Thailand Bangkok 2005年

やってきました!6年ぶりのバンコク!前回のバンコクは初アジアであらゆる人からぼったくられたが、雪辱なるか?

6年前は真夜中に空港についていきなりタクシーに10倍ほどの料金をとられたが、今回は昼過ぎに到着、エアポートバスで市内へアクセス。カオサンロードに無事到着する(写真)。

カオサンは変わった。今のカオサンはまさに外人天国。クラブやライブハウス、露店がひしめき、そこだけタイとは別世界を作り出していた。娼婦も出没しているし、クスリを持っていないか警察にもチェックを受けた。
カオサンから少し離れた安宿に滞在。シングル1泊250B(約700円)。カオサンにしてはやや高めだがまあいいかと思う。雑踏がうっとうしいカオサン中心部と違い、まったりと過ごせる。

外人相手に高い料金を吹っかけていたタクシーも、今ではみんなメーターを倒してくれる。道を歩いていても娼婦から声をかけられることもなくなった。

何より、タイ人の俺を見る目が変わった。前はすれ違う度に珍しいものを見るように、まるで金を見るように、鋭い目つきでずっと見られていたが・・・・・。
真夜中に町を歩いても危険さのかけらもない(実際は知らないが)。
買春街、パッポンロード。道のど真ん中に、写真のようなナイトバザールが乱立し、道の両サイドでは、ゴーゴーバー、ストリップ劇場、などなどが所狭しと並んでいる。今や普通の観光地か?!シドニーのキングス・クロスのような観光客も安心して訪れることの出来る歓楽街、というイメージ。
ウェンディー・ツアーに申し込んで市内観光をした。
ウェンディ・ツアーもでかくなっていた。
前はワゴン車で少人数でのツアーがメインだったが、今回は観光バスで集団ツアー。
前にお世話になったツアコンのおばちゃんと再会できれば・・・・と思っていたのだが、無理だった。連絡もとれないとのことだ。残念!

写真は、エメラルド寺院と呼ばれるワット・プラ・ケオの建造物。色々な寺院を回ったが、この寺が一番綺麗だった(人が多かったが・・・・)。クメール様式(カンボジア)。ワット・プラ・ケオは歴代王がどんどんと寺院を建てました来た。3つある大きな仏塔のうちの1つである。
これはワット・プラ・ケオの仏塔の1つ。スリランカ様式の仏塔。
これはタイ様式。
ワット・プラ・ケオの本尊にはエメラルドで出来た仏様が祭られている(撮影厳禁)。
その本尊の外装がこれ。とても神秘的だ。インドででも聞いた神の名前だが、ガルーダというらしい。


総括!!

あっというまに過ぎ去った4日間だった。いつか行こう、いつか行こうと思っていたタイに、バンコクにまた来ることが出来たのはとてもよかった。

6年前の恐怖体験、カルチャーショックは一体なんだったのだろう?と思わせる程成長を遂げているタイ。ヤバさのかけらもなくなった外人天国・カオサンロード。ベトナムやインドのように、他のバックパッカーに思わず話しかけたくなるような心細さもなく、安心して過ごせるリゾートスポットと変貌を遂げていた。王宮周辺のチャオプラヤー川の橋で列をなして寝ていた人たち(ミャンマーからの出稼ぎ?)もいなくなっていた。

道を歩けば嘘をつかれ、タクシーを捕まえればぼったくられ、自分を見ているタイ人が皆、タイ人は金のためならなんでもするように感じずにはいられなかった。旅慣れていなかった俺もいけなかったのだろうが、時代が流れ、経済成長を遂げていることは間違いない。BTS(スカイとレイン)もできており、政府の介入によって治安の悪化が食い止められている。それは素晴らしいことなのだが、古きよき時代が消えていく事に寂しさを感じた(おっさんぽい感想?!)。

それでも今回もいろいろな人に出会った。日本人、外人問わず、バックパッカーは若く、エネルギッシュで熱い。仕事を始めて1年半、守りに入りつつある自分を感じた。つい最近まであった熱い血が湧き上がるのを感じた。いろんな人と喋って、「俺はなんで日々こんなに怠惰に生きているんだ」と感じた。


追記
何気に今回も楽しく終わると思っていた一人旅。それが帰りの飛行機の中で熱発38℃!そのまま数日間下がらず、次の日からの明石の勉強会は本当に辛かった!!ほとんど死んでました。

それと、トランジットで使ったマニラ空港。マニラの異様な空気はどうしてもなじめません。
(※乗り込んでくる乗客が中年の日本人男性客。それとお水系のフィリピーナ)

フィリピンもいつか行きたい国なんやけど、どうも踏み込めない・・・・。

ついでに、今回も感じた語学力の低下!とうとう、今回は片言でしか離せなくなっていた。やばい、本当に駅前留学でもしようかな?