まだ まにあうのなら

原 発

原発の真実を伝える「書籍」と「インターネット掲載情報」を、ごく一部ですが、ご紹介いたします。

ご自身でお考えいただくのに、ご参考になればと、心より念じております。合掌



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●まだ、まにあうのなら
私の書いたいちばん長い手紙
甘蔗珠恵子【著】

地湧社 (2006/04/25 出版)
119,44p / 19cm / B6 ISBN: 9784885031878 NDC分類: 543.5
価格: ¥1,050 (税込)

《詳細》

 目をつぶらないで! みんなが気づけば「まだ、まにあう」。チェルノブイリ事故から20年。核汚染の危険は高まるばかり…。それでもあきらめない女性の、心を打つメッセージ。50万部のロングセラーに、英語版や現在の心境を綴った「19年目の手紙」等を追加した増補新版。

【目次】

1  『まだ、まにあうのなら』(オリジナル版)
2  新版に寄せて 私をつき動かした『まだ、まにあうのなら』(馬場利子)
3  浜岡原発裁判の原告代表陳述(馬場利子)
4  十九年目の手紙 私は「まだ、まにあう」と信じています

著者紹介
甘蔗珠恵子[カンシャタエコ] 1946年、福岡県生まれ。福岡県在住。一男一女の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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●隠される原子力 核の真実
原子力の専門家が原発に反対するわけ
小出裕章【著】

発行:創史社 発売:八月書館 (2010/12/12 出版)
157p / 19cm / B6判 ISBN: 9784915970368 NDC分類: 539
価格: ¥1,470 (税込)

 一貫して原発反対の姿勢を貫いてきた京都大学の小出裕章さん。多数出版されている原発関連本の中でも特に話題の一冊です。

《詳細》

 原子力・核の真実は過去も隠されてきたし、今でも隠されているし、これからも隠されるだろう。著者は、何よりも先に核・原子力の廃絶を訴えます。

 夢に燃えて東北大学工学部原子核工学科に入学した私は、原子力を学び始めてすぐに、その選択が間違っていたことを知りました。なぜ電気を使う都会に原子力発電所を建てないのか。……その答えはとても単純なものでした。原子力発電所は都会では引き受けられない危険を抱えたものだからでした。1970年10月に女川町で開かれた原発反対集会に参加し、それ以降私は、反原発の道を歩き始めました。私は1974年から「京都大学原子炉実験所」で放射能測定を専門として研究していますが、原子力研究の世界に住みながら、なぜ原子力に反対し続けるのか、そのことをこの本に記します(「はじめに」より)。

【目次】

はじめに
 1 被曝の影響と恐ろしさ
 2 核の本質は環境破壊と生命の危険
 3 原子力とプルトニウムにかけた夢
 4 日本が進める核開発
 5 原子力発電自体の危険さ
 6 歪められた二酸化炭素地球温暖化説
 7 死の灰を生み続ける原発は最悪
 8 温暖化と二酸化炭素の因果関係
 9 原子力からは簡単に足を洗える
10 核を巡る不公正な世界
11 再処理工場が抱える膨大な危険
12 エネルギーと不公平社会
あとがき

著者紹介
 小出裕章[コイデヒロアキ] 1949年東京生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒、同大学院修了。 1974年に京都大学原子炉実験所助手になる。2007年4月から教員の呼称が変わり、現在は助教。専門は放射線計測、原子力安全。伊方原発訴訟住民側証人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



●放射能汚染の現実を超えて
小出裕章【著】

河出書房新社 (2011/05/30 出版)
197p / 19cm / B6判 ISBN: 9784309245522 NDC分類: 543.5
価格: ¥1,365 (税込)

〈本書は、北斗社版(1992/01/14 出版)の復刊本です。〉

《詳細》

 原子炉の心臓部である炉心が大規模に溶け落ちる「メルトダウン」を防いでいるのは、生身の人間たちの苦闘である。そして、この苦闘は今からまだ何カ月も続かざるをえない。運良く、その苦闘が実を結んで破局的な事故を防いだとしても、破壊された原子炉を始末するには、何十年もの苦闘が待っている(復刊「まえがき」より)。

 人間は放射能を創ることはできても、それをなくすことはできない。本書は、この厳然たる事実をふまえ、「クリーンな原子力」という論理の矛盾、差別の上にしか成り立たない原発、大気圏内核実験と原発事故が有機農業に与えた影響などに触れながら、エネルギー浪費の社会構造から脱却しないかぎり、問題は何も解決しないことを説く。第3世界を踏台にして贅をつくす原発社会を問い直す力作。

