Windows98 リカバリ on VAIO 505S

( updated on 99-4-9 )

  1. リカバリ用起動ディスクの作成
  2. fdisk による領域の切り直し
  3. Windows98 のリカバリ(505S 添付 CD-ROM によるリカバリ)

1. Windows98 リカバリ用起動ディスクの作成

VAI0 505 シリーズ専用 CD-ROM ドライブが市販されていますが,買うのはもったいないです。 CD-ROM ドライブが必要なのは Windows の再インストールの時ぐらいだからです。
インストール後はネットワークカードさえあれば Samba などでサーバの CD-ROM ドライブを使うことができます。
私は先輩から PCMCIA SCSI カード と 外付け SCSI CD-ROM ドライブ を借りてリカバリしました。 リカバリを行なう前に Windows98 上でこれらが正しく認識されるかどうかチェックします。
ちなみに,この SCSI カードは Windows98 に標準で組み込まれているドライバで問題無く動作しました。

Windows98 上で正常に使えない SCSI カード,CD-ROM はリカバリに使えないと思います。
逆に言えば,Win98 で正常に動作する SCSI カード,CD-ROM であればリカバリに使えるのではないかと思います。(私の推測ですのであしからず。)

まず,VAIO 505S で「PCCARD用 起動ディスク」を作成しておきます。
リカバリを行なうには,起動ディスクにて SCSI カード,CD-ROM ドライブを認識させる必要があります。
そのために SCSI カードに添付されているドライバを起動ディスクにコピーします。
私が使った APA-1460A の場合, ASPI2DOS.SYSASPICD.SYS が必要です。
これらのファイルは,APA-1460A に添付の ドライバディスク (2/2) にあるのですが,圧縮されているため解凍します。
MS-DOS 上にて,例えば次のようにします。 (私は別のデスクトップマシン上で行ないました。)
EXPAND.EXE は 同じドライバディスク (2/2) にあります。 各自環境が違うと思いますのでパスは適当に変えてください。

できた 2つのファイルを 起動ディスクの Cdrom フォルダにコピーします。 起動ディスクのルートディレクトリにある config.sys,autoexec.bat を 以下のように書き換えます。赤字部分が追加した箇所です。

config.sys


autoexec.bat はまりました ----- MSCDEX.EXE の /L オプションについて
/L オプションは CD-ROM ドライブのドライブ名(アルファベット)を指定するオプションです。
505 シリーズのリカバリディスク作成法のページをいくつか参考にさせていただきましたが, と書きなさいとなっていました。
昔の 505 シリーズでは /L:G でないとリカバリできなかったらしいです。
私はそのとおりに /L:G としてリカバリを試みましたが,CD-ROM を読みにいくところで失敗して(CD-ROM を読みにいってくれない)リカバリできませんでした。
冷や汗がでましたが,念のため作成しておいた「PCGA-CD5用 起動ディスク」の中身を参照して気づきました。よかったよかった。
そこで教訓。 作成した リカバリ用起動ディスク で VAIO 505S を起動し,CD-ROM ドライブが Qドライブ として認識できていることを確認します。


2. fdisk による領域の切り直し

私は Windows 98 と FreeBSD を共存させたかったので,4.3GB のハードディスクを以下のように分けました。 ハイバネーション領域を fdisk 的に確保すると,Windows98 と FreeBSD の両方でハイバネーションが使えるのでとってもお勧めです。
(購入時には,Cドライブのルートディレクトリに 「save2dsk.bin」というファイルがあり,これがハイバネーション用のファイルとなっています。)

fdisk で領域を確保しなおすとハードディスク上のデータは当然消滅しますので注意してください。

  1. まず,重要なデータは別のマシンなどにバックアップし,再システム構築がうまくいくようにお祈りします。(笑)
  2. 作成した「リカバリ用起動ディスク」で VAIO 505S を起動します。
  3. fdisk を実行して以下を行ないます。
    1. 現在の領域(購入時には 4.3GBすべてが 基本 DOS 領域となっている)を削除します。
    2. 基本 DOS 領域を確保します。私の場合は約 3GB。
    3. 作成した 基本 DOS 領域をアクティブにします。

  4. fdisk を終了し,再び リカバリ用起動ディスクでマシンを再起動します。
  5. ハイバネーション用領域を確保します。リカバリ用起動ディスクの Etc ディレクトリに「phdisk.exe」がありますので,これを用います。
      A:\etc\phdisk /create /partition
      
    次のようなメッセージが出ます。

      PHDISK 3.1s -- Phoenix NoteBIOS 4.0 (tm) Save to Disk Preparation Utility
      Copyright (c) Phoenix Technologies Ltd. 1995-98. All rights reserved.
      
      Save to Disk partition created successfully.
      
      Phoenix NoteBIOS 4.0 Save to Disk partition summary:
      
        68032K bytes good disk space required
            1K bytes in reserved sectors
            7K bytes available for bad block growth
      トトトトトトト
        68040K bytes total partition size
      
      
      The system will now be reset to allow the BIOS to
      recognize the changes. If the system fails to reboot,
      please reset the system manually.
      
      Press any key to reset the system..._
      

  6. 何かのキーを押してまたまた再起動します。
これにより自動的に ハードディスクの最後尾から メモリ搭載量+α のハイバネーション領域が作成されます。
ハードディスクをフルに使っている状態で phdisk /create /partition を行なうと既存のパーティション(ハードディスクの最後尾)が破壊されますので注意してください。

ここまでで,ハードディスクの領域はこのようになっています。

FreeBSD は 「未使用」となっている領域にインストールします。
ちなみに,FreeBSD のインストーラからも ハイバネーション領域は見えます。


3. Windows98 のリカバリ

「プロダクトリカバリ CD-ROM vol. 1 of 2」 に工場出荷時の状態が圧縮されて入っているようです。もう 1枚あるから リカバリには 2枚とも必要なのかな と思っていたのですが,1枚目だけでリカバリできます。
  1. VAIO 505S に SCSI カード,CD-ROM ドライブを接続し,作成した「リカバリ用起動ディスク」で起動します。
  2. 「プロダクトリカバリ CD-ROM vol. 1 of 2」を CD-ROM ドライブにセットして,リカバリを開始します。リカバリ用起動ディスクの Sony ディレクトリにある install.exe を使います。
      A:\sony\install.exe
      
  3. ハードディスクをフォーマットするか聞いてきたら,フォーマットしてください。 もちろん事前にフォーマット済なら再フォーマットの必要はありません。
  4. 30分ほどでリカバリは終了です。めでたしめでたし。
リカバリ用起動ディスク で起動した時のコンベンショナルメモリ不足が心配だったのですが, 無事にリカバリできました。


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