2016年10月22作成

アリスインプロジェクト 2016大阪公演
「クォンタムドールズOSAKA」
レポート #2

10月15日「クォンタムドールズOSAKA」の
記者発表に集合した出演者の皆様と演出の河瀬さん

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 10月15日に「クォンタムドールズOSAKA」の記者発表会、そして握手会付きチケット即売会が行われました。今回も当ホームページではインタビューの中心となり、皆様にこの公演をご紹介していきます。
 尚、今回初めて当日の朝から今回の会場となった「アミスタ」さんで、衣装を着けたキャストを撮影できるという撮影会が行われ、ギリギリの告知だったにもかかわらず、たくさんのお客さんが参加されました。

 それでは記者発表の時の演出家とキャストの方へのインタビューです。
 

記者発表当日の朝から行われた
撮影会に参加されたキャストの皆様
 
シングルキャストの皆様
 
 ダブルキャスト光組の皆様
 
 ダブルキャスト風組の皆様
 
 
 
 
 
 
 
 
チケット即売会最後のお客様をお見送り 

−−(演出の河瀬さんに)今回の作品の世界観を教えてください

(河瀬)ざっくりいうと、武器が擬人化して、それを扱う人間とその武器が高め合いながら強さを目指しているという世界の中でのバトル物ということになるかと思います。
 つまり人と擬人化された武器がパートナーを組んでいるという状態の世界ということです。

−−今回河瀬さんがアイドルの方中心のお芝居の演出をされることになって、特にこういうところを見てほしいというのはありますか?

(河瀬)うちの劇団がアニメ的な早い立ち回りが特徴なので、それを彼女たちが挑戦するということになりますので、是非そこを見てほしいと思います。あと台詞自体のテンポも早いので、そこも彼女たちは今一生懸命稽古しているで見てあげてほしいです。

−−稽古も進んできていると思いますが、特に苦労されていることとか、発見されたこととかありますか?

(河瀬)発見が多いですね。彼女たちは飲み込みが非常に早くて、たとえば何か「こうやってね」とお願いした場合に次の日は違う形に発展してたりします。その発展の仕方が普段私たちが一緒にやってる役者たちとはちょっと違ってたりするのですが、それはそれでおもしろいなと感じることがあります。

−−大阪公演も三回目になるのですが、今まで見てくれてる方に対して今回「特にここが」、みたいなアピールポイントはありますか?特に前回もアクション物だったと思うのでそれとの違いとかもあれば…

(河瀬)このあたりは、前回出演したキャストに答えていただければと思います。

(黒原)前回の「魔銃ドナーKIX」の時はもっとガンアクションとかが多かったと思います。あと「ドナー」は3つのグループが自分たちの使命のために戦ってるという感じでしたが、今回はほんとの戦いというより、絆を描いてる部分が多いので、同じアクション物というジャンルでもちょっと違うと思います。

−−複数回見られるファンの方に対してちょっとマニアックな見方のお薦め情報などあれば…

(河瀬)「仕込み」って言ってるんですけど、毎ステージ変えるネタを用意しようかな、とは思っていて、担当者にはこっそり「今日はコレやって」って言いに回ろうかな、って思っています。

(出演者一同)これは私たちも今初めて聞きました



−−(出演者の方に)特に見てほしいところを教えてください

(児島) はじめて殺陣に挑戦しているんですけど、刀の持ち方がわからないところから始まっていて…。いっぱい練習しているので、殺陣のシーンを注目してほしいです。普段のアイドルの時はゆったりはんなりおっとりな感じなので、今回はそういうの全部捨てて激しく強く戦いたいと思っているので、いつもは見られない私を見てほしいです。

   −−舞台は初主演ということですが…、気持ちは?