【目次】

まえがき  『放射能汚染の現実を超えて』復刊にあたって

序  生命の尊厳と反原発運動
1  チェルノブイリの死の灰はどこに行ったのか
2  弱い人たちを踏台にした「幸せ」
3  放射能汚染の現実を超えて
4  放射能汚染の中での反原発
5  多様な運動の根源における連帯
6  有機農法玄米のセシウム汚染が教えるもの
7  原子力開発と地球環境問題

著者紹介
 小出裕章[コイデヒロアキ] 1949年東京生まれ、東京育ち。1968年東北大学工学部原子核工学科に入学する。1970年女川で闘われていた原発反対運動に参加する。1974年に京都大学原子炉実験所助手になる。現在、同助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



●原発のウソ
小出裕章【著】

扶桑社新書/扶桑社 (2011/06 出版)
182p / 18cm / 新書判 ISBN: 9784594064204 NDC分類: 543.5
価格: ¥777 (税込)

《詳細》

 危険性を訴え続けて40年。“不屈の研究者”が警告する原発の恐怖。“安全な被曝量”は存在しない! 原発を止めても電力は足りる! いま最も信頼されている原子力研究者の、3.11事故後初の著書。

 著者の小出裕章氏は、かつて原子力に夢を持って研究者となることを志した。しかし、原子力を学ぶうちにその危険性を知り、考え方を180度変えることになる。それ以降40年間、原子力礼賛の世の中で“異端”の扱いを受けながらもその危険性を訴え続けてきた。そんな小出氏が恐れていたことが現実となったのが、2011年3月11日に起きた福島第一原発事故だった。

 原発は今後どうなる? 放射能から身を守るにはどうすればいい? どのくらいの「被曝」ならば安全? 原発を止めて電力は足りるの? など、原子力に関するさまざまな疑問に“いま最も信頼されている研究者”がわかりやすく答える。

【目次】

まえがき
1  福島第一原発はこれからどうなるのか
2  「放射能」とはどういうものか
3  放射能汚染から身を守るには
4  原発の”常識”は非常識
5  原子力は「未来のエネルギー」か?
6  地震列島・日本に原発を建ててはいけない
7  原子力に未来はない

著者について
 小出裕章(こいで・ひろあき) 1949年東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。原子力の平和利用を志し、1968年に東北大学工学部原子核工学科に入学。原子力を学ぶことでその危険性に気づき、伊方原発裁判、人形峠のウラン残土問題、JCO臨界事故などで、放射線被害を受ける住民の側に立って活動。原子力の専門家としての立場から、その危険性を訴え続けている。専門は放射線計測、原子力安全。著書に『隠される原子力・核の真実原子力の専門家が原発に反対するわけ』(創史社)『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社)など。



●原発はいらない
小出裕章【著】

幻冬舎ルネッサンス新書 幻冬舎 (2011/07 出版)
238p / 18cm / 新書判 ISBN: 9784779060489 NDC分類: 543.5
価格: ¥879 (税込)

《詳細》

 12万部を突破したベストセラー『原発のウソ』の著者が放つ、3.11事故後の第2弾! 福島第一原発は今、どんな状況なのか。放射能汚染は、今や首都圏にも広がってきている。このままでは、日本は「汚染列島」と化してしまう。40年にわたり「原子力研究者として、原発をやめるための研究」に励んできた著者の反原発運動の経緯をたどりながら、原発事故が最悪の場合、日本列島に壊滅的な打撃を与えることを客観的に論証する。

 では、すべての原発を廃炉にしたあとは、どうすればいいのか? 「化石燃料を使う火力発電は地球温暖化を促す」とか、「原子力発電の経済的効率性を重視する」といった原発推進論者の主張に鉄槌を下しつつ、「電力を好き勝手に使う強欲文化」から、「人と地球にやさしいスローライフ文化」への大転換を提案する。今、最も信頼できる原子力研究者が、渾身の力を振り絞って原発廃絶の思いを綴った覚悟の書。40年の反原発研究人生の集大成ともいえる「小出メッセージ」の決定版!

