タイキ新聞 第4号(1999.5)

Chiko

大樹談「僕ってすごい?」

 この頃の大樹はちょっと面白いです。大気にとっての「自慢」というか、「得意」がたくさんあるようです。
 手で物を持ってみたり、うつ伏せになってみたり、声を出してみたり、それがたとえささいな事であっても大樹には「自慢」で「得意」になって何度も同じこと繰り返してます。その姿はなんか「赤ちゃん」というよりも、ペットやおもちゃという感じです。
 考えてみれば、生まれたときは何もできなかったのに、出来る様になった今、嬉しくってしょうがないのよね。

大樹とお出かけ♪

 大樹とのお出かけは楽しいです。まだ人見知りをしない大樹は、誰にでもニコッと笑顔を見せています。大樹に笑われても誰も怒りません。逆に「この子、私を見て笑ってくれた」と嬉しそうに私に報告してくれます。
私が他の人をこれだけ喜ばせようとすると、どれだけの時間や努力を必要とするのかと思うと、それを一瞬でちゃってのける大樹ってすごいと思ったりします。

私って悪趣味!?

 テレビのニュースで「泣き相撲」というのをしていました。赤ちゃん二人を向かい合わせて、より大きな声で鳴いたほうが勝ちという、昔からの伝統行事です。
私は、ずっと泣いている赤ちゃんを見て笑うのってすごく悪趣味だと思っていました。でも子供を産んで分かったんです。赤ちゃんは泣いていたって充分に可愛い。
泣くのだって赤ちゃんの仕事。泣きながら甘えてくる大気もすごくかわいいです。だから、これからはじまる予防注射を、ひそかに楽しみにしていたりする私です。

うるさい!

 五月の蝿(ハエ)と書いて「うるさい(五月蝿い)」と読みます大樹ってどんな声かな。早くしゃべらないかなって楽しみにしていた私は、まさかまだしゃべれない大樹にこんなことを言うとは思わなかったです。
「大樹うるさい」(編注:この原稿がかかれたのは1999年5月のときです。)


トップページへ戻る

このページに関するお問い合わせは こちら まで