原文は北川さんのWed, 19 May 1999 20:30:26 JST, bugs ML 1940
北川拓郎@京大マイコンクラブ(KMC)です。 Linux/98 でのネットワークボードに関する README を流します。 これは、 2.2.5 Rev.001 で Documentation/networking/PC9800.txt 2.1.57 Rev.018 で drivers/net/README.PC98 という名前で入っているファイルの最新版です。Linux/98 用ネットワークデバイスドライバについて
PCIバスに関しては基本的に98もIBM PCも同じなので、
すべて使えるはずです。
<動作確認のあるもの>
PC-9821RvII26 オンボードイーサ
PC-9821Ra333 オンボードイーサ : 共に EtherExpressPro/100
ただし、PCI接続のNE2000コンパチボード(PCI NE2000 support/ne2k-pci.c)
については(動作確認してませんが多分)コンパイルできなくなってると思います。
(これも動作確認してませんが多分)後述の
Cバスイーサの新ドライバで対応しているので、そちらを使ってみてください。
動作確認のとれているボードについては HCL
(
http://www.kuis.kyoto-u.ac.jp/~kmc/proj/linux98/hcl/) を参照して
ください。
カーネル起動時に ether= オプションを与えることで、カーネルにイーサ
ネットボードの設定を教えることができます。ether= オプションの書式は
ether=IRQ,[I/O,[TYPE,]]DEVICE
となります。
ボードが使用するIRQです。
ボードの設定(と、場合によってはINT->IRQ変換表) を見て指定してください。
IRQが不明の場合、0を指定すると自動的に検出を試みますが、 必ず正しいIRQをとれるとは限りません。
INT->IRQ変換表(の一部です)
INT -> IRQ
0 3
1 5
2 6
41 10
5 12
ボードが使用するI/Oポート番号です。
ボードの設定を見て指定してください。
0を指定するか、省略すると自動的に検出しようとします。 ただし、自動的に検出できるのはカーネルコンフィグで明示的に指定
したボードだけです。 (偶然同じポートを使うボードであれば検出できるかもしれませんが)
また、DEVICEにeth0以外を指定する場合、I/Oアドレスの省略はできませんので 0 を明示的に指定する必要があります。
ボードの型をあらわす番号です。
以下の表を見て、自分に合った値を設定してください。 省略すると 0 が指定されたものとみなされます。
デバイス名です。通常は eth0 になります。
複数のボードを挿している場合は eth1, eth2, ...
のように同じデバイスにならないように適当に振り分けてください。
(編追記 ether=0,0,eth0 ether=0,0,eth1 1,2枚それぞれについて指定できます)
0. デフォルト(何になるかはカーネルコンフィグの設定によります)
<ether= の指定例>
ether=3,0xd0,3,eth0 : EGY-98 を使う場合の完全な指定方法です
ether=0,0xd0,3,eth0 : IRQ だけ自動的に検出しようとします
ether=0,0,4,eth0 : ICMのボード(及び同タイプのボード)
を自動検出しようとします
ether=0,0xd0,eth0 : I/Oアドレス 0xd0 にある何がしかのイーサネット
ボードの自動検出を試みます
ether=0,0,eth1 : 2枚目のイーサネットボードの自動検出を試みます
I/OポートとIRQは自動的に取得されるので、
(2枚目以降のボードとして使用しない限り)指定する必要はありません。
注) Rev.018より古いバージョンのドライバでは、
・モジュールにしかできず、カーネルに組み込むことはできません
・デバイス名が eth? ではなく nec108 になります
ので、注意してください。
デバイス名を eth? にするパッチは bugs MLで公
開されました。
2.2.X ベースのカーネルでは、Cバスイーサネット用のドライバが新しく なりました。 この新ドライバは、2.1.57 ベースのβ17以降にも取り込まれています。
2.1.57 ベースのカーネルでは、通常は旧来のドライバしか選択できないように なっています。 2.1.57 β17以降において新ドライバを使用するには、カーネルコンフィグ (make menuconfig等) で以下の手順をふんでください。
モジュール化せず、カーネルに組込む場合は旧来のものとどちらか一方のみ
選択できます。両方選択した場合はコンパイルできません。
片方は組込みで片方がモジュール、あるいは両方をモジュールにすると
コンパイルは通るかもしれませんが、動作は保証できません。 モジュール化した場合、8390.o/ne.oが新ドライバの、
8390_pc9800.o/ne_pc9800.o が旧ドライバのモジュールになります。
メールからの引用 ここまで
Rev.18が収録されたCDはまだ書店では入手できません。
(1999.8.末日現在)
2.2.Xベースのコンフィグについては HOWTO から外れるため
省略します。
詳しくはパッケージ内の
READMEをみてください。
雑誌あるいはインストールキットに付録のCDから
インストールする場合,“再構築せずに”使えるCバスイーサネットボードは
どのカーネルイメージを選択したかで決まります。
Plamo Linux/98 beta おすすめパッケージ
1 I-O DATA LA-98
2 Melco LGY-98, Macnica NE2098
3 Melco EGY-98
が使えます。
どのボードも使えません。PCMCIAカードが使えます。
ネットワーク機能なし。再構築が必要。(CD1.4.1ではbootdsk -1.25を選択 しても読み込みは出来なくなっています)
1 I-O DATA LA-98
2 Melco LGY-98, Macnica NE2098
3 Melco EGY-98
が使えます。
4 ICM IF-27xxET 専用
5 Contec CNET(98)E/L 専用
上記のうち,CDのバージョンによっては選択できないもの
もあります。
どうしてもインストール時にネットワーク機能が必要だ,との
声に応えて山下さん,梶原さんによる私家版のカーネルイメージもMLでは公開されています。イーサネットボードの
型番に合わせて
scsinet2がscsinet4.imgに,scsinet3がscsinet5.imgという名前で
入手できます。
旧ドライバでサポートされていたボードの型をあらわす 番号は以下のように変わりました。ほかにも bugs ML で動作 の確認があったものを挙げてみました。
ELECOM Laneed LD-BDN3W,LD-98PT では
,eth0 の所を ,0xbad,eth0
のようにパラメータを追加します。(バッドクローン指定)
(no reset ack)
起動中に上記の文字が出ていたならこのオプションを試してみると良いかもしれません。
Contec C-NET98E-11 もこのパラメータを必要とする場合があるようです。 (bugs ML 2226)
98で Linux を立ち上げるときに、 NFS のマウントを実行する部分で 変なメッセージが出て時間がかかっていましたが、 /bin/mount を 再コンパイルしたらあっさり直ってしまいました。 調べてみたところ、2.0系と2.1系でNFSのバージョンが違うことが分かりました (NFS_MOUNT_VERSION at <linux/nfs_mount.h>)。 そーゆーわけで、 2.0系と2.1系では mount を共用できないという 貴重な教訓を得ました。
この前、自宅の Epson 98 Note AT で PCMCIA のモデムカードとイーサネット カードを挿して PPP の GW にしようとしたんだけど、ipfwadm であれこれ設 定しても 2 つのインターフェイス間でパケットが通りませんでした。
もしかしたらカーネルの設定を間違えてたり、必要なツー