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専門演習T(2単位、グレードナンバー200)、専門演習U(2単位、グレードナンバー300)
専門演習V(2単位、グレードナンバー300)、専門演習W(2単位、グレードナンバー300)
卒業研究(4単位、グレードナンバー400)
担当者名 松田 哲
主 題 国際社会の諸問題について考える。
ゼミナールの概要
1.演習テーマの概要
現代の国際社会では、予想もできない程の規模と速度で、様々な現象が生起している。国際的な経済の相互依存、EUに代表される地域統合、地球環境の大規模な破壊、大量破壊兵器の拡散、途上国の貧困の悪化、人々のトランスナショナルな交流、その交流にともなって発生する文化摩擦、などである。このような現象を実感することは極めて難しいが、いずれも、私達の日常生活に何らかの影響を及ぼし、さらには私達の未来に対して不安を投げ掛ける問題である。
ゼミ受講生には、現代国際社会で発生している様々な出来事について考えることを通じて、現代国際社会を視る目、将来の国際社会を展望する力を身につけていただきたい。
2.運営方法
予定は以下の通りであるが、受講者数に応じて変化する可能性もある。
@演習T〜Wでは、国際社会について考える際に必要とされる基礎知識を習得するために、基本文献の輪読を行う。その際には、報告担当者の報告にもとづき、全員で議論を行う。なお、演習T とVの終了後には、レポートを書いていただく予定。
A意欲と関心のある者は、卒業研究を受講し、関心を抱いているテーマに関する論文を執筆する。詳細は受講者と相談のうえ決定する。
教 材
・専門演習T 入江昭『平和のグローバル化へ向けて』(日本放送出版協会、2001年)
・専門演習U・V・W 初瀬龍平・月村太郎・定形衛編著『国際関係論のパラダイム』(有信堂高文社、2001年)
・卒業研究 受講生と相談して決定する
受講者への要望
「法律が嫌いだから」といった消極的な理由で受講しないこと。政治学原論と国際関係論を履修していることが望ましい。なお、少人数ゼミになる可能性が高いので、報告の回数が多くなる事を覚悟しておいて欲しい。
その他特記事項
ゼミの主人公は学生である。ゼミを利用して、積極的に学び、かつ遊んでいただきたい。
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