商品化へのフローチャート

 

1.扇子の骨の決定

扇子の生地を張り付ける扇骨(竹)を決めます。

扇子は、通常の形では、開いた時、ほぼ160度位となる一般の形(中の骨の数が28枚)の物が多く利用され、かつ扇面にデザインするスペースが多いのでこの形が利用されます

他にも、粋な扇子とされる、扇面が短く、中の骨の数が多い(43枚)の物もあります

扇子の骨は、生成りの『白竹』と、染色の物(黒染、唐木染、紺染、その他)と、高級感をもたせる為に、両端の『親の骨』に、塗装を施した物等があります

2.サイズの決定

通常は、男持ちの扇子は長く、女持ちの扇子は短い物を利用しますが、お客様や、ターゲットの顧客層により、特に規定はありません

5寸5分(一寸は約3センチ)から、最も長い物で7寸3分までの商品を加工できます

3.扇面生地色の決定

扇子にはる扇面(生地)の色(指定色を含む)を、カラーチップ(dicチップ)で確認します

4.ロゴマーク、イラストの決定(色、大きさ)

ロゴマークや、イラストが決まりましたら、送付頂きます

メール等で送付頂く場合は、弊社が対応できるファイル形式は申し訳ございませんが

『jpeg』又は『gif』となりますので、アプリケーションソフト側で変換してから送付下さい

『MO』や、『CDR』等は、現段階では、対応できません。

既存の印刷物や、自身で書かれた物の場合は、郵送でお願い致します

(縮小拡大等は、当方で行います)

5.扇面レイアウト

フィルム上に起こした、1〜2点大きさ別のロゴを、扇面にレイアウトして双方確認の上決定していきます

6.プレゼンテーション

扇面(指定色)に、ロゴ・イラスト(指定色)を印刷し、確認頂きます

確認は、写真画像データを、メールにて送付するか、もしくは、時間があれば扇子完成サンプルを作って確認頂きます

(画像データのみでは、結構、現物との色目の違和感が発生します)

7.製作開始

全ての項目をクリアした段階で、製作を開始します

納期は、上記の確認作業完了後、約2週間〜3週間(繁忙期等は、別途ご相談)

8.完成

完成後、ご指定の場所へ、発送致します

扇子箱、扇子袋等オプションもあります