第1節 Circuit Speech とは・・・


   この節では、Circuit Speech とはどんなものなのか、について、かなりわかりやすく、そして簡潔に解説したいと思います。

                                              (Special Thanks to Yuka Ono, Doshisha university ESS)


☆ Circuit Speechとは?


       サーキットスピーチとは、相手が発表したスピーチをその場で要約する、というゲームです。

         
限られた短い時間でいかに自分なりに工夫してうまく要約できるか

    って事を競うことがこのサーキットスピーチで一番おもしろいところ。

       このゲームをすることで色んなことが学べます。

    まず、スピーチを発表することで
Presentation力、スピーチを聞き取るListening力、それを書きとめるDictation力

    要約する
Summary力、・・・etc・・・

       このような基本的な英語力をゲーム感覚で楽しく自然に身につけることができます。そしてこのゲームは
「カリーグ」

    呼ばれる2人一組のチームを組んで行うので、友達をつくれるチャンス!

    練習をすればするほど自分でも目にみえてうまくなっていくのが分かると思うので、みんなで一緒に頑張っていこうね!

     
(編集注:これは同志社ESSの1回生向けManualを引用させていただいたため、そのつもりでお読みください(^^;))


☆ 位置関係

       位置関係は下図のようになります。





←解説・・・


演壇・・・ここでスピーチをしたりサマリースピーチを
    したりします。

Judge席・・・このゲームの審判をする人たちです。
       通常2人。準決勝は3人、決勝は4人。

 ※1・・・Time Keeper。時間をはかる人です。

 ※2・・・Violation Check。みんなが発表するスピーチが
        提出した原文と違っていないかをチェックする人です。

  上の2人あわせてChair Personといいます。


この試合は、aさんとbさんからなる「かめさん」カリーグと、
        cさんとdさんからなる「うさぎさん」カリーグ

で行われます。(ここでは先攻を「かめさん」カリーグとします。
  


  このゲームの前提条件として、4人全員が3分30秒くらいで発表
できるようなスピーチをあらかじめ用意しておく必要があります。

   スピーチの書き方は、別冊子・・・(省略させてください。時間があればつくりますが(^^;))・・・ということで。


☆ ゲームの流れ

       表にすると下のようになります。(上段=先攻のかめさんカリーグ;下段=後攻のうさぎさんカリーグ)

@Speech DQA Session
(Answer)

          ←      3’30”     → 1’00” ←     3’00”   → 1’00” ← 1’30”→

ADictation B CQA Session
(Question)
E FS.S

                                   (B&E=Intermissioon)          (S.S.=Summary Speech)


<@Speech>

    先攻のかめさんカリーグのaさん(上の配置図と同じ人です)が演壇で、約3分30秒発表できるようなスピーチを発表します。

  英語の発音、抑揚はもちろん、ジェスチャーをまじえたり、自分なりに工夫して発表してね。

       ◎JudgeのPoint・・・ちゃんと暗記しているか、3分30秒以内に発表できたか、
                    発音、アクセント、抑揚(イントネーション)
                    ジェスチャー、アイコンタクト、表情、声の大きさ、など


<ADictation>

    後攻のうさぎさんかリーグは、aさんが発表したスピーチを書きとめます。ここで書きとった情報が、最後のサマリースピーチに

  生かされるので、耳に入ってきた単語をできるだけ書いていって多くの情報を集めて!

       ◎JudgeのPoint・・・書きとる努力をしてるか、ちらちらスピーチしてる人を見てあげているか、など


<BIntermission>

    後攻のうさぎさんかリーグは、お互いがどれくらいスピーチを聞き取れたかの確認をします。聞き取れたところ、聞き取れなかった

  ところを明確にして、次のQA Sessionに備えよう!

