アトピー性皮膚炎へのアドバイス
私が家族のアトピーと戦う上で最も辛かったのは、周囲の人からの「これが効くらしい。」という言葉でした。
確かにありがたいのですが、色々言われると本当に良いことが分からなくなってしまいます。
体も心も疲れているのに、これ以上どうしろっていうの?と追い詰められたものでした。
聞いたことを、すべて実践しなければいけないと思うことはありません。
色々な情報を手に入れたら、その中で共通していることや、実践しやすいことを選んで
焦らずに少しづつ試す気持ちでいいのです。
アトピー治療の選び方
病院の選び方
食事療法
入浴について
衣類、寝具について
家の環境
我が家のアトピー体験談
平成11年4月に結婚し、ラブラブだった新婚生活が一変、悲惨な病人生活が始まったのは平成12年1月のことでした。
結婚後、職場の変化や、お菓子・コーヒー・焼肉等を摂る機会が増えたことや、新婚生活のストレス?によって、夫のアトピーが悪化してしまい、10年前から使用していたステロイドの外用薬と内服薬の量が増えていきました。その状況を心配した親戚から「某健康食品でアレルギーが治ったから試してみたら?」と勧められ、思い切ってステロイドの使用を止めて、健康食品による治療に踏み切りました。
私は医療職(保健婦)ですので、ステロイドを急に使わなくなると、リバウンドを起こして一時的に急激に悪化することを知っていましたが、使っていた外用薬の量も少なく、不良患者だった夫はほとんど内服薬を使っていませんでしたので「そんなに大した事はないだろう。」と軽く考えていたら大間違いでした。
ステロイドを止めて1週間後くらいから、夫はひどい痒みに襲われ、顔や体は真っ赤に腫れて悪臭のある膿のような汗を出し、夜は痒みがひどくなるため一睡も出来ませんでした。皮膚はひどく乾燥するために、少し動くだけでも裂けて出血し、とても痛むので身動きできずに寝たきり状態になってしまいました。もともとがっしりしていた体は、寝たきり状態によって、筋肉が落ち、ガリガリになっていきました。
そんな状態が2ヶ月ほど続き、このままでは夫婦2人とも耐えられないと考え、健康食品による治療から漢方薬と食事療法の併用に切り替えました。
漢方医から砂糖ともち米を避けて、根菜類を増やすようにとアドバイスされたことと、丹羽療法の本で読んだ肉類、乳製品、科学的な添加物を避ける食事療法を参考にして、それまでの無頓着な食事から自然食に変える決心をしました。すぐに家の中から肉類、砂糖、添加物が入っているものを追放し、無農薬有機野菜を買い求めました。
とはいっても、ずっと肉や砂糖を使った食事を作っていたため、限られた食材で何を作ったらいいものか分からず困ってしまいました。そんな時に本屋で目にした「素食がおいしい」(オレンジページ)を見て、これぞアトピー食!と本を買い求め、そこから芋づる式に未来食アトリエ・風やリマの宅配を知り、マクロビオティックへとたどり着きました。
寝たきりの夫にとって食べることだけが楽しみだったので、マクロビオティックを知ることで、体に害がなくて美味しい料理やお菓子を作ることができて、本当に救われました。
漢方と食事による療法に変更して2ヵ月後頃から、色々な症状はどんどん改善していき、今ではステロイドを使わなくてもほとんど痒みもなく、夜も眠ることが出来るようになり、顔や体も元気な頃にほぼ戻って仕事にも復帰できています。
約半年間の辛いアトピー闘病生活でしたが、夫がステロイドを止め、食生活を改善したことは、私達の今後一生の健康を大きく変えたと思います。