タイニン省での医療支援の最終日、ホーチミンで1日自由行動時間がありました。ツアーに参加した皆様がメコンデルタツアーや戦争博物館ツアーに参加している間、僕は一人で町をうろうろする事にしました。 5年前に訪れた安宿街のデタム通りや、前はあまり見られなかったチョロン(チャイナタウン)に行きたいと思ったからです。 写真のようにすごいバイク。これこそホーチミン!!テンションが上がってきました。 |
|
写真もホーチミンでの1風景。すごい人です。夜の道は全員が3ケツ、4ケツし暴走族化します。 |
|
前、足繁く利用したシンカフェは改装中でした。日本人ツアコンのお姉さんはまだ元気に働いているんでしょうか??会うことができませんでした。 隣の格安ツアーの店は少し綺麗になっていた気がしました。 ここのツアーを利用して、メコンデルタ、クチ、色んなところに行ったなぁ〜〜。懐かしい。 |
|
前に滞在したホテル。赤い字で「ホンコンホテル」と書かれただけだった看板は小洒落た感じになっていました。 5年前、僕はここのホテルの息子と仲良くなって、夜に誘われてベトナム人が集まるクラブハウスに連れて行ってくれたり、ビリヤードをしに行きました。 ホテルのカウンターに座っていた彼らしき人に話しかけてみました。 「すみません、僕は昔ここに泊まったことがあって・・・・(以下、英語で色々と思い出話を話してみる)」 「は?一泊するの??泊まるなら○○万ドンだよ」 当たり前のことですが、僕のことなどまったく覚えていませんでした。 もしかして彼ではなかったのかな?? いい過ぎかもしれませんが、「東京ラブストーリー」の最終回を見ている気持ちになりました。 |
|
ベンタイン市場をふらふらしていたとき、 「お兄さん、コーヒー買わない??」と日本語で女の子が声をかけてきました。 その子の顔を見ると、一重まぶたで縮れ毛で、決して美しいといえないその顔はどこか見覚えがありました。 5年前、ホーチミンに来た時に同じように同じ場所で、その子に声をかけられたのでした。 懐かしく、そして半信半疑ながら、5年前と同じようにその子の後について店に行きました。 僕は彼女に年を尋ねました。 「年はいくつですか??」「20歳」 当たり前ですけど、その子は5年前15歳でした。 その子は5年間、毎日コーヒーを売るために市場で声をかけていたのです。 「僕は5年前、あなたにあったことがあります。あなたはもっと小さかった」 「そう?」 「店大きくなったね」 「結婚した。ちっちゃい子もいるよ。夫の店が鞄屋です。」 前は1坪ほどの土地で母親とコーヒーを売っていたその店は、倍ほどになっていて、色々な種類の品物が置いてありました。 僕は、その子と他愛もない話をして、前と同じように一番高いコーヒーを買って、一緒に写真を撮りました。 そして「仕事がんばってね」といって別れました。 彼女は「またいつか」と言っていました。 今回のツアーと前回のバックパック旅行。 まったくつながりのないと思われた旅行が、点と点が線になったような、繋がったような気持ちになりました。 彼女はこれからもずっとコーヒーを売り続けるのでしょう。 僕は、これからも、これからも、こんな感じで生きていくのでしょうが、すれ違い、そしてめぐり合いを感じたひと時でした。 |
|
チョロンにあるビンタイ市場。ベンタイン市場と違って活気があり、匂いも強烈。雑然とした感じが強くこれぞアジア!という感じでした。 この市場につく前にスコールが降りだし、僕はタクシーに乗った。僕はなぜか旅先では色んな人と仲良くなりやすいのですが、タクシーの運転手のお兄ちゃんと喋っているうちに何故か「今度ベトナムに来たときはベトナム人の彼女を紹介してやるよ!」という話になり、メーターのタクシー料金を半額にまけてくれたのでした。 |