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T-Bird Diary


1998年3月29日


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 昨日の陽気で、さくらの花が一気に開きました。 今日も5月くらいの暖かさになったので、京都府立植物園までひとっぱしりしました。
 サンダーバードのエンジンからくる熱は相当なもので、夏は悩まされそうな予感です。そのかわり、寒い間によく起きた、エンジンストールは(低速走行中、ガス欠のような調子で止まる)無くなり、私にストレスを与えることのひとつが減りました。   今の植物園は、桜がとてもきれいで、炎のような形と色のチューリップも見事です。5月初旬まで、色々な種類の花が順番に咲いていきますし、亜熱帯植物のある温室も見応えがある場所です。車で来ると、いつもすごい列が駐車場のまえにできていて、30分では入れませんが、オートバイですと先に入れてくれて、しかも無料なんですよ。  ここも、年間を通して楽しめて、しかも入場料は200円(温室は別に150円程必要)という、私の好きな場所です。
 桜という花は、本当に不思議な花だと、いつも思います。幹などは、ごつごつしているのに、花びらの透けるような薄さとその色合いは、その花の付き具合の多さはと言ったらどうでしょう?昔から、どんなに旨く描いたつもりの絵でも、桜の花だけは、本物の美しさに及ばないと言われているのもうなずけます。晴れた日の日中だけでなく、薄曇の日、雨の日、夕暮れどき、夜など、いづれの時にもそれぞれの美しさがある、そんな花を他に探すのは難しいのではないでしょうか。
 陽の光の下では、空の色を透かして見せ、夜の暗闇では、花の白さが僅かな明かりにも照り映えて、可憐であり、かつ生命力を感じる花です。



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