【目次】

序章 私が四〇年間、原発に反対してきた本当の理由
1  福島第一原発は今後どうなるのか?
2  危険なのは福島原発だけではない!
3  原発に関する何でもQ&A
4  未来を担う子どものために、大人がやるべきこと
福島第一原発事故の経緯
あとがき

著者について
 小出 裕章(こいで・ひろあき)  1949年、東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。1968年に、原子力の平和利用に夢を抱いて東北大学工 学部原子核工学科に入学。1970年、女川での反原発集会への参加を機に、原発をやめさせるために原子力の研究を続けることを決意。1974年、東北大学 大学院工学研究科修士課程修了(原子核工学)。専門は放射線計測、原子力安全。著書に『隠される原子力・核の真実…原子力の専門家が原発に反対するわけ』 (創史社)、『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社)、『原発のウソ』 (扶桑社)などがある。



★小出裕章氏の講演など  (インターネット掲載情報の一部)

【大切な人に伝えてください】小出裕章さん『隠される原子力』(2011年/平成23年)  《動画 YouTube》

京大原子炉実験所助教・小出裕章氏による情報 非公式まとめ  《文字テキスト&動画 YouTube》


上記「非公式まとめ」より

*小出裕章氏出演ドキュメンタリー  「その日のあとで 〜フクシマとチェルノブイリの今〜」
 2011年6月26日(MBS)

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*小出裕章氏講演/於:周防大島町 2011年5月28日

(1)  (2)  (3)  (4)  (5)  (6)   《動画 YouTube》

NHK/ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」(2011年/平成23年)   《動画 YouTube》

2011.4.29 終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演(2011年/平成23年)  《動画 YouTube》

なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜(2008年/平成20年)  《動画 YouTube》

放射能を噛みしめながら -原子力選択の意味を考える-(1988年/昭和63年)  《動画 YouTube》


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●原子炉時限爆弾
大地震におびえる日本列島
広瀬 隆【著】

ダイヤモンド社 (2010/08/26 出版)
283,22p / 19cm / B6 ISBN: 9784478013595 NDC分類: 543.5
価格: ¥1,575 (税込)

《詳細》

 危機は刻々迫っている!  世界各地で頻発する大地震は何の予兆なのか。クリーンエネルギーとして推進されている原発は本当に安全か。「原発震災」がもたらす日本壊滅の危機に警告を発する。

 科学的・論理的に考えれば、周期的に到来する東海大地震は間違いなく起こることであり、これを否定する人間は、電力会社にも一人もいない。その時に、浜岡原発が破壊され、取り返しのつかない末期的な大事故が起こる可能性は、ほぼ百パーセントと言ってよい。これは、時限爆弾の爆発を待っている、ということになる。私たちに分らないのは、その時限爆弾が、いつ爆発するようセットされているか、その時刻だけなのである。

【目次】

序章 原発震災が日本を襲う
1  浜岡原発を揺るがす東海大地震
2  地震と地球の基礎知識
3  地震列島になぜ原発が林立したか
4  原子力発電の断末魔
電力会社へのあとがき

著者紹介
 広瀬隆(ひろせ・たかし)  1943年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手メーカーの技術者を経て執筆活動に入る。『東京に原発を!』『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』『危険な話』『柩の 列島』などで原子力の危険性を訴え続けるとともに、反原発の市民活動を展開。その他の著書に『一本の鎖』『持丸長者』(以上ダイヤモンド社)、『赤い楯』 『二酸化炭素温暖化説の崩壊』(以上集英社)、『世界金融戦争』『世界石油戦争』(以上 NHK出版)など多数。



●FUKUSHIMA
福島原発メルトダウン
広瀬 隆【著】

朝日新書 朝日新聞出版(2011/05/30 出版)
238p / 18cm ISBN: 9784022733986 NDC分類: 543.5
価格: ¥777 (税込)

《詳細》

 福島第一原発の惨状は目を覆わんばかりだ。原発震災を招いた原因は何なのか。「次」を防ぐ策はあるのか。「揺れも津波も想定外」とする東電幹部や識者たち。しかし、時がたつにつれ「事故は人災」との指摘が強まっている。折しも列島は「地震激動期」に突入した。日本を救うために、原発震災の危険性をいち早く指摘していた著者が、「全原発を即、止めよ」と緊急警告する。

【目次】

序章 原発震災がまた襲って来る
第1部  福島第一原発事故の「真相」
(津波に暴かれた人災/東電・メディアに隠された真実/放射能との長期戦)
第2部 原発震災、ここで阻止せよ
(巨大地震の激動期に入った日本/「浜岡原発」破局の恐怖/活断層におびえる「原発列島」)
終章 完全崩壊した日本の原子力政策

著者紹介
 広瀬隆[ヒロセタカシ] 1943年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手メーカーの技術者を経て執筆活動に入る。『東京に原発を!』『危険な話』『原子炉時限爆弾』などで原子力の危険を訴えるとともに、一貫して反原発の論陣を展開してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



★広瀬隆氏のインタビューなど  (インターネット掲載情報の一部)

予言されていた”原発震災”/広瀬隆氏インタビュー  《動画 YouTube》

広瀬隆・中島哲演 緊急報告 1〜8  《動画 YouTube》

広瀬隆 特別インタビュー「浜岡原発全面停止」以降の課題  《文字テキスト》


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●闇に消される原発被曝者(増補新版)
樋口健二【著】

八月書館 (2011/07/07 出版)
254p / 19cm/B6版 ISBN: 9784938140731 NDC分類: 539.68
価格: ¥1,785 (税込)

