２０１９年２月２３日作成

「アリスインデッドリースクール 楽園　OSAKA」
レポート　＃３

2月16日　チケット発売イベント時の集合写真

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　「アリスインデッドリースクール 楽園　OSAKA」のご紹介。第３回目はキャストのインタビューをお送りします。いつもはチケット発売イベントの前に記者会見が行われるのですが、今回はスケジュールの関係で記者会見が行われませんでしたので、当サイトが稽古終わりに���怏ﾄ生さん、桃華りささん、肥川彩愛さん、山本太陽さん、そして高瀬川すてらさんに独占インタビューを行いました。尚、写真はチケット発売イベントの時の集合写真です。　

（���怏ﾄ生）
−−ここまでの通し稽古の感想を

(���怐j今日2回通したんですけど､1回目は自分の中でも空気がつかめてなかったんですけど2回目は空気がつかめて一体感が出て自然と涙が出るようになって…、いい通し稽古だったと思います。

−−今の自分の課題はなんでしょう？

（���怐j課題は…漫才です。

−−では本番で一番見てほしいところは？

（���怐jやっぱり漫才です。

−−ではお客様に今回の意気込みをお願いします

（����)地元大阪での公演ということで、この大好きなキャストと一緒に、自分なりのちからで精一杯、もっと越えられるめちゃめちゃいいものをみなさんにお届けしたいと思います。

（桃華りさ）
−−ここまでの通し稽古の感想は？

（桃華）今日やった2回目の通し稽古は普通に楽しくできて…。1回目は緊張して間違ったらどうしようというのが強かったんですけど2回目は演出家さんもいい雰囲気だったって言っていただきました。

−−今の自分の課題は何でしょうか？

（桃華）漫才です（笑）。あとはまだ私、段取りや台詞のことばっかり頭にあるので、もっと周りを見て動けるようにならないと、と思っています

−−一番みてほしいところは？

（桃華）やっぱり漫才です（笑）。とりあえず夏生ちゃんと一緒にそこに一番力を入れているし、お客さんだけでなく舞台上に立ってるみんなのことも本気で笑わせられたらと思っています。

−−ではお客さんに意気込みをお願いします

（桃華）優っていろんな事を知りながらもみんなのことを明るく元気づけようとしているので、舞台上でも優としても私本人としてもみんなを元気づけられるようなお芝居がしたいと思っています。お客さんにもそれが伝われば良いと思っているので是非見に来てほしいです

（肥川彩愛）
−−今回は前回とは全然違う役なのですが、ここまで稽古に参加した感想は？

（肥川）前回は優ちゃんを演じたんですけど、初舞台でいきなり主演だったので、舞台というものを理解してない何もわからない状態で始まったんですけど、今回は何回か舞台を経験した後のもう一度のデッドリーということで…。今回は水貴役ということで、前回（自分に）言われていた言葉を今回は自分が言う事になるんですが、どうしても前回を思い出してしまって、泣けるシーンとかもすごく感情移入してしまって、みんな以上にうるうるしてしまうんです。あと水貴は頭のいいちょっと変わった役なんで、難しい言葉が多くて…。前回は聴いてるだけだったんですけど、今回は自分が言う事になったので、その言葉を全部調べたんですよ。意味を知って言葉を言うと違う視点で演じる事ができるので…。あと、前回の水貴は強い感じのツンデレのツン8割くらいだったと思うんですけど、今回私の中ではツン６、デレ４くらいで演じてます。まだ試行錯誤しながらではありますが…。

−−今回一番見てほしいところは？

（肥川）長台詞で難しいこと言ってるところだけでなく、みんながしゃべっているシーンでの隅でこじんまり演技しているところを見てほしいです。

−−全体的な視点で前回のデッドリースクールとの違いを感じる部分はありますか？

（肥川）前回は優ちゃんだけがバカで他はみんなぼける感じは無かったんですが、今回は優ちゃん以外にも結構ぶっ込む人がいるので前回より笑えるシーンが多いんじゃないかなと思います。

−−では最後に意気込みをお願いします

（肥川）私自身この「デッドリー」が2回目なので、前回見てくれた人には優ちゃん役との違いも見てほしいのですが、今回水貴役で、ハーフツインしたりゴスロリ着たり、ロリータ着たり、とか、現役高校生に混じって頑張っているので優しく見守ってほしいと思います。


