言いたい放題25


 「写真工業」という雑誌に
 「ライカブームの七不思議」という記事があり、
 その中で、神立尚紀さんというカメラマンが
 ライカ愛好者には作法があって、
 相手のライカのフィルムの存否を確認するとか、
 目をつぶってシャッターを切り、感触や音を楽しむとか、
 色々書いてあり、思わず噴出してしまいました。
 ライカ教信者の人にも是非読んでほしいです、お勧めです! (^-^;)

 以下は私の脚色です、ジョークですよ、怒らないでくださいね。

  ライカ教に入信するには、
  現行機種では難しい、バルナックM3が望ましい。
  最近では、旧ソビエト製などのコピーライカなんかも認められやすい。

  ライカは目立つ様に首から下げること。

  ライカの匂いを嗅ぎつけると、スッと近づいて無遠慮に声を掛ける。
  信者は声を掛けられるのを待っています、積極的に行動しましょう。
    「M3ですか、良いですね」
        (ほっといてくれよ)

  持ち歩く時にはフィルム入れてはいけない
  自分のライカのシャッターを相手に切らせる。
    「シャッター切ってもいいですよ、フィルム入ってませんから」
        (何のためにカメラ持ち歩いてるんやっ)

  相手のライカのシャッターを切るときは、ファインダー覗いてはいけない
  目をなかばつぶり、耳元でシャッターを切って…
    「かたじけない、いい音だ、整備が行き届いていらっしゃる」
        (あのなぁ、なんのこっちゃ)

  相手のライカのシリアルナンバーチェックする事。
    「このナンバーは何年製の…」
        (どうでもいいやん)

  レンズ毎に何本も試し撮りして、うんちく用プリントを貯める。
  プリントは1時間仕上げのサービスプリントで構わない。
    「このレンズのこのボケ具合がどうのこうの…」
        (うんちく言うより、写真の仕上げに気を遣ってください)

  本番撮影には失敗の無いよう、別のカメラを使う。
        (たまには、本番撮影に使ってください)

 まあ、これも楽しみ方のひとつと言う事で、
 よろしいんじゃないでしょうか
 言いたい放題14の様な「開かずの箱入り娘」にだけは、
 してあげないでほしいと思います。


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