洗い方 … 使い終わった器はできるだけ早く汚れを落としてください。そのときに気をつけていただきたいのは、洗いおけにまとめて入れて洗わないことです。器同士がぶつかって欠けてしまうおそれがあります。洗いおけにひとつずつ入れてやさしく洗ってください。
乾燥方法 … 器にとって湿気はクセもので、カビや水アカの原因になります。洗ったあとは十分に自然乾燥させてからしまうのが基本です。土ものの器は水分を吸い込んでしまうので、布巾で拭いただけでは完全には乾きません。しばらく風通しのいい場所で完全に乾燥させてから収納してください。
収納方法 … 大きさがまちまちの和食器は、だいたい形が似ているもの同士を重ねて、しまうのがコツです。でも似ているとはいえ、柔らかい塗りのお椀に硬いご飯茶碗を重ねたりすると、傷がついてしまうので気をつけましょう。スタッキングも5枚位が目安です。数枚でセットになっているものは、ついついいつも同じ器ばかり使ってしまいがちです。傷み具合などを平均させるためには、使った器を下にしまい、上から使っていくようにします。
和食器とナイフ&フォーク … 和食器にナイフ&フォークを組み合わせても、問題ありません。でも注意しておきたいのは、和食器の、中でも土ものと呼ばれる陶器は金属など硬い物に弱いことです。傷がついてしまうおそれがあります。そんなときはフォークで軽く刺して食べられるように、あらかじめ料理を切っておくといいでしょう。
電子レンジとの相性 … 電子レンジは金属をスパークさせてしまうので、金彩、銀彩のついている器は絶対×。スパークするだけでなく、黒ずみの原因にもなります。そうでない器も、熱くなった料理で傷んでしまうこともあり、1回は大丈夫でも、何度か電子レンジにかけているうちに割れてしまうこともたまにあります。だから大切にしている器を電子レンジにかけるのは避けて、耐熱の器を使うようにしましょう。
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