（山本太陽）
−−今回2年ぶりの大阪のアリスインプロジェクトですが

（山本）クオンタムドールズ以来の出演で、デッドリースクールは初演以来ということでわくわくしていました。

−−大阪初演では珠子役でしたが、今回柏村役ですね

（山本）そうです。でもビヨンドの東京公演で柏村役はやったので、オルタナティブ、ビヨンド、そして楽園というながれで出演させていただいています。今回大阪での柏村はまた東京の時とは違う柏村を演じられればと思っています。

−−この間座談会をキャストで行ったときに、みなさんに気になるキャストというのをあげてもらったのですが、現段階で太陽さんが気になるキャストをあげるとしたら誰になりますか？

（山本）もちろん（高瀬川）すてらさんの紅島は楽しみなんですが、薫っていうのが自分の中で結構キーマンだと思っていて、今回の薫役の真下さんが独特な雰囲気を持っているな、と思っています。薫と春菜は重要な役だと思っているので光と風で
違う二人を見せてもらえればと思っています。

−−今回の舞台の特徴も踏まえてのアピールをお願いします

（山本）今回、多分演出がすごく面白いんじゃないかなと思います。今までいろんなところの（デッドリースクールの）公演に出ていますが、（今回の演出は）このややこしい世界観を頑張って理解しようとされているなと感じます。


（高瀬川すてら）
−−ここまでの通し稽古の感想は？

（高瀬川）シーンで稽古してたときより通し稽古の方がみんなが生き生きしてるなと思います。この舞台はリアルタイムに進んでいく物語なので、それを経験していくことによってどんどん吸収してるなと思いますし、何よりチームワークが上がってることはホントに如実に感じます

−−今回紅島役ということなのですが、特にここを見てほしいという所はありますか？

（高瀬川）やっぱりソフトボール部との確執の部分、水貴とのたばこのシーンですかね。いや最後の高森とのシーンも捨てがたいですね（笑）

−−大阪のアリスインプロジェクトは3回目ということですが、今回の座組の特徴は何ですか？

（高瀬川）まじめです（笑）。みんなとにかく真面目で、でも不器用な子が多くて…(笑）。でも責任感の強い子も多いですね。ムードメーカーの子もいてくれて、バランスのいい座組だと思っています。

−−恒例の質問なのですが、複数回見る人にお奨めのマニアックな見方を教えていただけますか？

（高瀬川）アリスインデッドリースクールがシリーズを重ねてきている中で、少しずつ人に変化が起きている、生き残れる人間が変わってきているというのは今までのシリースを知ってる方には違う物として楽しめると思います。また、この公演を何回も見る方へのお奨めとして、秘密を抱えているキャラクターが何人かいるのですが、その子達が前半秘密を明かしてないときにどんな風に過ごしているかを、是非見てほしい。そこから積み重ねてきている子達のあの演技を是非見てほしいと思います。

−−複数回見て、そこを見ることによって更に楽しめると…

（高瀬川）そうです。そこにまたドラマがあってみんなそこをたくさん考えてきてくれています。キャラクターがずっと舞台上にいるのでその子をずっと追えるわけです。複数回見る人にとってこの作品の見所になると思います。

−−では最後に意気込みをお願いします

（高瀬川）今の子達だけしか作れないこの空気感だったりとか、大阪ならではの漫才もありますけど、とにかくお互いが支え合って作っているので、そういう自分たちで積み上げてきたからこそできたこの作品というもののチーム感、空気感が最大の見所かと思います。

−−ありがとうございました

　みなさんのお話を聞く限り、今回の作品は「アリスインデッドリースクール」の特徴である、笑いあり涙ありの作品である以上に、チームワークで作り上げた舞台のイメージが強く、いつものデッドリースクールよりもっと面白くて楽しい作品にしようという熱いものを感じました。今回は変則キャストが多いのでいろんな組み合わせがあり、多分全公演見ても飽きないのではないかと思います。特に台詞を言ってないキャストをいつも以上に見ていただければと思います。
　まずはみなさんで是非初日に来ていただき、世界観はもちろん、チーム感、空気観を味わっていただき、そのあとも是非足を運んでいただければと思っています。
　いつもここでアピールしていますが、特に千秋楽だけ観劇予定の皆さん、もう一度見たくてももうありません。是非一度早い時期での観劇もご検討下さい。
　また、特にファンのタレントが出てない方でも、是非この作品は見ていただければと思います。大阪でのこのタイプの演劇は本当に少ないので、是非みなさまの観劇をお待ちしております。

公演は大阪日本橋・インディペンデントシアター２ndにて、２０１９年２月２７日〜３月３日の全８公演。チケットは絶賛発売中。当日券もございます。
　　　
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