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政治学原論(4単位、グレードナンバー100)




担当者名  松田 哲
主  題  政治学の基本事項を学ぶ。
教  材  教科書:阿部斉『概説現代政治の理論』(東京大学出版会、1991年)
       参考書:講義中に紹介する。
      その他:レジメを配布する。
評価方法  学期末試験(100%)の予定。受講者数によってはレポートになる可能性もある。


受講者への要望
 講義に出席し、頭を働かせながらノートを取り、試験前に十分に勉強すること。そうでない場合の単位取得は、困難である。なお、第1回目に講義に関する説明を行うので、必ず出席するように。


講義の概要
 本講義の目的は、政治について考える際に必要とされる基礎知識を提供することである。難しい事項も含まれているが、努力して最低限の知識だけは身につけるようにしていただきたい。講義内容の詳細については、以下の通りである。


講義の順序
 序.政治のイメージ
 T.政治とは何か−統治と統合−
 U.政治と権力
  1,権力とは何か
  2,権力の2つの見方−実態概念か関係概念か−
  3,権力作用の3つの次元
  4,権力と権威−権力支配、権威、正当性、イデオロギー−
  5,権力の担い手−エリートかリーダーか−
 V.政治的主体
  1,政治的主体としての個人
  2,政治的主体としての集団
 W.政治体制論
  1,政治システム論
  2,政治体制論−全体主義体制、権威主義体制、自由民主主義体制−
  3,民主化の政治学
 X.現代正義論の潮流
  1,政治哲学の復権
  2,ロールズの正義論
  3,ロールズへの批判−リバタリアニズム、共同体論、フェミニズム−
  4,ロールズ正議論の再構成−アマルティア・センの議論を参考に−

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