BACKGROUND="../gj/rocks_p.gif" 23/9/1997

初めてのBMW
(BMW R100R Memo)



[1993年]
7月10日  BMW R100Rを買うことに決めた。
 納車は19日だった。中古とはいえまだ1000Kmしか走っていない。慣らし運転を行いながら、このバイクに慣れて行こうと思う。

8月1日 今日は140Km走った。トータル1300Kmである。
 2000回転前後で走るか、3000回転以上で走らないと、ハンドルの左側に強い振動がでるのは変わらない。トップで3000回転は約80km/hである。2500回転付近にトルクの谷があり、2000回転から3000回転への加速を何度も繰り返す。
 急ブレーキは避けるようにしているのだが、何度か急なブレーキをかける事になってしまった。どうも、思ったよりスピードが出ているようである。
 XR250の感覚から変えねばならない。前に乗っていたXRはトップ120km/hで約10000回転なのだが、R100Rは180km/hでも7000回転でしかないのだ。

8月3日 今日は周山から小浜を通って舞鶴から下り、丹波屋で休憩して9号線で帰ってきた。約300Kmのツーリングとなった。
 大分慣れてきた。しかし、極低速の擦り抜けでのバランスがまだまだ難しい。

8月16〜18日 軽井沢シルバーストンへ。往復約900Kmである。4000回転で120km/h程である。走行距離が2000Kmに到達してからは4500回転まで上げながら慣らしを続ける。
 17日は雨が降ったり止んだりであり、ほとんど、走らなかった。
 18日にみやげを買い、晴れたのでビーナスラインを通り、途中で八島湿原に寄って行く。
 宇治田原に着いたときに雨が降ってきた。このツーリングで初めてカッパを着込む。雨の中を走るのは不得意である事が解った。40〜50km/hでのぼりのヘアピンを走ると、どうしても、2500回転の共震点を使わざるをえないのだ。2速で3000回転以上をキープするしかなく、タイヤがすべりそうで怖かった。

9月27日 預けておいたR100RはBAKUDANキットを装着している。現状ではベストのセッティングだとのこと。2000回転以下では濃いようだが、1500回転でも走れるようになった。

9月29日 宇治田原から彦根を折り返し湖岸道路を浜大津まで、大津から山科のクシタニに寄り、注文していた皮ジャンを受け取った。
 ワインディングを走ってみると、4000回転付近でのトルクが2割増しになったようなアクセルへの手ごたえを感じた。この加速感は楽しい。ゆっくりでも走れるし。1000ccのトルク感がでた?

10月4日 琵琶湖一周左回り240Kmの旅。飛ばしてみた。5時間かかったが、コーナリングのタイミングがまだ完全に掴まえられないので、疲れた。足の踏み換えを中心にしたインステップを基本に置いてみた。
 3000回転以上のトルクで加速する感じを楽しむ。ハンドルに出る振動の範囲が2300〜2500回転へと下がって狭くなり、しかも小さくなったので走りやすくなった。

11月6日 BAKUDANキットを新型と交換。下の濃すぎる感じが無くなりスムーズに回転が上がって行く。この間から、倒し込みのポイントを手前にとり、腰を浮かし気味にして、ステップできっかけを作ってアクセルで回り込んで行く方法を試している。前のモデルの4000回転のつき具合がこれにマッチしていたのだが、新型ではどうなるか、早く試してみたい。

11月15日 舞鶴れんが館ツーリング 行程はそれぞれ2時間半。往復220Kmであった。渋滞の中ではアイドル回転数でも進んで行く。1500回転から、スムーズにどこまでも吹け上がって行く。しかし、中回転域でのトルク感が無くなってしまった。コーナーからの立上りの際、トルクで回り込んでいく感覚が大分薄れてしまった。とはいえ、街中はずいぶん走りやすくなったわけである。ショップでステアリングステムは締めすぎない方が良いとの事で緩めてもらった。

11月17日 河原町のスカラ座で、ジュラシックパークを見る。R100Rでスクーターに伍してすり抜けを行うのは疲れる。いつか、エンジンを擦りそうだ。とうとう、走行距離が4000Kmに到達した。

12月13日 ひさしぶりに、R100Rに乗ってカスノに行った。やっとBAKUDANキットの最終バージョンができたので交換します、との事。低速からもりもりとトルクが盛り上がってくる。コーナーでも車重にトルクが勝った感じで安定しているので、Uターンも簡単にできる雰囲気になった。低速での微震動とアイドルでの騒音が大きくなった。走るのが楽しみなエンジン特性になった。

