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BMW R100R
updated 04/16/96

MOTOR
type4-stroke Boxer-twin ohv
capacity979.9 cubic cm
B/S94.0mm / 70.6mm
compression8.5:1
carburetorBing 40mm twin
power60 hp / 6500rpm
torque7.8kpm / 3750rpm
primary gear1.00
secondary gear3.09
gears4.04/2.86/2.07/1.67/1.50
BODY
tank24 Liter
full weight228 kg
front forktelescopic inner 41mm
rearmono shock
front brakesingle disk 285mm
rear brakedrum 200mm
front tire110/80-H18
rear tire140/80-H17
max speed180 km/h
0-100km/h5.3 sec.
0-400m14.0 sec.
0-1000m28.0 sec

長所と短所

4ストロークのツインエンジンは実の所余り極低速のトルクが無い。 しかし、Rのエンジンは3750回転で最大トルクを出す設定であり、そのうえ、バクダンキットを入れているので、1000回転からでも動き出す。でも、実用になるのは1500回転以上だ。

2気筒なので1000ccとはいえ、228kgしかなくひと昔前の、750に比べても軽い。それが、相まって、60馬力しか無いのに、中間加速が良い理由である。ツーリングに行って、110km/hぐらいから、トップギアのままで、加速すると、750や900なんかは、皆、びっくりして追いかけてくる。BMWは速いんですね。と言われるのが、実は密かな楽しみなのだ。

走行中常に左のミラーがぶれているのだが、これは5000回転以上になると止まるのである。しかし、その時の速度については、大きな声ではいえない。 免許取り消し速度域になっているからだが、追尾されているか知るために、ミラーがぶれない速度にひっぱるという本末転倒をするときもあったりして困ったものである。

フロントのシングルディスクは確かに効かない。BMW K1のブレーキを片方だけつけているわけだが、やはり、200kg以上の車重を止めるには力不足はいなめない。 ダブルディスクキットを買うしかない。しかし。リアのドラムブレーキは十分な制動力を持っている。

問題はタイヤである。ノーマルはツーリング用のH規格のくせに非常に高い。 3万8千円もする。そのため、メッツラーのZ1をつけている。これはプロダクションレース用なのだが少し安い。トラクションも良好でカーブでも良い。減りも余り早くなく、8000kmは最低持ちそうだ。フロント18、リア17で細いタイヤの組み合わせは実のところ、メッツラーしかなく、私はこれはR100R専用だろうと思っている。

変更点:動研ミニカウル、バクダンキット

動研ミニカウル:
ミニなので風よけにならず、全くのアクセサリ。でもバイクが大きく見えるので気に入っている。 欠点はハンドルが重くなり切り返しが少し遅くなる。
94年7月装着
95年10月ステイ換装
97年5月カウルステイをボルト止めする

バクダンキット:
常用回転域の 2500回転付近での振動が大幅に減少する。ごく低速でも走るし、全域でのトルクアップが感じられる。長所あるのみ。これ以上を望むならFCRキャブを入れるしかない。

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