我がホームページの歴史 |
当たり前だが、全部英語なので目的のページを探すのは一筋縄ではいかないと思ってはいたが、4A4LL0X0 BIOSにたどり着くのには大分時間がかかった。
もっと、分かりやすくして欲しい物である。
PCにBIOSアップデートは必須であろう。
などと、ぶつぶつ言いながらページを見てみると;
今まで使っていたのは
BIOS revision 4A4LL0X0.15A.0008.P05 9/97
そして、最新版は
BIOS revision 4A4LL0X0.15A.0023.P18 10/98
まあ、相当アップデートされていたようである。
とりあえず、ダウンロードする。
当時という程昔ではないが、何か資料が残っていないか捜してみたら、ダウンロードしたファイルに入っていたテキストのプリントアウトが出てきた。
我ながら、しっかりしているではないか。
これを、読んで手順を確認していたのである。
英語で書いてあるとはいえ、内容は単純である。
1.フォーマットしたディスケットを用意する。(くわしい各OS別フォーマットの仕方あり。私はエクスプローラから右クリックでフォーマットを選んで実行した。この方法は書いていない。)
2.BIOSの各ファイルを全てディスケットにコピーする。(くわしすぎるぞと思うほどのコピーの仕方の説明。)
3.ディスケットを入れたまま再起動し、出てくるメッセージに合わせて全て[ENTER]キーを押すこと。
4.233mhz以上のプロセッサーの場合はジャンパで設定する事
なに、そうだ、ここで悩んでいたのを思い出した。
私のはミドルタワーなので、ジャンパを差し替えたりするためには、殆ど分解しなければ手が届かないのだ。
CPUの交換は後で考えることとして、ひとまずBIOSはアップデートする事に決めたのだった。
このプリントにはその後、各デバイスドライバを使えるようにするため、Windows95 CD-ROMを入れたり、各設定を何度も再起動しながら進めていった事が記されている。
一番最後に、英語キーボードの設定を何とか日本語キーボードに直した苦労も記されていた。
アップデートは簡単だったが、Windows95の方が面倒であったというわけだ。
早速、箱を見る。
箱の左下にはこんな注意書きがある。
今まで、書いてきた内容で判るように俺はドシロートだ。 気にせずにどんどん開けていく。
裏には手順が写真入りで載っている。
何だ、簡単じゃないか、と、ドシロートは思ってしまうのである。
PCのコンセントを抜いて横のカバーを外す。 ハードディスクの装着やら何やらしょっちゅう開けているので、今ではネジ止めしておらんのですぐ開けられる。 手を奥に突っ込んで、スロットの両側の爪を立て、引き抜こうとするもびくともしない。何度も挑戦して、マザーボードを折りそうになってから、これはおかしいと気がついた。PCを横倒しにして天井の蛍光灯で奥までよく見えるようにする。 スロットのゴジラの背中のような四角い剣山のようなサイバーパンクなヒートシンクがバーでスロット固定部分に止められているではないか。 もう一度、手を突っ込んでバーを外したら、スロットはごそっと取れたのだ。
何か写真と違うなあ、とIntelの説明書をめくる。
CPUを乗せてからファンを乗せて留めるわけだ。 何度もやり直してようやく[E]をとめたが、[F]のケーブルヘッダはどこに差し込むのだ。 マザーボード上を見ても発見できない。 とりあえず、スロットを差し込んでから、ケーブルヘッダを持って見回すと、おお、あった。 スロットの爪を倒して、PCを起こして、コンセントを差し込んで電源を入れる。
起動画面を見ていると、CPUは500と出た。 とりあえず、成功である。 別に、ジャンパの設定をしなくても、勝手に認識してくれたのだ。
事前にダウンロードしておいた、HDベンチで測ってみる。 データを較べると、ちゃんと533mhz相当だった。 大成功である。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ | |||||
M/B Name | |||||
Processor | Celeron 533.22MHz[GenuineIntel family 6 model 6 step 5] | ||||
Cache | L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K] | ||||
VideoCard | STB Velocity 128 | ||||
Resolution | 1024x768 (16Bit color) | ||||
Memory | 130,012 KByte | ||||
OS | Windows 95 4.0 (Build: 1111) B | ||||
Date | 2000/07/08 02:07 | ||||
SCSI = Adaptec AHA-2940U/AHA-2940UW PCI SCSI Controller | |||||
HDC = Intel 82371AB PCI Bus Master IDE Controller | |||||
HDC = Primary IDE controller (dual fifo) | |||||
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (シングル FIFO) | |||||
ALL | 8467 | ||||
CPU | Integer 21436 | Float 21611 | |||
MEMORY | Read 8738 | Write 7726 | Read&Write 11764 | ||
VIDEO | Rectangle 14194 | Text 24331 | Ellipse 6196 | BitBlt 296 | DirectDraw 29 |
DRIVE | Read 4743 | Write 6892 | FileCopy 2454 |
某氏に結果をメールしたところ、ハードディスクの数値が低すぎると思うという返事が来た。
DMAモードに設定していないんじゃないか、と言われてもどうしていいか判らない。
某氏も昔、設定した覚えはあるけれど、どこから入ったか忘れたとの事。
うーん、早いからいいか、と考えて忘れることにした。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.22 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ | |||||
M/B Name | |||||
Processor | Celeron 533.22MHz[GenuineIntel family 6 model 6 step 5] | ||||
Cache | L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[128K] | ||||
VideoCard | STB Velocity 128 | ||||
Resolution | 1024x768 (16Bit color) | ||||
Memory | 130,012 KByte | ||||
OS | Windows 95 4.0 (Build: 1111) B | ||||
Date | 2000/09/06 16:32 | ||||
SCSI = Adaptec AHA-2940U/AHA-2940UW PCI SCSI Controller | |||||
HDC = Intel 82371AB PCI Bus Master IDE Controller | |||||
HDC = Primary IDE controller (dual fifo) | |||||
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (シングル FIFO) | |||||
ALL | 10351 | ||||
CPU | Integer 21435 | Float 21609 | |||
MEMORY | Read 8716 | Write 7872 | Read&Write 11752 | ||
VIDEO | Rectangle 14352 | Text 24538 | Ellipse 6195 | BitBlt 17 | DirectDraw 29 |
DRIVE | Read 11345 | Write 11166 | FileCopy 2837 |
ALLの数値が20%ほど向上しているではないか。
よかった、よかった。
ついでに、システムの表示を掲げておきます。
何度かメールをやりとりしたら、成功されたとの事。
喜ばしい、こんなホームページでも一つは人様のお役に立てた。
追記: この、バリアはOSが持っていることが判明した。くわしいファイル名は失念したが、IDE関連のドライバであるようだ。Micro$oftのサイトにも記述があった。しかし、その中でWindows95についてはドライバのアップデートは行わないとの宣言も。製造者の責任での修復ではなく、金を払ってアップデートしろということらしい。
追記その2: MaxblastはER-DOSを使っていることが判った。旧来のHDを認識させてしまうとFATを書き換えてしまうので、日本語Windowsは起動しなくなるのだろう。Maxblastを使うときは、失敗しないように、すでに使用中のHDは外しておく方がいいと思う。