<< NTRC復活によせて >>

NTRC特撮軍団長・ヤラセロウ大元帥
こと 吉川敏彦

 誰に命じられたわけでもなく自らの意志で取り組んだもの、それがNTRCだった。個人的な事情から京都を離れ、何度か職を替えた揚げ句、フリーター生活も経験したが、署名を求められたとき、肩書きはいつも、
「Norio Tsuboi Riders Club 特撮軍団リーダー・ヤラセロウ将軍」だった。

 何処の空の下で、如何なる職に就いていようと、私の心は常にNTRCに一番近かった。NTRCは私の誇り・私の青春の全てだった。二十代前半をNTRCに捧げたことは、今日に至ってもなお、一片の悔いも無い。バブバブバブ、ウー!!

 そのNTRCが長い沈黙を破り、今復活をしようとするこの時、私は極めて時間のやりくりのしにくい職業に就いてしまった。一生の不覚である。プンプンプンプンプンプンプン。

 新生NTRCが、旧メンバーの同窓会組織で終わるのか、あるいは「ノリ乗り伝説」の新たな1ページを開くのか−−−。何にせよ、私は再び歴史の証人にならねばならない。ポッポー。

H.10.7.6 PM23:53
姫路の実家にて

*なお、私は昨年4月28日に大型二輪免許証を取得、それに伴い肩書きを変えました。



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