10 拡張機能
1 Cookie

 WebサイトからHDにダウンロードされる小さな情報の事です。Webサイトに接続するとサーバではパソコンに保存されているCookie の情報 (例えばアカウント情報や前回の処理内容) に基づいてそのユーザを認識し、適切なページを表示します。
1 種類
 CookieはWebサイトがユーザ情報を集める為に、ユーザが設定したオプション等を保存した小さなテキストファイルであり、HDへのダウンロード後もブラウズ中だけのCookieもあれば、持続的なCookieもあります。また有効期限があってその期限が切れるまで残っているCookieもあれば、削除されるまで残っているCookieもあります。持続的なCookieの場合、ユーザが次に接続した時にサイトはCookieに保存されている情報を読み込みます。
2 内容
 この情報は電話番号やクレジットカード番号の様なユーザが入力した情報とは限りません。表示したページやクリックしたオプションの記録だけの場合もあります。通常は旅行日程の記録や、ニュースサイトでどの様な情報を読みたいか等が設定されたリスト、ショッピングサイトでの買物リスト等の為に利用されます。又顧客の利用状況を調べたいサイトにとってもCookieは便利です。例えばスパイ小説を買いたいと指定すると、その本屋のサイトがCookieを利用していればサイトを訪れる度にスパイ小説の一覧だけが表示され、また買うと決めるまで「仮想ショッピングカート」に本を入れておけます。初めて買う時に本の配送先を入力すれば2度目からは入力する必要がなくなります。全ての情報が Cookie に保存されているので手続きが簡単になります。
47図初期設定/受信ファイル/Cookie
3 安全性と管理
 Cookieにはユーザが入力しない限り電子メールアドレスが保存される事はありません。またCookieを読めるのはCookieを作成したサイトだけです。HDのプログラムや情報の取得や、ウィルスの伝染もできません。Cookieを受け入れない設定にすると自動的にページの設定が自分に合う様に変更されないので面倒だと感じる場合もあります。47図、初期設定/受信ファイル/Cookieの「Cookieを受信したとき:」のポップUPメニューでCookieのダウンロードの設定を選びます。警告する設定にするとCookie受信時に48図の様な警告が出ます。
 Cookieの一覧からCookie を選んで「削除」を押すと削除されますが、削除したCookieのダウンロード元のサイトにアクセスすると再びCookie がダウンロードされます。また一覧からCookieを選択し「受け入れる」「受け入れない」を押すと(選択Cookieに応じてボタン名は変更)有効/無効を切り替えられます。「表示...」を押すとCookieの情報を表示します。
2 ActiveX コントロール
 Web 上でインタラクティブなコンテンツを表示可能にする為の技術です。ActiveX を使うとマルチメディアの効果、インタラクティブなオブジェクト、又は高度なAPPLを使ったページを作成できます。ActiveX コントロールをダウンロードするには初期設定/Web ブラウザ/Web コンテンツで「ActiveXを有効にする」をオンにします。
48図Cookie受信時の警告49図初期設定/Web ブラウザ/Java

3 Java
 Sun Microsystems 社によって開発されたコンピュータ言語で、Javaで作成したアプレットではブラウザで表示しているコンテンツをマウスでクリックすると、サウンドやビデオを再生する事もできます。アプレットはHTMLページに埋め込めるJavaプログラムで、単独で動作するJava APPLとは異なり、HDにあるファイルやデバイス等にはアクセスできません。またネットワーク上のリソースへのアクセスも制限されています。
1 JavaScript、JScript
 独立したコンポーネントが基になっているJavaとは異なり、JavaScriptやJScriptはHTMLにプログラムを埋め込む為のスクリプト言語です。「インターネットの知識」も参照して下さい。
2 Javaアプレットの実行
 
Javaはオブジェクト指向のプログラム言語なのでオブジェクト(対象物)、クラス、インスタンス(事例、事実、実体)、 メソッドといった用語が続出します。オブジェクト指向は例えばクッキーをオブジェクト指向で作るならインスタンスは「クッキー」、 クラスは「クッキーの抜型」と言えます。クッキーがインスタンスならクラスは材料/レシピ/抜型です。クッキーという「物」に共通の性質、情報がクラスですが、オブジェクトとして実際に使うのはインスタンスの方です。
 49図、初期設定/Web ブラウザ/Javaで「Javaを有効にする」をオンにします。低速のモデムを使っている場合はJava アプレットのダウンロードに時間がかかることがあります。「Java を有効にする」をオフにするとページを速く表示できます。「Java VM:」ポップUPメニューでJava 仮想マシンを選びます。エラー発生時に警告表示させるなら「例外時に警告」、Javaの出力を記録するなら「Javaの出力を記録」、JavaのエラーをJavaメッセージに記録するなら「Javaの例外を記録」をオンにします。インターネットからダウンロードしたJavaクラスを使う場合は「追加...」を押して目的のJavaクラスの場所を指定します。
3 セキュリティーオプション
 「バイトコードの確認:」ポップUPメニューは3つから選びます。
「コードをチェックしない」は認証機能の信頼性は最も低くなり、HDとネットワークから読み込まれるバイトコードのいずれについてもチェックされません。「リモートコードをチェックする」はネットワークから読み込まれるアプレットだけがチェックされるので、予めコンピュータにインストールされたバイトコードは照合されません。「すべてのコードをチェックする」は認証機能の信頼性は最も高くなります。コンピュータにインストールされたバイトコードと、ネットワークから読み込まれるバイトコードの両方がチェックされます。
 「ネットワークアクセス:」ポップUPメニューも3つから選びます。
「アプレットホストアクセス」は安全性のレベルが中程度で、アプレットをダウンロードしたサーバとの間でだけ情報をやりとりできます。「ネットワークアクセスなし」は安全性の高い設定で、ダウンロードしたアプレットからインターネット上のサーバにアクセスできません。「アクセスの制限なし」は安全性の低い設定で、ダウンロードしたアプレットではインターネット上のどのサーバとも情報をやりとりできます。
 下端の「Java クラス以外のファイルへのアクセスを制限する」をオンにするとアプレットの実行に必要なファイル以外にアクセスされなくなるので、HDの情報を読み取られたり、ファイルの勝手な作成/上書きの恐れが無くなります。
4 Javaメッセージの表示
 表示メニューの「JAVA メッセージ」を選ぶと下図の様なログウィンドウが開きます。
50図JAVA メッセージログウィンドウ  画像がすべて表示されない場合はブラウザの更新ボタンで再読み込みして下さい。
5 スクリプトを使う
 初期設定/Webブラウザ/Webコンテンツの「アクティブコンテンツ」で「スクリプトを有効にする」をオンにします。オフ時はJavaScriptやJScriptが使われているページを表示できますが、スクリプトは実行されません。例えばスクリプトを使って作成されたドロップダウンリストボックスでは、一覧の項目は表示されますが、項目を選んでも何も起こりません。「アクティブスクリプトのエラー」ポップUPメニューは「簡易」「表示しない」「上級(デバック)」の3つから選びます。
 「サポートされないスクリプト言語のエラーを表示する」はオンにすると、VBScript 等の Internet Explorer でサポートしていないスクリプト言語が含まれたページを表示した時にエラーが表示されます。

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