       ◎JudgeのPoint・・・カリーグ内で協力し合えているか、時間を有効に使えているか(Cooperation)、など


<CQA Session(Question)>

    うさぎさんかリーグのcさんとdさんが、交互に、aさんのスピーチの内容について質問します。聞き取れたところがあっているか

  確認したり、聞き取れなかったところをきいたりして、情報を集めます。ここでは、相手のスピーチをどれくらい理解しているのか、

  お互いに協力し合っているか、などがジャッジさんにみられます。

       ◎JudgeのPoint・・・発音、文法
                    相手のスピーチをどのくらい理解しているか(Understanding)
                    時間を有効に使えているか、協力し合えているか(Cooperation)、など


<DQA Session(Answer)>

    かめさんかリーグのaさんとbさんが、交互に質問に答えてあげます。親切に答えてあげようね

       ◎JudgeのPoint・・・発音、文法
                    自分達のスピーチをきちんと理解してできているか(特にカリーグの相方)
                    相手のQに対して適切な、わかりやすい答えをしているか(Kindness)、など


<EIntermission>

    うさぎさんカリーグのcさんとdさんは、QAでの情報を整理します。サマリースピーチをするための、最終的なうちあわせをします

  サマリースピーチをする人(この場合cさんとします)は、この時間に何をいうか落ち着いて考えて!


<FSummary Speech>

    うさぎさんカリーグのcさんが演壇にでて、サマリースピーチの発表をします。このとき、cさんやdさんのDictation用紙を

  持っていってもOK!サマリースピーチを聞いただけでももとのスピーチが理解できるようなものにしよう!いかに自分なりに

  工夫して作るか、そこがPoint!かつ一番おもしろいところ!Eye Contactやジェスチャーもまじえたりして発表してね!

       ◎JudgeのPoint・・・1分30秒以内に発表できたか、
                    発音、文法
                    相手のスピーチをよく理解して、要点をつかんでいるか、
                    スピーチらしい言い回し、イントロやオチなどが工夫されているか、
                    ジェスチャー、アイコンタクト、表情、声の大きさ、など




とまあこんな感じでゲームは進められていくんですが、以上でようやく1Roundになります。これを4回繰り返して

(4人全員がSpeech1回とサマリー1回をする)4ラウンドで1ゲーム終了。


ざーーっとした流れ、つかめましたでしょうか?


☆補足

おそらくでてきそうな質問に対して補足しておきます。


Q、サマリーする人って、いつ決めるの?

     これは、だいたいのカリーグが、最初のIntermissionで決めます。早めに決めたほうが、QAsessionや2回目の

   Intermissionの個々の役割がはっきりしていて、大変有効です。

     とにかく、相手のスピーチを聞く前に順番を決める必要はなく、Dictationのあと、聞き取れて自信がある、といった方が

   先にサマリーをするのがいいでしょう。


     ただし、準備してきたスピーチをどっちが先にDeliveryするか、は、カリーグ内であらかじめ決めておいてもいいでしょう。


Q、Judgeは常にParticipants(出場者)をみてるの?

      そう思ってください。ちょっとした動作もジャッジは見ています。もちろん、カリーグ2人で協力し合ってるか、とか、

   礼儀正しく相手のスピーチをきいてるな、とかは必ず見ているし、ちょっと首を傾げてみたりしたらジャッジは、あー、いま

   わからんかったんかな?って思うし、全ての行動はジャッジへのアピールになります。積極的にジャッジにアピールしていきましょう!

   (例えば、今の聞き取りにくかったよね?とか、今のはQの答えになってないよね?って目で訴えたり。)

      あ、でも、ずっと見てるからって、あまり勝敗には影響はないです。つまり、”Intermissionの点数”なんかつけないので。

    じゃあなんのためにアピールするのか、というと、ジャッジさんに好印象を与えるため。印象がいいと、紙一重の試合で

   勝てますから!(笑)



さあ、これでみなさんもサーキットスピーチについて理解できましたね?

できるだけ多くの大学ESSで、このすばらしいサーキットスピーチが広められていくことを祈っております。

Everyone! Let's enjoy circuit speech!



    ※今後も、サーキットスピーチに関する質問などを受け付けます。なにかございましたらこちらまで!


 参考資料:同志社大学ESSグループセクションSaturnサーキットスピーチマニュアル(Simple版) (Written by Yuka Ohno)
〃              Uranus          〃      (Simple版) (Written by Yuki Sakai)