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癒しのこんさーとニュース

第2回癒しのこんさーとギターと語りで綴る
金子みすゞの世界
2000/2/18(金)
パビリオンコート
FUZZ(ファズ)藤山 一男、由美
「花の命は短くて…」金子みすゞさん。なぜ貴方は、そんなに急いで逝ったのか!美しく、優しい言葉をこの世に残し、たった26年の淡く、愛しい生涯(さだめ)儚く!。そんな彼女の世界に浸り、大正ロマンを垣間見て、身と心の癒しになれば…。
「ギターと語りで綴る金子みすゞの世界」は「癒しのこんさーと」の第2回目。場所を東山の名刹・青連院門前にあるパビリオンコートに移しました。天井は絹張り、床は木製フローリングという豪華な館。近代建築の粋を集めた建物が、この催しに華を添えました。
美しいデゥオで幅広いファンを持つFUZZの藤山一男・由美夫婦のギターと歌、朗読はソプラノ歌手の藤谷奈都さんと小学生の北尾友香ちゃん。伴奏にはクラシックギター界では関西トップの古川忠義さんが特別ゲストで参加し、金子みすゞの詩から藤山一男さんが作曲した20曲。会場はすっかり金子みすゞ一色の優しい世界となりました。人の心をそっと揺り起こし、興した歌の祭典(おまつり)でもありました。
いま、金子みすゞが静かなブーム。小学国語の中に「私と小鳥と鈴と」が取り上げられ、金子みすゞが甦りました。この中に”みんなちがって、みんないい”−こんな詩があります。心に突き刺す一矢です。戦後の一貫した学校教育の在り方に、いま世論が疑問を投げかけます。
いじめの問題、非行の低年齢化、倫理・モラルの低下etc。次から次へと起こる青少年の犯罪は、大量生産、大量消費時代の学力能力優先主義の画一化政策により様々な歪みがもたらした産物なのでしょうか。
”あなたはあなたでいいの””いてくれるだけでいいの”−人間が、お互いに幸福に生きていくために一番大事なのは「思いやり」。自分と同じように人を大切にし、誰も傷つけないようにする事でしょう。金子みすゞの詩はこう物語っています。教訓です。
尚、今回のチャリティ基金は京都障害児福祉協会へ3万5千円を贈呈いたしました。

出演者プロフィール http://www5e.biglobe.ne.jp/~kf923/fuzz.htm

藤山由美、藤山一男
1975年”FUZZ”という名のデゥオで本格的に音楽活動を開始。1976年、『きのう京』他、4曲をレコーディング、発売。1978〜1979年、人気作家・五木寛之氏による『青春の門』シリーズの作曲コンテストに自作が連続入選、LPに採用される。1990年以後『きもの町 京の町』『普賢花』などを作曲、CDにて発売。1999年日本クラウンより発売された『金子みすゞ〜童謡詩人・その愛と死〜』アルバム中の4曲を作曲し、好評を博す。現在、京都を中心にミニコンサートやライブ活動などを展開中。

癒しのコンサート

イベント事例その1

2003年CD(25曲)7月10日発売