〈本書は、三一書房版(1981年)、御茶の水書房版 (2003年)の増補新版です。〉

《詳細》

 闇から闇へ葬りさられる原発被曝者の赤裸々な証言。ここに放射能に肉体をおかされた労働者の姿がある。「核のない未来賞」受賞者の渾身のルポルタージュ。

【目次】

原発大惨事に思う ー まえがきにかえて
1  原発被曝裁判
(国を相手の孤独な闘い/科学を無視し、完全犯罪に手をかす判決)
2  筑豊の原発被曝者
(元炭鉱に生きた人の被曝証言)
3  被曝・そして死
(倦怠感に悩まされる原発被曝者/開拓部落の被曝者/被爆死者と遺族の証言)
4  労組委員長と敦賀原発内部
(原子力時代が必ずくる/定期検査中の敦賀原発内部へ)
5  被爆労働者と JCO東海事件
(下請け親方も原発内で被爆す/高校生が原発内労働のアルバイト/慢性骨髄性白血病の青年の死 ほか)
6  核燃料輸送と核燃料サイクル基地
(核燃料輸送隊を追って/巨大原子力半島と化す下北半島
あとがき

著者紹介
 樋口健二[ヒグチケンジ] 1937年長野県諏訪郡富士見町に生まれる。1964年東京綜合写真専門学校 卒業、同校助手を経てフリーフォトジャーナリストになる。1969年四日市公害写真展を東京、大阪、四日市、新産業都市で巡回展。1974年国連主催世界 環境写真コンテスト、プロ部門で「四日市」が入賞。1985年〜「原発」写真展を全国巡回展。1987年〜1988年「原発」「四日市」写真展を台湾各地 で開催。1988年〜世界核写真家ギルド展に「原発」出品、欧米で巡回展。1995年イギリスのチャネル4がレポーターに起用、「日本の原発ジプシー」を 追うテレビドキュメンタリー番組制作、放映。現在、日本写真芸術専門学校主任講師、日本ジャーナリスト専門学校写真科専任講師としてフォトジャーナリスト 育成に努めている。日本写真家協会会員、世界核写真家ギルド会員、2001年度「ワールド、ウラニウム、ヒアリング」(本部ドイツ)創設の「核のない未来 賞」の教育部門賞を受賞



●これが原発だ
カメラがとらえた被曝者
樋口健二【著】

岩波ジュニア新書〈194〉 岩波書店 (1991/07/19 出版)
200p / 18cm ISBN: 9784005001941 NDC分類: K543
価格: ¥819 (税込)

《詳細》

 事故が起こらなくても、原発での労働は危険に満ちている。原子炉の定期検査作業で多量の放射線をあび、がんなどの病いにかかる労働者は多い。寝たきり生活を送る被曝労働者、深夜のハイウェイをつっ走る核燃料満載のトラック、一度だけ入れた原発の内側、カメラは“クリーンな”原発の裏の顔をクローズアップしていく。

【目次】

1 原発取材への道
2 被曝に苦しむ人たち
3 原発の裏の顔に迫る
4 カメラは東南アジアへ

著者紹介
 樋口健二(ひぐち・けんじ) 1937年生まれ。フォトジャーナリスト。東京綜合写真専門学校卒業。同校助手を経てフリーに。現在、日本写真芸術専門学校副校長。1960年代から四日市公害を皮切りに、高度成長のかげで苦しむ人々の姿を一貫して追いつづける。足とカメラと楽天性が仕事を支える。著書『原発被爆列島』『アジアの原発と被爆労働者』など。



★樋口健二氏の講演など  (インターネット掲載情報の一部)

隠された被爆労働〜日本の原発労働者 Part1-3  《動画 YouTube》

闇から闇へ原発の完全犯罪 1〜10  《動画 YouTube》

原子力産業と労働者『フクシマ50』の真実 樋口健二 1〜6  《動画 YouTube》


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●原発ジプシー
被曝下請け労働者の記録 (増補改訂版)
堀江邦夫【著】

現代書館 (2011/05 出版)
350p / 20cm / B6判 ISBN: 9784768456590 NDC分類: 916
価格: ¥2,100 (税込)

〈本書は、現代書館版(1979年出版)の復刊本です。〉

《詳細》

 美浜・福島・敦賀で原発下請労働者として働いた著者が体験したものは、放射能に肉体を蝕まれ「被曝者」となって吐き出される棄民労働の全てだった。原発労働者の驚くべき実態を克明に綴った告発ルポルタージュ。

