歎異抄に聞く会(第14回)
平成31年8月31日(土)開催

(参加者8名+坊守+住職)

こんなプランでお話いたしました

● 念仏、『正信偈』(同朋奉讃式) 唱和

● 音読: 序文 〜 第10章 (毎回ご一緒に音読します)
                音読は、ゆっくりと散歩する気分で

● 第10章

 前回は、第8章を読みましたから、順序から申しますと、今回は第9章のはずですが、第9章が長いのと、このあと休会が二ヶ月(9月・10月)続くこともあって、今回は、短い第10章を、先に読むことにいたします。

 第10章は、「師訓篇」(第1章〜第10章)の結びにあたります。ここにある、「念仏には無義をもって義とす」というのは、「念仏というのは、自力ではなくて、他力(阿弥陀仏の本願力)なのだ」という意味です。

 『歎異抄』は、親鸞聖人の「真の信心」(本願他力の信心)を伝えようとした書物です。真宗の教えの核心は、この「本願他力」にあるのです。ですが、この「はからい」を離れて「本願他力」を信じるということが、私たちには、大変難しいのですね。

 そこで今回は、そんな私たちの心(自力の宗教心)と、仏教(他力の教え)について、改めて、考えてみようと思います。

  ● 座談会: (お気楽に、なんでもお話しください)

● 次回のご案内: 第15回 11月30日(土)午後2時〜4時
  (9月、10月は休み。第16回は、12月28日に予定しております。)

● 念仏 唱和