(児島)はい正直めっちゃうれしいんですけど、緊張とか不安が今はまだ多くて、間に合うかなとか…。とにかく今はもうめっちゃ必死に練習しているので…。

(河瀬)いい肘打ちがありますんで…

(一同笑い)

(児島)はい。私の肘にも注目してください。

(黒原) 私は今年東京で行われたこの公演の初演にも出演していて、今回同じ役なのですが…初演とは脚本がちょこちょこと変わっているので、また新しい鞍馬兎子に出会いたいなという気持ちもあります。今回初舞台の子も多いし立ち回りも多いので、初演も踏んでる分、みんなを引っ張っていけるようにもなりたいと思っています。みんながみんなを切磋琢磨してみんながみんなのキャラを高くもっていけたらいいな、と思っています。

(福井) 麻宮は主役のあかりと戦うシーンが多いのですが、最初役のイメージを河瀬さんに説明されたときちょっと難しかったんですよ。お金持ちのイメージくらいしかなくて…。でも昨日衣装を着てみて「ああこういうことか」とわかりました。河瀬さんには「松岡修三さんまではいかないけれどもそれくらいの心意気で…」って言われて「じゃあソフト修三でいけばいいんですね」って話をしてたんですが…。「お金持ちのソフト修三」って感じでいくのでそこが見所ってことで…
 戦争のない世界を築いていきましょう(笑)

(新井) 私は一言発するだけでも上がってしまうくらいあがり症で緊張するんですけど、今回の榊秀子は、みんなが大人たちに刃向かう系のなかで、自分は大人だからってみんなをとめたいと思っている役です。榊なりの正義があってそれを貫くための台詞に気持ちを込める稽古を一生懸命やっているので、台詞に注目してほしいです。

(佐藤) 私は2幕から登場するのですが、自分の演技がうまくいかなったら次うまく流れないんじゃないかという(大事な)役割をもらっている思っています。あと刀も今回初めて振るので怖いんですが、うまくいけば千鶴が映えるような殺陣をつけてもらっているので、私としては殺陣を見てもらいたいなと思っています。

(横川) コルトはキャラがいっぱいあって(笑)、急にめっちゃおこったり、熱くなったりおちゃらけたり、感情がたくさんあるので、その感情の代わり具合を注目してほしいです。

(藤野) ハービィーは端から見たら「こいつ悪役やん!」って感じなんですけど、悪役には悪役なりの正義という物がありまして…(笑)。もしかしたら主役の明里ちゃんよりも立ち回りが多いくらいで、しかもチェーンソーを持っているのでめっちゃ重くて、練習が大変なんですけど、そこは自分が目立っているところでもあるので…。まだまだアクションと演技が別々になってしまうようなところがあるので、本番までにバーブラ(笠松実夕)と一緒にアクションの中に演技をちゃんと乗せていけるようになりたいと思います。

(笠松) 私も撮影の時に初めて衣装着たんですけど、東京公演の時と衣装が違ったからちょっとびっくりしました。全身紫の衣装で、ポップな感じなのでキャラもそういう感じに作り上げて「ハービィとバーブラは最強のコンビやなあ」って思ってもらえるように頑張りたいと思います。

(池田) 美雪ちゃんは釵(さい)っていう武器を持ってるんですけど、その武器は他のキャストさんが持ってる刀よりも短いですし、私は身長も小さいので、他のキャストさんと同じようにかっこよく大きく振れるようにしたいです。あと殺陣はすごいあこがれていたのでうれしいですけど、見えないくらい早いので、まだワンシーンの殺陣だけでテンパってどうしたらいいかわからなくなるくらいなので、ついていけるように本番までにしっかり練習したいと思います。

(横地) 私はドーターという役で、世界を作ったというちょっと不思議な役をやらせていただくのですが、殺陣がないのでその分感情や表情をしっかり見せられるように演じていきたいと思っています。あとオープニングで皆さんの説明をさせていただくのでそこも見てほしいです。



−−主役の児島さんにお聞きしますが、河瀬さんの演出は厳しいですか?