 東北関東大震災で、著者も入った福島原発は壊滅。放射線を大量に散蒔いている。現場の作業は当時と変わらず、下請け労働者が中心である。いつでも弱い者が犠牲になる社会を変える願いを込めて、32年ぶりに復刻。

 講談社文庫版(『原発労働記』、2011年5月刊)で意図的に削除された事実や、同じく削除された1984年版の「文庫あとがき」も、ノーカットで完全収録し、新たな書下ろし「跋文」を加える。

 …原発を渡り歩く彼ら日雇いの下請け労働者たち自身が自嘲とも悲しみともつかぬ思いをそこに込めて、自らをこのことばで表現していた事実を私たちは見逃すわけにはいかない。「わしらはジプシーみたいなもんさ」。彼らがそう呟くとき、そのことばの背景には、各地の原発現場を転々とするなかで、電力会社はもとより元請けの者たち、ときには地元住民たちからも「よそ者」「得体の知れぬ者」と白い眼を向けられる自分たちの姿があり、さらにはまた、放射線下で厳しい労働をしいられ、仕事が終われば切り捨てられ、その地を追われるようにして立ち去らざるをえない自分たちの姿があった。(「跋…もしくは「最終章」として」より)

【目次】

原発へ
1  美浜発電所
2  福島第一原子力発電所
3  敦賀発電所
あとがき
文庫版あとがき…にかえて
跋…もしくは「最終章」として

著者紹介
 堀江邦夫[ホリエクニオ] 1948年東京都生まれ。記録作家。コンピューターエンジニアを経て1974年、フリーライターとなる。1990年より十年余にわたり沖縄大学で「記録文学ゼミI・II」開講。同人誌「沖縄を記録する」主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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●知られざる原発被曝労働
 ー ある青年の死を追って ー
藤田祐幸【著】

岩波ブックレット No.390 岩波書店 (1996/01 出版)
63p / 21cm / A5判 ISBN: 9784000033305 NDC分類: 543.5
価格: ¥525 (税込)

《詳細》

 働くことは被曝すること ー。浜岡原発で検査作業に従事していた嶋橋伸之さん(29歳)の白血病死が明らかにした恐るべき実態とは? 生命の危険を前提に成り立っている原子力産業の現場から現代の闇を暴く衝撃的記録.

【目次】

1  はじめに
2  嶋橋伸之さんの死
3  放管手帳から読み取れること
4  下請け労働に依存する原子力発電
5  無権利状態の原発被爆労働
6  被爆と人権
7  おわりに

著者紹介
 藤田祐幸[ふじた・ゆうこう] 1942年生まれ。東京都立大学理学部卒業。理学博士。元慶應義塾大学助教授。現在、長崎県立大学シーボルト校非常勤講師。原発問題、エネルギー問題、環境問題等の市民運動に参加。1983年「エントロピー学会」の創設に参加、チェルノブイリ原発事故直後には「放射能汚染食品測定室」を設立した。著書に『エントロピー』(現代書館)、『ポスト・チェルノブイリを生きるために』(お茶の水書房)、『脱原発のエネルギー計画』(高文研)、『原子力発電で私たちが本当に知りたい120の基礎知識』(共著、東京書籍)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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★故・平井憲夫氏の講演  〈インターネット掲載情報〉

●『原発がどんなものか知ってほしい』(全)
平井憲夫【著】

《詳細》

 私は原発反対運動家ではありません。二十年間、原子力発電所の現場で働いていた者です。原発については賛成だとか、危険だとか、安全だとかいろんな論争がありますが、私は「原発とはこういうものですよ」と、ほとんどの人が知らない原発の中のお話をします。そして、最後まで読んでいただくと、原発がみなさんが思っていらっしゃるようなものではなく、毎日、被曝者を生み、大変な差別をつくっているものでもあることがよく分かると思います。 (文字テキスト版 「前書」より)

【目次】

 1  私は原発反対運動家ではありません
 2  「安全」は机上の話
 3  素人が造る原発
 4  名ばかりの検査・検査官
 5  いいかげんな原発の耐震設計
 6  定期点検工事も素人が
 7  放射能垂れ流しの海
 8  内部被爆が一番怖い
 9  普通の職場環境とは全く違う
10  「絶対安全」だと5時間の洗脳教育
11  だれが助けるのか
12  びっくりした美浜原発細管破断事故!
13  もんじゅの大事故
14  日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
15  日本には途中でやめる勇気がない
16  廃炉も解体も出来ない原発
17  「閉鎖」して、監視・管理
18  どうしようもない放射性廃棄物
19  住民の被曝と恐ろしい差別
20  私、子供生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ
21  原発がある限り、安心できない

