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ツーリング覚え書き
(Bike Touring Report 96-97)

1996
  6月3日現在、17,300km走行。
今日は、私の休日。今年初めてのツーリング。月曜日は道がすいている。
五条堀川から9号線で亀岡を抜け、173号線に入り綾部の手前で、左折して9号線に戻り、
福知山から改めて、綾部に行き、27号線を戻る途中、山香から大飯へ抜けると日本海があった。
小浜から周山を通って帰る。行き先を決めない山道ばかりのコースだった。
肩から入るコーナリングを思い出した。
BMW は小回りが出来ないし、ブレーキも一枚ディスクではあまりきかない。
無理をしない、させない一人ツーリングは300km走ってもまるで疲れはない。



7月14−15日  本年最初のシルヴァーストンだった。
 ケン鈴木さんは、関西からの8月中の予約がほとんどない。 こんな年は初めてだと嘆いておられました。
 みなさんシルヴァーストンの予約は今年はまだ大丈夫です。 どしどし、訪れて、マン島の話を聞いて下さい。
 オーナーは10回訪れたと豪語しております。


8月6-7日 乗鞍ツーリング
 今まで、飛騨高山と松本間は何度も通っていたが、上高地には行っても、 乗鞍だけは、上がった事がなかった。 乗鞍へ行こうと思い立ったのが、5日という、あわただしさであった。

 さて、BMWR100Rはビキニカウルしかついていないので、高速道路を長時間走るのは遠慮したい。 今回は、一人旅なので、思い切って、一般道だけを使って、走り続けることにした。 テーマは国道のんびりツーリングにする。 私は、たいていツーリングの前にテーマを決める事にしている。そのとおりに、ならないことも あるが、それもまたよしである。

 朝8時に出発し、彦根から木之元へ。北国街道に入って、武生に着く。高速に乗らずに、 8号線に入り福井へ。昼食と給油をしようと思ったがうまく見つからず、大野市で給油。 食べずに、ようやく、白鳥町の喫茶店でカレーを食べる。九頭竜ダムは道は悪いが景色はいつもいい。 白馬を通って、飛騨高山に抜けた。4時前なので明るい内に行けるところまで行こうと。一服してから 出発する。バイクのツーリンググループを三つほど見かけた。走り続けトンネルを抜けると、乗鞍だった。

 乗鞍スカイラインの入り口を少し過ぎると平湯キャンプ場がある。今夜の宿はここに、決めた。 受け付けで八〇〇円払う。バイクの場合は、止めるところが決まっているが、テントはどこに張ってもいいと いうことだ。でかいRV車から程良く離れたたいらな所を選び、テントを張る。 家族連れで大きなテントが多い。バイク組は皆、一人用か、二人用の小さなテントである。 私は四人用のテントで広々と寝るつもりだ。

 安房峠を走ったりした後、平湯で食事を済ませると、もう七時過ぎ。 寝ることにする。夜間用のランプを持ってくるのを忘れたのだ。 前日の夜に急いで荷造りをするから、忘れ物が多い。面倒だからと、シュラフを持っていかなかったおかげで、凍死するかと思うほどの寒さで夜は一時間おきに目が覚め、ついにカッパを着たのだが、結局、日が射してから寝なおすことになった。
 7日は、9時起床となる。テントをかたずけ前の晩に買っておいたパンと缶コーヒーで朝食とした。 ついに乗鞍スカイラインに入る。ゆっくりと景色を楽しみながら、上がって、有料駐車場にバイクを 止める。歩いて手近の山頂へ。2674mに到達する。ものすごくしんどい!高山病か、とも思ったが 横を子どもが走り抜けていく。普段の運動不足と睡眠不足のせいだと気がついた。

じっくり、山を見る。高山植物を見る。帰りたくなくなった。晴れた山はやっぱり最高である。 駐車場で隣に止まっていたR1100GSの人と少ししゃべって、下山する。12時だ。 北の斜面の雪渓でスキーをしている人々を見ながら。下り続ける。道を譲ってくれる車に手を振りながら走って 梓川に沿って奈川渡ダムから木祖村へ抜ける。

 国道19号線を南下し、寝覚ノ床で一服。中津川のレストランでハンバーグランチを食べる。 恵那で500mぐらいだけ雨が降っているところがあった。土岐から高速に乗ることにする。 以前に国道21号線を通ったことがあるが、結構混んでいる。ここは、時間を金で買うことにした。 関ヶ原で降り、米原から湖岸沿いに走る。瀬田まで一気に走り喫茶店で夕食を取る。7時になった。 8時前に帰宅。山はやっぱり涼しかったと実感する。京都は暑いぞう。


1997
1月1日 今年の走り初めは、”初日の出ツーリング”となった。
 朝4時に同行者を誘いに行く。 連れだって待合せ場所のカスノモータースに向かう。 カスノさんには迷惑な事だが、分かりやすい場所として待合せに使わせてていただいた。5時前総勢4人が揃いクシタニ初日の出ミーティングへ出発した。
 思ったより暖かかったが、車も多い。 パトカーについて走ったりしてペースはゆっくり目で走る。 元旦から事故は起こせない。 コンビニで1回休憩して、171号線をひたすら走る。
 空が少し明るく見える頃、神戸に着いた。 日の出に遅れないように少しとばして、ポートアイランドを目指す。 ポートアイランドには多くのギャラリーが集まっている。 ミーティングの場所を捜して走り回って、ようやく発見した。 十数台のバイクが停まっていた。
 南公園で皆で初日の出を見守った。 水平線に薄く雲が出ているのでなかなか太陽を見ることが出来ない。 7時半、ようやく薄赤い太陽を見る。

初日の出ツーリング


神戸ポートアイランド 7時20分

ほとんどの、ギャラリーはこれを境に、いっせいに帰っていた。 我々は、公園で雑煮を作ってワイワイと食べ、おなかも一杯になり、暖まった所で、8時半に解散となった。

 私たちは、別れて、湊川神社に初詣に寄ることにする。 空は晴天、気温も上がり、9時過ぎとはいえ、神社の中に人は多かった。 その中でオーバーパンツをはき、厚いジャケットをはおった私たちは少し変わった雰囲気を醸し出していたように思う。 拝殿に手を合わせたのち、歩道に無理やり停めていたバイクをそうっと引きだし、京都を目指して帰途に着く。  元旦の午前中だが、結構バイクが走っているのが、私にはめずらしく思えた。
ここ5・6年、正月は寝てテレビを見ていたのだ。 トイレ休憩をコンビニで一回とって、別れて帰宅したら、12時前だった。
 今年は走るゾ、と決意する走り初めであった。 こんな早朝に走るのは何年ぶりか忘れたが、確かに夜が明ける前が一番寒かった。



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