12月28日 カスノへ行ってバクダンキットの代金を払う。48500円消費税1455円だった。走りやすさは変わらない。ノーマルのメインジェットが一つかけているセットをもらった。1994年のカレンダーをもらって帰る。


[1994年]
1月2日 走り初め。琵琶湖一周240km。高速も少し走った。140キロ程出してみたが、安定した直進性を感じた。なめらかな加速もトルク感があって、気持ちがよい。晴天の中、よい走り初めであったと言えよう。

1月5日 ガス補給約13l。燃費はリッター19kmということか。暖気が少なかったせいか、エンジンがガサガサと振動が多い。本屋に寄っただけで帰る。

3月16日 2週間振りに走る。久しぶりに、天ヶ瀬ラインを流す。少し飛ばしてみたがコーナーの先で工事中が多いこともあって、ブラインドコーナーには突っ込めず、神経が疲れた。右コーナーでは視線が低くなっていることにも、気がついた。ちょっときついカーブにはでこぼこのノンスリップの舗装がしてあった。まだR100Rに身体を預けきれない。もっともっと、走り込まなければならない。

3月19日 市街地を走る。カスノへいってコーヒーを飲む。先日、走りにくかったのは、どうもフロント荷重が足りなかったようだ。飛ばさないときは、真ん中に乗っている方が良いようだ。飛ばすときは、バンクしてすぐにアクセルを開けてバランスを取るが、あまり、飛ばさない時はフロントに荷重してバランスさせて立上りにアクセルを開けていく。視線も下がらず、同じペースで走ることが出来る。

4月17日 名古屋のヴィレッジヴァンガード イーストへ行く。行きは西名阪から名四道路を通る。いり中の三洋堂でガイドを捜しようやくたどり着いたのが午後3時だった。5時に出て、目の前の東名高速名古屋インターからのって帰る。

5月10日 カスノに車検に出す。取りに来てもらった。約5000kmになった。

5月15日 カスノにバイクを取りに行く。点検のみで、85000円程。カウルを注文しておく。入荷は1月後とのことだった。

5月17日 どうも、微震動が気になり、フロントがなにか引きずっているような気がする。亀岡のアルプラザへ寄って、綾部の手前から大野ダムを通り周山でカモノセに寄って帰る。約140kmのショートツーリング。少しバイクが滑らかになった気がする。こちらが、慣れてしまっただけか。

6月1日 来週にシルバーストンに行くため身体の馴らしを兼ねて信楽へ。約100km走行で5400kmに到達した。最初のうちは控え目に走っていたのだが、途中から4500rpmほど引っ張る走りになってしまった。少し前寄りに座り、背を丸めてコーナーを攻めるような走りになる。コーナー進入のところの白線で少し強めのブレーキをかけたら、フロントタイヤがキュッと鳴いた。アクセルを強めにあけてコーナーを抜けようとしたら、リアがグニャッと撚れる感じがした。タイヤをラジアルに替えなければいけない。

6月7〜8日 軽井沢ツーリング。朝、9時半、出発。彦根から名神に乗り中津川で降りる。19号線を走り、途中、奈良井宿に入り、塩尻から岡谷へ抜けた。
 走り始めの宇治田原でメインスタンドを擦ったので、少し抑えたが、19号線では90km/h前後で気持ち良く走れた。
 4時半頃、小諸駅前に到着。ロイヤルホテルに入る。シャワーを浴びて晩飯を食べに出ると雨が降ってきた。
 翌朝、9時にホテルを出て、懐古園を見物する。
 浅間サンラインを通って軽井沢に入る。鬼押し園へいって浅間記念館を訪問。道はすいているので飛ばし放題。星野温泉の前の蕎麦屋でざるを食べ、2時過ぎシルバーストンを訪問する。
 6時までお世話になり、出発。メチャ混みの笠取峠、和田村を抜けると、もう8時だった。
 中津川9時20分着。188kmで給油、そのまま高速を走り、京都東で降りて、12時帰宅。202kmとなる。高速は120km/h走行を目指し、5速4500回転をキープする。

6月11日 カスノにてオイル交換をする。6300km目である。エンジンの他、シャフトとギアボックスのも交換し、ZXー1を添加する事にした。総計21000円であった。

