歎異抄に聞く会(第11回)
平成31年5月25日(土)開催

(参加者5名+坊守+住職)

こんなプランでお話いたしました

● 念仏、『正信偈』(同朋奉讃式) 唱和

● 音読: 序文 〜 第10章 (毎回ご一緒に音読します)
                音読は、ゆっくりと散歩する気分で

● 第6章

 「親鸞は弟子一人(いちにん)ももたずそうろう」。念仏者はすべて阿弥陀仏の弟子なのです。みんな浄土を目指す旅仲間、御同行・御同朋です。

 親鸞聖人のもとには、多くの人が集まりましたが、そこには、世俗の師弟関係によく見られるような、主従関係、支配関係、権力関係というものは、ありませんでした。少なくとも、親鸞聖人ご自身の意識ではそうでした。

 親鸞聖人には、教祖的な立場で教団をつくろうという思いはなく、阿弥陀仏から頂いた喜びを分かち合いたいという思いから、人々に阿弥陀仏の教えを説かれました。

 ですが、そんな御同行・御同朋の精神を維持することは、なかなか難しいことで、すぐに自己中心的な思いに傾いていきます。親鸞聖人は、常に。そのことに気づいておられました。さて、私たちは、どうでしょうか…。

● 座談会: (お気楽に、なんでもお話しください)

● 次回のご案内: 第12回 6月29日(土)午後2時〜4時
         (第13回は、7月27日に予定しております。)

● 念仏 唱和