歎異抄に聞く会 (第16回)
2019年12月21日(土)紫雲寺

(参加者7名+坊守+住職)

こんなプランでお話いたしました

● 念仏、『正信偈』(同朋奉讃式) 唱和

● 音読: 序文 〜 第10章 (毎回ご一緒に音読します)
                音読は、ゆっくりと散歩する気分で

● 今回は、これまでに読んできました「序文」から「第10章」までの全体を振り返って、もういちど、親鸞聖人のお言葉に、本願他力の真信(真の信心)を聞いていきたいと思います。

 親鸞聖人の教えの核は、「念仏も信心も、如来よりたまわりたるもの」というところにあります。念仏も信心も、阿弥陀如来の本願力(他力)によって、私たちにもたらされる(回向される)ものなのです。

 ですが、私たちには、「何を得るにも自分の努力が‘大事」という「自力」の思いしかありませんので、「他力」(如来の本願力)によって救われるという教えは、まことに分かりにくいのです。

 まずは、「分かる」ということより、「分からない」ということに気づくこと。「答え」を得ることより、「問い」を持つことです。「え、そうなの! なんでそうなるの?」というところから、聞く耳が育っていくのではないでしょうか。

● 座談会: (お気楽に、なんでもお話しください)

● 次回のご案内: 第17回 1月25日(土)午後2時〜4時
         (第18回は、2月29日に予定しております。)

● 念仏 唱和