(児島)注意されたり怒られたりはするんですけど、私に対して心折れない程度にしていただいているのではないかと…(笑)
前回公演は変則出演だったので出演回数も少なく台詞も少なかったんですけど、その時に舞台の楽しさを教えてもらって、「いつかは主役になりたい」っていう夢をもらった公演だったんです。今回その夢が叶ったんですけど、台詞の多さとかアクションとか、まだ全然できないことが多くて、本当の意味での舞台の厳しさを知ったんですけど、それを乗り越えて成長したいな、強くなりたいな、って思っているので、何とか初日には100%が出せるように頑張りたいと思います。


−−最後にお客様にアピールを

(黒原) 今回の「クォンタムドールズ〜量子境界の遊歩者〜」はすごくいろんな意味でパワフルと言いますか、中学生から大人組まで幅広い年齢の出演者がいて、若い子たちのすごくパワーがある演技から大人たちのどっしりとした演技まで、すごくバランスのとれたカンパニーかな、という気がしています。
 東京公演に続いての2回目というのもあるので、それぞれのキャストのファン以外にも「クォンタムドールズ」という作品のファンという人も来てくれると思うので、「大阪のクォンタムドールズもすごかった」って言ってもらえるように、あと女の子たちしかいないので、女の子たちにしか出せない力強さとか絆とか、キラキラしている物を全面的に出せていけたらいいなと思っています。

(児島) みんなが台詞とかアクションとか必死で頑張っているのを見ていて、たとえば戦いのシーンって勝ってる人が強そうに見せるけど、やられる演技もすごくアイデアを出したりして体張ってるのでそういうところに注目してほしいと思っています。
 あとチケットもたくさん買ってくださっているということで、一個一個の公演に違う楽しさがあるように頑張りたいと思います。

(河瀬) このメンバーにしかできない公演になると思います。あと若干風組と光組の演出が違います。それは演じている役者に合わせるような形でシーンを作っているからです。なのでもちろん初演とも違うし、僕なりの解釈と彼女たちの解釈が合わさって新しい作品をみなさんに提供できたらなと思います。是非劇場の方にお越しください。


 夜には恒例の握手会付きチケット即売会が行われ、非常に多くのお客様がお越しになりました。恒例のことなので私たちには見慣れた光景なのですが、演出の河瀬さんをはじめ、初めてアリスインプロジェクト公演に携わったスタッフはその盛況ぶりに口々に「すごいですね」とおっしゃっていました。熱心なファンの方たちを目の当たりにし、改めて本番に向けてスタッフとキャストの絆も深まったのではないかと思わせるイベントになりました。
 公演までもう間もなくです。チケットを入手されれたお客様は是非本番をお楽しみに。そしてまだの方、始まったらあっという間に終わってしまうこの公演、後悔の無いよう是非お越しください。


 役名 ステージ数  役者名 
阿良木明里 シングル 児島真理奈
八咫烏 シングル  知名えりか
草間玲 シングル 横野すみれ 
鞍馬兎子  シングル  黒原優梨
麻宮真由美 シングル  福井柑奈 
榊秀子 シングル  新井ゆうこ
ランドグリーズ シングル 長妻美玖 
烏丸千鶴 シングル  佐藤玲奈 
バービィ シングル  藤野朱莉 
バーブラ シングル  笠松実夕
コルト シングル  横川夢衣 
大城美雪 シングル  池田胡桃
娘(ドーター)  シングル  横地志保
アーデルハイド  シングル  高瀬川すてら
大倶梨伽羅  変則出演※1  山本太陽 
冨田亜紗子 
小烏丸 光組 中村亜未 
風組  高田櫻子 
リデル 光組  堀内玲 
風組  中林ほのか
メリーベル  光組  長月翼 
風組  松葉絢香 
釵美鈴  光組  みずき
風組  服部紗也加
マイ 光組  月乃はる 
風組  夢原まひろ 
ユリ   光組  鳶野皐月 
風組  中山さつき 
安藤昇子 光組  平塚あみ 
風組  前田郁恵 


大阪日程  10/26(水) 10/27(木) 10/28(金) 10/29(土) 10/30(日)
昼      14:00(光)  13:00(風)  12:00(光) 
夜  19:00(光)  19:00(風)  19:00(風)  18:00(光)  17:00(風) 

※1 山本太陽  26日 27日 28日
   冨田亜紗子 29日 30日

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