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T-Bird Diary


1998年9月12日




彼岸花
知人が舞鶴で稲刈りを手伝うという。興味半分で、ふらりと覗きに行ってみることにした。 京都を遠ざかるにつれて、9号線から27号線へとだんだん田園風景が広がってくる。

この時期、彼岸花が田のあぜ道に赤い帯のように咲いている。この花自体に、葉は無い。茎が地面からすっと伸びて、先端にとても赤く繊細な形の花が咲く。
毒を持っていることと、仏教で地獄の釜の蓋が開くという彼岸の頃に1週間から10日咲いて、その後、跡形もなく消えてしまうことから、その美しさとはうらはらに不吉だといって嫌う人もいる。しかし、私は日本の季節をとてもよく感じさせてくれる花として、この花が大好きだ。

道路脇に通っていた古めかしい線路(現在も電車は通っている)と、とても窮屈そうなトンネルを撮影した。線路を見ると、子供の頃、このまま歩いていけば遠いところへ行けそうな空想をしたことを思い出す。今は、オートバイでどこへでも行くことができるようになった。

Rail-road to Tonnel
車両通行止めと書いた吊り橋を見つけたので止まってみた。よく見ると、二輪車は通行可能だと小さく書いてある。しかし、書いた人が220kgのオートバイを想像していなかったとしたら怖いので、渡るのは止めた。
8:00AMに家を出て、ちょうど昼に舞鶴の中心部に入ったが、肝心の友人が稲刈りをしているところがなかなか見つからず、到着したときにはすでに終わっていた。 しかたなく、また帰路につくことにした。
吊り橋とT-Bird



To Chieko

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