言いたい放題47
出番はそれほど多くありませんが、私もデジタルコンパクトカメラを持っています。
家族のお出掛けに、ちょこちょこ持ち出しています。
でも、フイルムのマニュアルカメラで撮っている時のワクワク感が無いのは何ででしょう。
デジタルが悪いと言う訳ではありません。
デジタルは大変便利だし、
単純に言えば、フイルムのかわりにCCDやCMOSの撮像子とメモリーが使われているだけの事。
フイルムの銘柄による色などの違いは、
撮像フィルタの特性、画像処理エンジンの特性に言いかえられるし、
フイルムで撮っても、今どきは、どこでもスキャニングしてデジタル処理だから、
デジタルでも気に入った色を出してくれるラボを見つければ良いと言う事になる。
銀塩写真は、処理の過程で出る廃液とか環境問題も関わってくるし、
デジタルに移行するのは時代の要求かもしれません。
でも、デジタルカメラは面白くない!!!
一言で言えば、カメラの作り方が私の求めているものと違う、
持っていて楽しい、愛着のわく道具では無いからなんですね。
50年以上前に作られた機械が、現役で動いていて、
すごく綺麗な写真が撮れるのはフイルムカメラだからですよね。
今使っているデジタルカメラが50年後に現役で動くか? あり得ないですね。
nikkei TRENDYnetの上質な時間(L-Cruise)に
「田中長徳さんに聞くクラシックカメラの知られざる魅力」って言う記事が載っています。
検索すればすぐに見付かると思います。
その中で、デジタルカメラって言うのはフイルムカメラの欠点を改良したもので、
フイルムを入れなくて良い、多く撮れる(何千枚も撮れる)、すぐに見られる・・・
けど、デジタルカメラを始めて、よく考えると、
不便だと思っていた点は、実はフイルムカメラの長所だった・・・
クラシックカメラでちゃんと撮れると、カメラが自分を褒めてくれている
そういう感覚が味わえる、とも。
その通り!! そうやそうや!! 楽しくなくてはあかん!!
フイルムを装填しながらワクワクしなければ、あかんのじゃぁ!!
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