題が起こる。交通、発電、住宅、工場、環境、犯罪、災害、地価 etc。そしてそれをのり超えて街を作る。そうそう、あと、いろんな状態に陥った街を再建させるというシナリオもあったな。まあ、スーファミなんかでも出た有名なゲームだから説明するまでもないね。
街を発展させるゲーム。ほんとは別に発展させないでもいいのかもしれない。緑をたくさん残してこじんまりとした村を作るのもいいのかもしれない。でもゲームとしてやると、やっぱりどうしても発展させる方向でやってしまう。こうなると僕が始めに書いた観察するゲームじゃなくなる。いろんな問題がひっきりなしに起こるんで、その対策でけっこう忙しい。まあ、発展していく過程が面白いわけでもあるんだけど・・・ちょっとね、思ってたのとは随分違った。あとね、外国のゲームのせいかなぁ、いろんなシステムとか表とかちょっと分かりずらかった。音楽もなくて(?)超寂しかったし。達成感があんましなかったし。
そういった訳で、思ってたゲームと違かったせいかなぁ。1回目はけこう面白く遊んだけど、それだけ。2回目はやらなかった。やればね、面白いとはね、思うんだけど・・・。当然シナリオも一個もやってない。なんかもったいないなぁ。せっかく買ったのに。あと、数年後にシムシティー2000っていうのが出てる。やらなかったけど。それと、このゲーム、コピーしたフロッピーで遊ぼうとすると地震が絶えず起こり続けるんだけど、あれはプロテクトなのかなぁ。あとね、1回しかやってないから、なんなんだけど、ある程度大っきい街をつくるとなんか、むしょうに災害を起こして壊したくなる。あれは、子どものころ砂場や浜辺でお城なんかを作ったあと、最後はやっぱり壊したくなるのと一緒なんだろうか(笑)?
僕の心の偏差値 49 (なんか今となっては詰まんなかったのような気がする)
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