歎異抄に聞く会 (第18回)
2020年2月29日(土)紫雲寺

(参加者4名+住職)

新型肺炎の影響で、お集まりはいまひとつでしたが
こんなプランでお話いたしました

● 念仏、『正信偈』(同朋奉讃式) 唱和

● 音読: 序文 〜 第10章 (毎回ご一緒に音読します)
                音読は、ゆっくりと散歩する気分で

● 浄土真宗は、「阿弥陀仏の本願(念仏)の力(他力)によって救われる」という教えです。『歎異抄』の第1章には、その浄土真宗の教えの核心が、繰り返し説かれています。今回は、その阿弥陀仏の「本願」を中心に、第1章を読んでまいりましょう。

 『仏説無量寿教』に説かれている「本願」のいわれは、私たち現代人には、御伽話のように聞こえるかもしれませんが、本当は、そうではありません。浄土の教えは、歴史上ただ一人の仏陀であるお釈迦様の生涯と教えをもとに、気付きを深めた物語なのです。

 阿弥陀仏の「本願」には、「浄土」と「念仏」の真実が明らかにされています。「浄土」は、「無我」の世界。「念仏」は、浄土へと続く「無我の道」です。蓮如上人が「仏法にては無我にてそうろう」とお示しのように、「無我」こそ仏法の核心です。

  ● 座談会: (お気楽に、なんでもお話しください)

● 次回のご案内: 第19回 4月25日(土)午後2時〜4時
  (3月は休みます。第20回は、5月30日に予定しております。)

● 念仏 唱和