歎異抄に聞く会(第13回)
平成31年7月27日(土)開催

(参加者8名+坊守+住職)

こんなプランでお話いたしました

● 念仏、『正信偈』(同朋奉讃式) 唱和

● 音読: 序文 〜 第10章 (毎回ご一緒に音読します)
                音読は、ゆっくりと散歩する気分で

● 第8章

 この章は、「念仏は行者のために、非行・非善なり」という言葉ではじまります。念仏は、自力で励む修行でもなければ、自力で善の功徳を積むことでもない、という意味です。それなら、念仏とは、何なのか。念仏は、他力のはたらく姿です。

 「お念仏」の教えで、一番難しいのは「他力」です。「他力」というのは、阿弥陀如来の力、「本願力」のことです。「自力」を離れて、お念仏にまかせる。如来の本願力にまかせる。それが、他力信心の教えです。

 いわば、お念仏は、如来の本願力(名号)への共鳴です。自力を離れて、お念仏を称えるとき、私は、「他力」の働く場になる。如来とひとつになる。それが、「他力によって救われる」ということです。

● 座談会: (お気楽に、なんでもお話しください)

● 次回のご案内: 第14回 8月31日(土)午後2時〜4時
  (9月、10月は休み。第15回は、11月30日に予定しております。)

● 念仏 唱和