筆者紹介
 1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
 1997年1月逝去。「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。


故・平井憲夫さん「原発がどんなものか知ってほしい」(全)  《文字テキスト版》

内部告発ー平井憲夫氏の遺言 1〜10  《動画版 YouTube》


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★元原発技術者・菊池陽一氏の講演  〈インターネット掲載情報〉



心からの叫び! 中部電力靜岡支店で訴えた   《動画版 YouTube》






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★上杉隆氏ら自由報道協会による「原発事故」取材の報告  〈インターネット掲載情報〉



パート1  パート2  パート3 

パート4  パート5  ラスト    《動画 YouTube》





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★環境エネルギー政策研究所 飯田哲也氏インタビュー  〈インターネット掲載情報〉



110526 岩上安身氏によるインタビュー    《動画 USTREAM》






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●原発暴走列島
鎌田 慧【著】

アストラ (2011/05/10 出版)
223p / 19cm / B6判 ISBN: 9784901203463 NDC分類: 543.5
価格: ¥1,500 (税込)

《詳細》

 著者が原発を批判するのは、そのすべてが不正だからである。コスト高を安いと強弁する建設過程であれ、危険そのものを安全と言い抜ける運転時であれ、大惨事寸前を「異常なし」と発表する事故対応であれ、すべて一貫してウソである。今回の事故は天災でも何でもなく起こるべくして起きたのだ。

【目次】

1  大震災が切り裂いた安全神話
2  FUKUSHIMA’76夏
3  悪魔の選択プルサーマル
4  生かされなかったJCO臨界の教訓
5  東電の発表はウソだらけ
6  すでに破綻していた原発政策

著者紹介
 鎌田慧[カマタサトシ] 1938年青森県生まれ。ルポライター。新聞・雑誌記者を経てフリー。自ら現場 を体験し、作品を仕上げることで定評がある。1970年代初めから原発問題に取り組み、関連著書に『六ヶ所村の記録』(岩波書店 毎日出版文化賞)がある (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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●暴走する原発
チェルノブイリから福島へこれから起こる本当のこと
広河隆一【著】

小学館 (2011/05 出版)
350p / 19cm / B6判 ISBN: 9784093881906 NDC分類: 543.5
価格: ¥1,365 (税込)

《詳細》

 チェルノブイリから福島へ 戦慄の明日。チェルノブイリ原発事故以降、ウクライナとベラルーシ、周辺諸国でどのように汚染が広がり、人々が食べ物から被曝していったか、5年後、10年後のデータで明らかにしていきます。

 2011年5月1日現在、日本の子どもたちが通う福島県の幼稚園・小・中学校で暫定基準とされた放射線の年間被曝許容量は、ウクライナで強制避難地域とさ れた土地で年間に被曝する放射線量の4倍です。このままでは、チェルノブイリの被曝の悪夢が、日本で再現されてしまいます。

 50回以上チェルノブイリ原発事故被災地の取材を重ねた著者が、現地と協力して93年に避難民健康調査をしたデータも掲載。

 事故直後の政府からの「健康に 影響はない」発言、避難地域をなるべく小さくしようと動いたこと、食べ物の放射線基準値の引き上げ……旧ソ連と2011年の日本は同じ事が起きているのが読み進むにつれて戦慄をもって迫ってきます。 これから福島がどのように復興していく道があるのかを考えるための必読書です。

【目次】

はじめに  人々の生きる権利をないがしろにする国、日本
1  チェルノブイリから福島へ
2  チェルノブイリ原発事故
3  汚染の規模
4  体内被曝の現実
5  小児甲状腺がんの激増
6  避難民調査報告
おわりに  そして、福島へ
特別寄稿 「広河隆一氏に期待する」 広瀬隆

著者紹介
 広河隆一[ヒロカワリュウイチ] 1943年生まれ。早稲田大学卒業。1967年からイスラエルに渡り、70年に帰国。中東問題と核問題を中心に取材を続ける。83年にIOJ国際報道大賞、2003年に土門拳賞、日本写真協会賞年度賞など数多くの賞を受賞する。雑誌「DAYS JAPAN」編集長、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会元代表、チェルノブイリ子ども基金顧問、パレスチナの子供の里親運動顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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●検証 東電原発トラブル隠し
原子力資料情報室【著】

岩波ブックレット〈No.582〉岩波書店 (2002/12/20 出版)
70p / 21cm / A5判 ISBN: 9784000092821 NDC分類: 543.5
価格: ¥588 (税込)

