でも、ポストはありません。 またもとの場所に戻ってきてしまいました
「もぐらさん、ポストを知りませんか?」 「ぼくも一緒にさがしてあげるよ」
あった、あった、でもこんなかたちだったかな?
雪がちょこんとそこだけもりあがっていました。
せんたくやさんが手紙を入れようとすると、ポストがしゃべりました!
「ちがう、ちがうぼくの口だよ!」そう言って雪を払い落としたのは オニくんでした。
それから