タイキ新聞 第2号(1999.3)

Chiko

実はそうだったんだね

 大樹がこの世に生まれてきて約3ヵ月。たった3ヵ月なのに、この存在感ってすごいです。その間に体重も倍の7kg。私が3ヵ月で体重が倍になれば、単なる「ブタ」になるけど、赤ちゃんの場合は「成長」と呼ばれたりします。
 大樹が生まれたとき、バンザイをして寝ていました。耳の横に“ピタッ”と手をくっつけているけど、その手は短くて、頭より下にあるのです。
 朝起きると指先がとても冷たくなっていて、引っかき防止用の手袋をはめてやったりしました。そんな大樹を私は、体をはっているギャグのように見ていました。
 ある日、保険さんがそんな大樹を見て「君はとっても満足しているのね」と言ってくれました。それを聞いて、私びっくりしました。私達夫婦は、大樹が生まれてきてとっても嬉しかったです。だけど大樹も生まれてきて、とっても嬉しかったんだよって、一生懸命私達に伝えてくれていたんだと知りました。
 それならそうと言ってよね。 大樹君!

ある日の出来事

 ミルクもお腹いっぱいのんで、まだおねむの時間にはならないそんな時間。大樹は一人で何をして、何を考えているのかなと思っていました。
 ある日、そんな状態の大樹がじっと自分の右手をあげて見つめています。その姿は、「働けど 働けど 我がくらし 楽にならず…」のフレーズがぴったしという感じで、なんかつっこみたくなりました。
 すると大樹ッたら、その右手をおもむろに口の中にほおりこみました。そして口からはいりきれない右手を、ペチャペチャと音を立ててなめはじめました。私が思うに、おしゃぶりをしたかったけどわからなくって、ダイナミックになめてみたのかな? そんなことしなくたって、ちゃんとミルクあげるのに……。

チャームポイント

 大樹には、わかりにくいけど“えくぼ”があります。ちょろっとだす舌も可愛いです。パカッと口をあけて笑う笑顔は、なんかもうたべたくなっちゃいそうに可愛いです。
そんな大樹に会ってやってください。


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