《詳細》

 東京電力の原子力発電所の自主点検作業において、80年代後半から、ひび割れの存在を隠すなどの不正が行われていた。この衝撃的な「トラブル隠し」は何を意味するのか。事件の事実関係を整理し、原発の安全性を問い直す。

【目次】

1  東電トラブル隠しの真相
2  原発の安全性のうらがわ
3  赤信号のともった日本の原子力

著者紹介
 原子力資料情報室: 核化学者・高木仁三郎(2000年10月8日逝去)らにより、原子力を利用しない社会を目指し作られた、日本の民間シンクタンク。日本政府や企業から独立した立場から、原子力政策の監視・分析・提言を行う。CNNは「日本で最大の反核運動団体」であると紹介している。



●食卓にあがった放射能 (新装版)
高木仁三郎/渡辺美紀子【著】

七つ森書館 (2011/04/26 出版)
159p / 21cm / A5判 ISBN: 9784822811310 NDC分類: 498.54
価格: ¥1,470 (税込)

〈本書は、『食卓にあがった死の灰』(講談社現代新書、1990年出版)の改題・新装版です。〉

《詳細》

 原子力時代の末期症状による大事故の危険性と、放射性廃棄物がたれ流しになっていくことに対する危惧の念。原発事故による食品汚染問題に備える。

【目次】

1  食品の放射能汚染とは
2  チェルノブイリの放射能  その教訓
3  食卓にあがった放射能
4  輸入食品と放射能汚染
5  日本で原発事故が起こったら
6  放射能にどう備えるか

著者紹介
 高木仁三郎[タカギジンザブロウ] 1938年群馬県生まれ。1961年東京大学理学部化学科卒。日本原子力事業NAIG総合研究所、東京大学原子核研究所助手、東京都立大学理学部助教授、マックス・プランク研究所研究員等を経て、1975年原子力資料情報室設立に参加。1987年原子力資料情報室代表(98年まで)。1998年高木学校設立を呼びかけ、校長に。2000年10月8日逝去。専攻は原子核化学 (理学博士)。多田謡子反権力人権賞、イーハトーブ賞、長崎被爆者手帳友の会平和賞、ライト・ライブリフッド賞、田尻賞受賞

 渡辺美紀子[ワタナベミキコ] 1987年原子力資料情報室スタッフとなる。おもに食品汚染、労働者被曝問題を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



●原子力神話からの解放……日本を滅ぼす九つの呪縛
高木仁三郎【著】

講談社プラスアルファ文庫/講談社 (2011/05/20 出版)
301p / 15cm / A6判 ISBN: 9784062814362 NDC分類: 539
価格: ¥800 (税込)

〈本書は、カッパブックス版/光文社 (2000年出版)の再刊です。〉

《詳細》

 原子力という「パンドラの箱」を開けてしまった人類に襲いかかった際限のない放射能。この箱を再び閉じる道は存在するのか。人々が原子力への洗脳に気がつき、引き返さない限り、巨大事故は繰り返し、災禍は限りないものとなるだろう。私たちは何を間違ったのか。原子力と決別するために、私たちが選ぶべき道とは何なのか。反原発活動の生涯を貫いた論客が、その最晩年に、原子力をめぐる様々な神話=国民への洗脳を、ひとつひとつ暴いていった警世の書。覚醒促す先駆者の“遺言”。

【目次】

文庫版まえがき
プロローグ…原子力の歴史の総括として
 1  原子力発電の本質と困難さ
 2 「原子力は無限のエネルギー源」という神話
 3 「原子力は石油危機を克服する」という神話
 4 「原子力の平和利用」という神話
 5 「原子力は安全」という神話
 6 「原子力は安い電力を提供する」という神話
 7 「原発は地域振興に寄与する」という神話
 8 「原子力はクリーンなエネルギー」という神話
 9 「核燃料はリサイクルできる」という神話
10 「日本の原子力技術は優秀」という神話
11  原子力問題の現在とこれから

著者紹介
 高木仁三郎[タカギジンザブロウ] 1938年、群馬県前橋市生まれ。東京大学理学部化学科卒業。理学博 士(東京大学)。専門は核化学。東京都立大学助教授、マックス・プランク核物理研究所客員研究員をへて、原子力資料情報室の設立に参加。87年から98年 まで同代表。原子力発電、とりわけプルトニウム利用の危険性について、専門家の立場から警告を発し続けた。2000年10月没(本データはこの書籍が刊行 された当時に掲載されていたものです)


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●映画『100,000年後の安全』

 原発から生まれる放射性廃棄物の放射能レベルが生物に無害になるまでには、最低10万年を要すると考えられている。これは、放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、未来の地球の安全を問いかけるドキュメンタリー。(作品資料より)