6月15日 せっかく、ZXー1を入れたのでショートツーリングをした。琵琶湖南岸を流す。晴れの日差しに腕が少し焼けた。煙草の火を忘れたので彦根まで足をのばして、彦根城の前のポエムという喫茶店に入った。
 3000回転からのアクセルのつきが、気持ち良く、楽しいツーリングだった。約180kmで、9l入ったので約20km/lというところ。少しエンジンの回転が軽くなったか。

7月9日 6500kmで今日、動研のカウルを装着してもらう。1時間半ほどかかった。工賃込みの7万円だった。頑丈なステイがついていて結構大きく見える。
 記念にショートツーリングに行く。最近、気に入っている琵琶湖南岸コースで安土城考古博物館に行くことにした。未明の雨の影響は全くなく、梅雨が上がったようで、快晴となる。
 帰りに、国武舞に寄った。燃費は18km/lでだった。 ZXー1のおかげでエンジンの回転は軽い。ふけが良くなったと勘違いして、5速1200回転から加速しようとしてしまうほどである。
 フライングドルフィンのポロシャツで走り続けた180kmのため、腕が赤く焼けてしまった。

8月21日 一昨日より、3日間の夏休みだったが、ようやく今日、晴れ間が見えた。おとといの、雨はまさに、集中豪雨だったのだ。北は、にわか雨が確実に思えたのでINTEX大阪の世界最大の恐竜博へ行くことにした。阪神高速をずうっと路肩走行するのは精神的に疲れた。1時に着く。約2時間で80kmの距離である。
 楽しく見学して、3時過ぎに出ると、小雨が降っていた。もう止むだろうと、待っていると、土砂降りとなり4時過ぎまで雨宿りとなった。晴れ間が出たので、濡れたヘルメットをかぶって出発した。
 南港は3度目だが7、8年ぶりのため、道に迷いながら阪神高速に乗り路肩を走り続けていたら環状に入れず東大阪線から近畿道に入ってしまった。阪神高速は600円。近畿道は300円。
 吹田で降りて、171号線を北上、カスノに寄ってから帰る。トータル180kmぐらいになった。

9月6〜7日 会社の連休を利用してシルヴァーストンへ行く。今回は晴れだった。行の高速でメーター読みで170km/hぐらい出してみた。

 9月17〜18日 カスノ秋の一泊ツーリング。帰ったら9000kmに到達した。BMW8台と走る。参加車は総勢55台だった。コーナリングに開眼した。BMWはリーンウイズだ。


[1995年]
2月18日 10000Kmでオイルを0.8l足す。最近は通勤で走っている。暖気をやるので燃費がわるい。往復約40Kmぐらいだが、フロントタイヤはカスノツーリングの際に交換したのだが、リアタイヤがまだ来ずスリップサインがでそうなので、実はあまり走りたくはないのだ。でも、定期代が無いので、今月末まではバイク通勤を続けるのである。

3月5日 10500Kmだが、どうも、2000回転までに以前のトルク感が無い。宇治川ラインから名神に乗りカスノに行った。帰り、なんとアクセルの軽いことか!4000回転まですぐふけるようになった。2000回転以下は相変わらずだったが。やっぱり、通勤ではBMWはつらいものが、あるようだ。

3月27日 リアタイヤついに交換する。バンクが非常に軽くなり少し恐いぐらいである。リアはどうも、プロダクションレース用の気がする。タイヤのグリップに細い車体が負けそうな気がしてくる。

4月2日 カスノツーリング 伊勢志摩スカイライン往復350km。総勢19台で、NINJAが5台、CBR900RR、CBR1000F、CBR400RR、ZXR750、GSX1100F、GSX-R1100、ZEPHYER1100、BIMOTA2台、ハーレー2台、R100RS、R1100R。G君の2月に買ったばっかりのR1100Rなかなか速い。我がR100Rは、ついに、6500回転に到達し、160km/h以上を記録した。5速でのヨーイドンでは並み居る4気筒勢を引き離す。出だしだけは速いのである。燃費は18km/lぐらい。

4月8日 カスノへ、バイクを持って行く。タペット調整とオイル交換。12、504円かかった。走行11,442km。次回は15,000kmで交換である。

9月4〜5日 今年3度目の軽井沢行き。帰り養老 S.Aでカウルのステイがはずれ始める。彦根で完全にはずれてしまう。コードでハンドルにくくりつけて帰った。

9月10日 カスノへ行く。動研に改良版を着けてもらうために送る事にする。14000km走行である。



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