言いたい放題8
1眼レフにおいて、最新のAF機をMFで使う…
これがなかなか曲者でして、
MFの時代には大口径の明るいレンズがいっぱいありました、
ずっしり重い大口径レンズは、
見ているだけでも「凄い!」って思ってしまいます。
私もフィルタ径72ミリなんて言うレンズ持ってます、
羨ましいでしょう!
明るいレンズはピント合わせもしやすいし、写真の出来も良いのです。
MFでは実際にf4より暗いレンズだと
ピント合わせが難しくなってしまいます。
暗いレンズではスプリットイメージやマイクロプリズムは、
ほとんど役にたちませんから、マット面でピントを合わせます。
とても見づらくて、大変神経を使います。
ところが、世の中AF時代になると、
暗いレンズでもピントが勝手に合うものですから
小型軽量化が進み、大口径レンズが姿を消してしまいました、
大変寂しい事です。
そして、暗いズームが主流となり、
暗いレンズでもファインダーを見やすくする為に
ピントマットの光線透過率を上げて
ファインダーを明るくしてしまったのです。
その結果、
MFでの精密なピント合わせを不可能にしてしまいました。
大変不幸な事です。
確かにファインダーは見やすいのですが、ピントがわからないのです。
そして、何よりも問題なのは
「ピントリングがやたら細い」とか
「無限遠/最短に当たってもピントリングが回り続ける」とか
「ピントリングの操作がやたら軽い/重い」など…
大変操作がしづらい!
一般に、現在主流のズームレンズよりも、
MF時代の単焦点レンズの方が画像がきれいだと言われています、
これには異論があるかと思いますが、私は同感です。
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