 2020年の運用開始を目指し、フィンランドのオルキルオトに建設中の高レベル放射性廃棄物最終処分所“オンカロ”。それは、安全な状態になるまで10万年間かかると言われている高レベル放射性廃棄物を貯蔵するために地下500メートルまで固い岩盤を掘削した、まるで地下都市のような巨大な施設となってい る。この“オンカロ”に世界で初めてカメラが潜入したドキュメンタリー作品。監督は"To Damascus"のマイケル・マドセン。日本では2011年3月の東京電力福島第一原発事故を受けて緊急公開された。

映画『100,000年後の安全』公式サイト


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●映画『ミツバチの羽音と地球の回転』

 本作は、山口県上関原発の問題と向き合う祝島の人々と、スウェーデンでの、地域自立型のエネルギーを創り出し持続可能な社会を模索する人々の取り組みを追ったドキュメンタリー。

  祝島の原発予定地には、絶滅危惧種とされている希少生物が棲息しており、エネルギーと自然の共存がいかに大切かを観る者に問いかける。原発重視かつ電力独占体制の日本のエネルギー政策は、果たしてこのままでいいのか。決して他人事ではないエネルギー問題を、真摯に考えるきっかけを提供してくれる作品と言っていいだろう。(「解説 - ミツバチの羽音と地球の回転」より)

 『ヒバクシャ〜 世界の終わりに』『六ヶ所村ラプソディ』に続く、鎌仲ひとみ監督&グループ現代製作による三部作の“完結編”。

映画『ミツバチの羽音と地球の回転』公式サイト

予告編   《動画 YouTube》


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●映画『六ヶ所村ラプソディー』

 原発燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場の周辺で暮らす六ヶ所村の人々の葛藤にスポットを当てたドキュメンタリー。無農薬野菜を作る農家、職を失った漁師など、さまざまな事情を抱える村民たちが強大な権力と向き合う姿を克明に捉えていく。

映画『六ヶ所村ラプソディー』公式サイト

予告編   《動画 YouTube》

DVD 版
販売元: 紀伊國屋書店
発売日: 2008/10/25
時間: 119 分
参考価格 4,096 円(Amazon.co.jp)



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●映画『ヒバクシャ ~世界の終わりに~』

 世界の被爆者たちのリアルな声を集めたドキュメンタリー。使う側にも使われる側にも被害をもたらす核。普通に生活している人が知らぬ間に被爆し、苦しみながら命を落とす現実を伝えるべく、イラク、アメリカ、そして日本の被爆者たちの日常を映し出す。

映画『ヒバクシャ ~世界の終わりに~』公式サイト

予告編   《動画 YouTube》

DVD 版
販売元: 紀伊國屋書店
発売日: 2006/08/26
時間: 116 分
参考価格 4,096 円(Amazon.co.jp)



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●今こそ、エネルギーシフト
原発と自然エネルギーと私達の暮らし
飯田哲也/鎌仲ひとみ【著】

岩波ブックレット No.810/岩波書店 (2011/05/27 出版)
54p / 21cm / A5判 ISBN: 9784002708102 NDC分類: 543.5
価格: ¥525 (税込)

《詳細》

 いまだ収束のめどが立たない福島第一原発の事故。私達の努力と世界中の英知を結集し、なんとかこの事態を収めよう。そして、自然エネルギーで地域を潤し、小規模分散型発電でリスクを分散し、安全で公平なエネルギーによる未来をつくりだそう。電力と暮らしは直結している。決めるのは政治家ではなく、私達なのだ。

【目次】

1  福島第一原発事故をもたらしたもの
2  「安全」という神話
3  今こそ、エネルギーシフト!

※印税は全て、祝島自然エネルギー100%プロジェクトと東日本大震災の被災地へ送られます。

著者紹介
 飯田哲也[イイダテツヤ]  1959年山口県生まれ。環境エネルギー政策研究所(ISEP)所長。京都大学原子核工学専攻修了。東京大学大学院先端科学技術研究センター博士課程単位取得満期退学。大手鉄鋼メーカ、電力関連研究機関を経て現職。自然エネルギー 政策の第一人者で、中央環境委員会など国や地方自治体の委員や21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワーク(REN21)理事なども務める

 鎌仲ひとみ[カマナカヒトミ] 1958 年富山県生まれ。ドキュメンタリー映画監督、早稲田大学卒業後、グループ現代や岩波映画などの契約監督助手を経て自主制作映画『スエチャおじさん』で文化庁芸術家海外派遣助成金を受け、カナダ国立映画製作所に学ぶ。帰国後、フリーの映像作家としてNHKやグループ現代での映画制作をつづける(本データはこ の書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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