じゃく しょう いん
寂 照 院

長岡京市奥海印寺明神前31  Tel 075-954-8058

 弘仁10年(819)、道雄僧都が東大寺華厳宗道場として創建した海印寺10院の 一つである。海印寺は嘉祥4年(851)に定額寺となったが、応仁・文明の乱で 焼かれて衰退し、寂照院を残すのみとなった。
 本尊は千手観音。四天王立像4体や像高が2.4mの金剛力士立像(仁王像)2体が ある。特に仁王像胎内から「御成敗式目」の書写や結縁交名(けんちんこうみょう) などが発見されている。四天王像は摂津の僧の造立で院派の手になる。
 一説によると乙訓の”たけのこ”の発祥の地といわれている。


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