射撃人の分類

(原作"うげげ"氏)
Sorry! Japanese Only
'00.03.12作成

日本の射撃人を、動機を主体として分類してみました。これから始めたい人は進路決定の参考にして下さい。ライフル射撃人から見た大胆な分類なので、異議のある方はいるでしょう。
日本では、鑑賞用やコレクション用に銃を所持することは出来ません。

どんな射撃をするにせよ、仲間がいること、射撃が上手くなることは、長続きする趣味にする必須条件です。日本ライフル射撃協会、日本クレー射撃協会、大日本猟友会、日本ベンチレスト射撃協会に入り射撃仲間を作られることを強く勧めます。「当たらない鉄砲」ほどつまらないものはない。

ライフル射撃協会に入っている人は大半が@,@',@",@"'の分類です。参考にして下さい。

ブルズアイライフルクラブは、京都府の在住/在勤/在学の@,@',@"の分類に入る14才以上の方なら、バッチリ楽しむことが出来ます。毎年2回、1時間少々×2回の競技中だけ@,@',@"の分類に入る人もOKです。

「ブルズアイって上手でないと入れない」「ブルズアイって競技射撃で1ランク上をねらう人達の集団」とよく誤解されていますが、

「みんなライフル射撃大好き」→「練習や情報交換を一生懸命する」→「上手な人も5〜6人はいる」
という上手さの人口密度がピラミッド場になっている、よくある普通の社会人のスポーツクラブです。

@.標的(良くある◎のような的)の中心に命中させられるようになりたい
  暑くてもコートを着て黙々と1−2時間撃ち続ける事に耐えられる
  日本ライフル射撃協会に入り
  →エアライフル(10m)→小口径ライフル(50m)→大口径ライフル(50〜1000m)と精進して下さい
   (普通は各段階最低一年の実績が必要です)

@'.標的(良くある◎のような的)の中心にピストルを命中させられるようになりたい
  射撃コートを着てエアライフルで丁稚奉公をして、500名の定員待ちを1年半以上できて、
  筋肉トレーニングとエアピストルの空撃ちをコツコツと続けて、
  万難を排して全国レベルの大会に年2回出ることができる
  日本ライフル射撃協会に入り
  →エアライフル(10m)初段以上→エアピストル(10m)4段以上→フリーピストル(50m)と精進して下さい
    (各段階には日本ライフル協会の自主規制で定員があります
     所定の技量が維持できないと定員からはじき出されます)

@".身体障害や聴力障害があるが、標的の中心にライフルやピストルを命中させられるようになりたい
  筆記試験にも自信がある
  日本ライフル射撃協会(日本身体障害者ライフル射撃連盟)に入り、@または@'を選択する。
  (努力+資金)次第でパラリンピックへ出場できる
  (発射の反動を押さえられない上肢障害がある方は、当クラブではエアライフルまでとなります)

@"'.体力に自信があってクロスカントリースキーができて、バイアスロン競技をしたい
  日本ライフル射撃協会(近代五種バイアスロン連盟)に入り、
   サマーバイアスロンやバイアスロンそのものをする

  (@と同様に、エアライフルで資格を取ってから、装薬銃を所持します)

A.空を飛ぶ標的を撃破する技術を磨きたい
  または青い空に粉々に散るクレーを見てスカッとしたい
  または@みたいなのは耐えられない
  またはとにかく反動のある火薬式の銃で射撃がしたい
  →空飛ぶ皿を撃ちたい
   →散弾銃によるクレー射撃(トラップ・スキート)日本クレー射撃協会に入る
  →それ以外
   →散弾銃(スラッグ銃)による静的射撃(◎のような的を撃つ)
    または、大日本猟友会か、日本クレー射撃協会に入って
        ランニングターゲット射撃(動く◎のような的か猪の絵を撃つ)

B.欧米のように自然と親しむ趣味として狩猟をしたい
  または美味しいジビエ(野獣野鳥の肉)を食べたい
  または犬本来の野性を活かして共に狩猟を楽しみたい
  または精度が良い火薬式のライフルで射撃がしたい
  または遠距離の標的を撃ちたい
   →散弾銃を所持して大日本猟友会に入って狩猟免許を取って10年がんばる
    →そのまま、自然を愛する狩猟家として豊かな人生を送る
    →または日本ベンチレスト射撃協会に入る
   →または@で4−5年がんばる
    →日本ベンチレスト射撃協会に入る

C.軍用銃に似た銃や自動式の銃で射撃がしたい
   →大日本猟友会に入って狩猟免許を取って10年がんばる
    または似た形式の散弾銃でクレーか標的を撃つ

D.リボルバーやオートのピストルを撃ちまくりたい
   →日本ではできないので海外の有料レンタル射撃場へ行く
    または海外移住する

    (実際に、オハイオ州に移住して競技射撃を頑張っている人達がいます)


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