有限会社 大塚幾扇堂 ご紹介

経歴

 

1960年

上田扇子店として京都の絹扇子製造元で発足

貿易用洋風扇子を中心に、輸出商品を多数手掛ける

1990年

委託加工で、各種デザイナブランドのハンカチ扇子を製造開始

1998年

有限会社 大塚幾扇堂として法人化、現在に至る

1999年

インターネットでのプレゼンテーションを始める

 

企業概要

代表取締役 大塚 幾雄(おおつか いくお)

取引銀行 京都中央信用金庫

加入団体 京都扇子団扇商工協同組合 宇治市商工会議所

 

 伝統的工芸品『京扇子』を、さらに巾広い商品展開へとつなげて行く事が、弊社の使命と考えます

弊社では、商品の企画立案より、試作〜量産まで、一貫して独自の加工ルートを京都にて展開していますので、『より良い品物を』 『より迅速に』 『より安価に』得意先様へ納めさせて頂ける事と存じます

皆様のご支援、ご指導を何とぞよろしくお願い申し上げます


『布地扇子の加工風景』(一部抜粋で実際はこの3倍以上の工程があります)

『裁断』

扇面に折り込む際の『大きさ』に合わせて

トムソンで裁断します

 

 

 

『折り』

糊地にされた生地を一晩湿しをかけて

型紙に挟み込みながら折って行きます

折られた扇面は加圧して一日乾燥させます

 

 

『附け(組み合わせ)』

扇骨と、扇面生地を組み合わせます

片ばりといって、生地の裏面に糊を塗布

した扇骨を貼って畳み込んで行きます

 

 

『要打ち』

附けが完了後、紙の扇子と違って

後から要(扇子の開く中心)を打ちます

プラスチックと金属(風)のものがあります

 

 

『へり取り』

要を打って、先をきれいに裁断した後

生地の縁に、色目を合わせた和紙を

貼って生地のへりを整えます

 

 

『整形作業』

へり取りが完了した後、

『こなし』といって、扇子の形状になるように

プレスをかけて、整形し直します

 

 

『検品作業』

完成した扇子を検品します