ムエタイ場に見に行く客席はフェンスで仕切られていて、 リングサイドはツアー客のような人たちが座っている。 フェンスの後ろはタイ人ばかり。僕もフェンスの後ろの席に座った。 写真に写っている手前の人たちは試合に熱狂して立ち上がっている。 金を賭けているのか、いいのが一発入るごとにタイ人たちは大興奮している。 勢いで、誰かに襲われるんじゃないかと怖かった。 いや、そう感じさせるだけの殺気が本当にあった。本当に怖かった〜。
	どこの寺か覚えていないが噂のスーツ詐欺に遭った。（騙されて買わされた訳ではないけど・・・） トゥクトゥクを呼んで市内観光をお願いすると「ダイアナファクトリー」というスーツ屋に連れて行かれる。そこで１年に一度の大セールをやっている、今日が最後のセールの日だ、と言われるのだが・・・・。 そして、その後連れてこられるこの寺では、「敬虔な仏教徒」である青年に話しかけられ、彼は熱心にダイアナファクトリーでスーツを買うことを勧めてくる。 これはまた、とてもよく出来た詐欺だと思う。僕は実際日本に帰って数年経って、被害に遭った、という旅行誌コラムを読むまで詐欺だとは知らなかった。 「ダイアナファクトリー」ではたくさんの領収書控えを見せてもらったし、きっと今もたくさんの人が騙されているんだろうな〜。
	蝋人形館で、蝋人形と一緒にゲームを見つめる管理人。 歴代タイ国王の人形や、昔のタイの歴史を人形で再現していたりしてとても勉強になる博物館だった。 しかし、この博物館で印象に残っているのは、やばそうな白人とデートで来ていたこれまたやばそうなタイ女性人（なんでやねん！！）。僕のツアコンの人が「あの女は夜の女ね」と言っていたのがなぜか記憶に残っている。