MSX Catalogues list
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MSXについて
MSXはマイクロソフト社とアスキーが1983年6月に仕様などを各社に提案を行った低価格パーソナルコンピュータです。
これは、各社がMSXに準拠したシステムを生産にすることによりソフトウェア/ハードウェアの互換性実現できることを狙いとしました。
MSXの特徴
ソフトウェアは各社機種間に互換を持つ
CPUにZ80A,CRTCにTMS9918A,PSGにAY-3-8910を使用
BASICは14桁10進倍精度演算などが可能なVer4.5のマイクロソフト拡張BASIC(32Kbyte)
16色、256×192ドットのグラフィック表示、3重和音演奏効果音発生可能
柔軟な拡張性
主要な機械語サブルーチン、ハードウェアの公開
MSX仕様のカートリッジ
★97/9/7:初期のMSX2のカタログ(Wavy27,HC95,HBF5,HBF500)追加
MSX
MSX2
正直に言ってMSXにはあまり興味がありませんでした。ですから、カタログもあまり持っていません。
ビジネスには当然非力でしたし、ゲーム機としては任天堂ファミリーコンピュータに全く歯が立ちませんでした。
仕様的にも、当時私の愛機でしたPC6001/mK2などとほとんど同じで目新らしくもなく、「しょうもない」という感じです。
しかし、考えてみると当時の同じ様な仕様のパソコン(NEC PC6001系,SHARP MZ700系,SEGA SC3000,SORD M5,バンダイ RX-78)
などが、どんどん衰退して行った中、MSXはMSX2,MSX2+へと成長し、80年代の終りまで余命があったことを思えば、結構よく
やった機種なのかもしれません。
ちなみに、MSXをどうにか支えた事柄の一つにかなり良質のゲームソフトがあったこともあると思います。その中でも、「コナミ」の
影響は絶大だったと思います。初期の「けっきょく南極大冒険」から「グラディウス」など、MSXの人気を支える多くのソフトを
供給しつづけました。(同社はもちろんMSX2になっても強力なゲーム群を供給しています。)
また、仕様的には、各社ほとんど変わりがないので選ぶ場合はブランドイメージが重要でした。そのため各社はイメージキャラクタに
アイドルタレントを擁したところが多かったようです。ソニーは言わずとしれた「松田聖子」、日立は「工藤夕貴」、ビクターは「小泉今日子」
、などをつかっていました。
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