歎異抄に聞く会(第5回)
平成30年8月25日(土)開催

(参加者11名+坊守+住職)

こんなプランでお話いたしました

● 念仏、『正信偈』(同朋奉讃式) 唱和

● 音読: 序文〜第10章 (毎回ご一緒に音読します)
        音読は、ゆっくりと散歩する気分で

● 第2章

 第2章には、晩年の親鸞聖人を東国から訪ねてきた何人かの人たちを前に、聖人の語られたお言葉がのせられています。
 「各々、十余ヶ国の境を越えて、身命を顧みずして、尋ね来らしめ給ふ御志、偏へに、往生極楽の道を問ひ訊かんがためなり」という言葉で、前置きも説明もなく始まっています。きわめて緊迫した厳粛な場の空気が感じられます。

(1)  なぜ彼らは、命がけで、はるばる十余ヶ国の境を越えて、親鸞聖人を訪ねてこなければならなかったのか。その背景を知って頂くために、今回は、まず、親鸞聖人の御生涯と、その時代背景について、簡単にお話いたします。

(2)  時間がゆるせば、「親鸞におきては」という最初の段落の終わりまで読もうと思います。第2章の内容は、親鸞聖人の信仰告白です。
 「親鸞におきては」とは、他人事でない、人はどうであれ、自分自身が救われていく道はこうなのだ、という言明です。この章の最後に「この上は、念仏を取りて信じ奉らんとも、また捨てんとも、面々の御計ひなり」とあるのと呼応しています。

● 座談会: (では、お茶でも飲みながら… 雑談でも…)

● 次回のご案内: 第6回 11月24日(土)午後2時〜4時
  (9月・10月はお休み。第7回 12月22日(土)午後2時〜4時)

● 念仏 唱和