爆笑!!人生劇場
タイトー 発売日1989年3月17日 プレイ機種 ファミコンカセット
ここ1年半くらいファミコンを集めてきたんだけど、このゲームは昔から持ってたものじゃなくて、最近入手したゲーム。だから、「特に欲しい!」って感じで買ったものじゃなくて、持ってなかったからなんとなく買ったって感じのゲーム。買ったのは、今でもファミコンのカセットを結構扱ってる京都市左京区のファミコンショップ。
ちなみに今更ファミコンのゲームを集めてると、「壊れてる」とか「早くこっちの世界に返ってきて欲しいです。」とか「病院紹介しようか?」とか言われることもあります。そりゃ、全部が全部遊ぼうと思って集めてるわけじゃないけど、、、履かない靴を集めたりしてる人もいるし、、、、ねぇ。
まぁ、ようするに人生ゲーム。さいころを振って、子どもの頃から老後までのゲーム。
ゲームは必ず4人で遊ぶことになるので、何人が人間で何人がコンピュータかを決める。そのあとプレーヤーの名前、性別を決めた後、モンタージュで自分の顔を作るとゲームスタート。最近ではPSなんかの「デラックス人生ゲーム」でもプレイヤーの顔を作ったりするけど、きっとこのゲームが作られた10年前は、こんな風に顔を作れるだけでも楽しさが増したんだろうなぁ、、、なんて思う。やっぱ本物のボードゲームではそういうのはできないしね。(^^)
ゲームを開始して5分で思うことは、「ただAボタンを押すだけのゲームでは、、、」ということ。Aボタンを押してさいころを振ると、サイコロの目のマスに止まって、お金をもらったり払ったりしたり、あと、知力、体力、ツキの3つのパラメータが上下したりするんだけど、それだけ。要するに、何か自分で選択できる要素がほとんどないの。だから、この時遊んだ限りでは、勝手に小学校、中学校、高校と進み、高校卒業後は、勝手にプロ野球の選手になり、勝手に結婚させられた。プレイヤーは自分の番が来たらAボタンを押す以外、ほとんど何もできないから、勝ってても負けててもあんまり悔しくすらない、、、うーん、、、やっぱり最初に出た人生劇場だからかなぁ、、、最近作られたニンテンドー64版の人生劇場とかならばこんな感じじゃないと思うけど、、、あ、そういえば、ゲーム中にブロック崩しができたことは有った、、、でもまぁ、それくらいかな、、、。
それと、これは、人生ゲーム系のボードゲーム全体に言えることだと思うけど、はじめの方と終わりの方では、入ってくるお金の額があまりにも違うので、最初の方で溜まったお金なんて後半ではもう、全然関係ないって感じ、、、最初の方3000円とかなのに最後は「3億手に入れた!」とかなんだもん(^^;
えっと、ゲームそのものとは関係ないんだけど、この人生劇場のシリーズのパッケージに使われていたイラストは好きです。ファミコンの時の人生劇場1〜3と、愛の劇場のイラストは共通だったと思う。なんだか楽しくなるグラフィックで、しかもあんまりありがちじゃない絵で、いい感じだと思います。スーファミとか64の人生劇場でもこの絵が使われてたかな?
あと、ゲームを終わると、最近のゲームみたいに豪華なエンディングとか、各部門賞の発表とか、そういうのは全然なくて淋しい。終わった瞬間、4人のプレイヤーの所持金が表示されるだけ。それで終わり。そして、パッケージの中央にうつってる仙人みたいな人が一言「お金だけが人生じゃない」って言っておしまい。そりゃあ、そうかもしれないけど、さみし過ぎる上に、「それじゃあ今までなんのためにゲームやってたんだー!!」って言いたくなるエンディング、、、
個人的にはイラスト以外はあんまり見るべきところはなかったような、、、ただこれは、昔やったんじゃなくて完全に今の感覚でやっているから、もしこれを10年前に買ってやってたら少しは違った評価になったかもしれないとも思うけど、、、
僕の心の偏差値 45(ま、取り合えずはパッケージの絵だけね。)
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