タイキ新聞 第7号(1999.8)

Chiko

ねぞうが悪いぞ大樹

 私は大樹が寝ている姿をよくタイキ新聞に書いています。それは、寝ている姿が一番成長を感じるからです。なんせ産まれてすぐの時は、生きているのかと大樹のねているところをのぞきこんだりしてました。でも今は隣の部屋にいたって、大樹は生きてるなと思います。体を上下に呼吸をしてたり、ねがえりをしてみたりしてます。身体を横にするだけでなく、うつぶせになってみたり、なんでこんな所でねてるの、てとこ(例えばふとんの上や私の足元)にいたり、ふとんの上をコロコロころがってます。
 おかげで私達夫婦は小さくなってねています。

小さいときは

 大樹をのぞいて見た人が、「○○ちゃんも小さい時こんなんやったな」と、しみじみ言ってます。でも○○ちゃんて、まだ4・5歳なのに…、なんて冷静に思っていた私。
 なのに、先日病院で産まれたての赤ちゃんを見たとき、つい大樹に「あんたも小さい時あんなんやってんで」なんて言っていた私でした。

ベルと大樹

 主人の実家のお隣に、ベルという犬がいます。ベルは近所の番犬として有名だったりします。だから私が家に入ろうとしてもほえています。ちょっと迫力のある鳴き声なのに、ある日突然、大樹がベルの声に反応して笑っています。大樹って不思議な赤ちゃんって思いつつ、お隣の家の前にすわりこんでベルと御対面。
 毛の長いぬいぐるみみたいなベルが、すごいいきおいで吠えています。だけど大樹はやっぱり声をからさんばかりに笑いころげています。だんだんベルは、番犬としてのプライドが傷ついたらしく、なかなくなりました。
 そのうちに、ベルのおうちの方が出てこられ、大樹が喜ぶのを知り、ベルに「ないてあげなさい」と言ってくれたりしました。
 うちの愛犬を笑い者にして・・・といわれず、ホッとした私です。


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