トップベージの日記の写真にコメンタリーを付けてをまとめて掲載。 今回1/7下山むつみと製作中の秋山澪です。 材料はどちらも芯材からウエーブのエポキシパテ軽量タイプで作っています。 常に色々な素材を試しているのですが、入手製の良さや、性能、価格を考えると結局これになってしまいます。 混合前のエポキシパテは弱いながら毒性が有るので、キット製作や、小改造と言った用途で、少量を短時間使う分には、個人差は有るものの、素手での使用で問題が出る事は先ず無いと思いますが、造形の場合は長時間触れる事になるので、エポキシパテを練る際には、塗装作業にも使う、箱売りされているポリ手袋を着用する様にしています。 手袋をした状態で指で潰す様にパテを混ぜ合わせると、一発で手袋が駄目になってしまうので、混合時や、薄く伸ばしたりするのには、むつみの完成近くまではパスタマシンを使っていました。ただ、パスタマシンは、芯材作りやスカート部分の製作の様に大量のパテを必要とする場合は絶大な威力を発揮するのですが、金属製のローラーにパテがへばり付くのを防止するのに白ワセリンを塗布する必要が有り、塗布ししてもくっ付きが皆無と言う訳ではなく、使用後にはアクリルシンナーを染み込ませたウエスやキッチンタオルでの拭き取り掃除が必要で、場所もそれなりに取るので、澪を製作している現在はプラスチック製の粘土用ののし棒とダイソーで売っているカッティングマットをを使う様になりました。 粘土用のし棒とカッティングマットの組み合わせは、パスタマシンよりも多少腕力が必要ですが、事前に水を塗布するだけでへばりつきが防げるのと、汚れが酷くなれば気軽に使い捨てが出来るのでとてもお奨めです。 むつみの最初に撮影した写真です。撮影は2009年5月25日。 この時点で素体の大方は出来ていますね。 むつみと一緒に澪の素体を5月26日に撮影。 むつみは7月のWF向け、澪は10月のトレジャーフェスタ向けに、ほぼ同時に製作を開始していました。 5月27日撮影。前髪を作り始めていました。 6月18日撮影。むつみはこれ以降は完成するまで写真は撮影していません。 8月6日撮影。 トレジャーフェスタの版権申請締め切りが近付いてきたので、スカースカートと前髪を作り始めました。 スカートは油粘土を下半身に盛り付けて土台を作り、エポキシパテで成形しました。 ベースはサイズ確認で作った物で、カッティングプロッターで薄めのプラ版を切り出して積層しています。 8月9日撮影。 後ろ髪の土台を作りつつ、スカートの形状を変更していました。 8月11日撮影。 後髪は0.3mmのプラ版を短冊状に切った物にアルミ線を瞬間接着剤で固定したものを土台にして、 棒や板状にしたエポキシパテで成形しました。 アニメのエンディング時の衣装で作っていたのですが、トレジャーフェスタ in 有明2向けの版権許諾が得られなかったので、 この衣装はこれで終了。後日、2010年の冬のWF向けに原作マンガ版に衣装を変更して改修を開始しました。 |