isapnptools と言う物を使って、設定をしてやることになります。
AT 互換機用の isapnptools を PC-9800 series 用に移植して
ありますので、それを利用してください。
バイナリは、ftp site の
Linux98/linux98-package/utils/isapnp
Linux98/linux98-package/utils/pnpdump
です。
ソースファイルは、ftp site の
Linux98/linux98-package/src/pnptools.tgz
です。
基本的に使用法は AT 版 isapnptools と全く同じです。
具体的には、次のようにして使用します。
( root でないとだめです。)
>pnpdump [readport] > hoge.conf
readport は、PnP リードポートです。
特に指定しなければ、自動的に探します。
うまくいかない場合は、0x203 〜 0x3ff の間で、
4 バイトごとに指定します。
( readport の下位 2 ビットは、11B でなければだめです。)
hoge.conf は、好きな名前をつけてかまいません。
hoge.conf を適切に編集し、( 編集の仕方は後で説明 )
>isapnp hoge.conf
とすると、設定の通りにボードがアクティブになるはずです。
うまくいかない場合は、port, irq, dma, memory の
いずれかが競合しています。
そのあと、適切なデバイスドライバをモジュールとして
組み込むことにより、Linux 上で使用可能となります。
なお、reset すれば、ボードの設定はもとにもどるので、
/etc/rc.d/rc.local などを書き換えて、起動時に
自動的に実行されるようにしておけば便利です。
注意:機種・ボードによっては、I/O アドレスを
16bit フルデコードしていないものが存在します。
そのようなポートとも重ならないように
十分注意してポートを選択する必要があります。
hoge.conf の編集の仕方
「 # 」ではじまる行は、コメント行です。
はじめは、大抵の設定は、コメント行になっていますので、
設定ファイルのコメントを参考に、必要な設定を
書いてください。
各ボードの設定の最後にある (ACT Y) の行の # は、
必ずはずしてください。そうしないと、
設定できてもボードがアクティブになりません。
PC-9800 series のハードウエアの知識をある程度お持ちの方で
あればだいたい分かると思います。
分からなければ、Windows 95 のデバイスマネージャの
port, irq, dma, memory の設定を参考に指定してやれば
大抵は動くとおもいます。
Windows の PnP と比べると遙かに面倒ですが、
Linux/98 版 PnP のメリットとして以下の点が
あげられます。
1.PnP BIOS のサポートをいっさい必要としないので、
PnP BIOS を搭載していないマシンでも、
Windows 専用のボードを使用することができます。
例: ValueStar 内蔵 Faxmodem ボードなど Windows 専用のもの
# 実際には、非PnP ボードとしてもつかえますが、
# 逆に Windows が認識しなくなります。
2.必要なドライバのモジュールを用意しておけば、
設定変更時でも reset が不要。
3.設定の自由度が非常に高い。
カーネルコンパイル時のPnPの設定はLinux/98 2.1.57には無関係です。
また、Disable するには、設定ファイルの最後にある(ACT Y)を(ACT N)などとすればよいはずですが、未確認です。
藤田です。 どうやら、Plug and Play が動作するようです。 ISA 用の Plug and Play ユーティリティ isapnp.c を 改造したところ、98 で動作しました。 # 大した改造では無いですが。 とりあえず、V200 内蔵 Fax modem は、動作するようです。 ほかにもいろいろなデバイスを実験中です。 ただ、Linux の PnP 自体は設定が結構大変なので、 ハードウエア増設の知識の無い人には、つらいかもしれません。 # Windows 95 ほど簡単ではないです。 # あんまり PnP の意味がないけど、Windows でしか # 使えなかったデバイスが使えるのは、ありがたいかも。 改造版 isapnp.c は、近いうちに公開する予定です。